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配当と資本準備金と株式数の関係について
資本金9800万、資本準備金10200万の会社で発行済み株式は20万株。 今期、配当金を資本金の3%相当額(294万円)を出すと決めました。 この場合、1株当たりの配当金額としては、294万円÷20万株=14.7円ということになるのでしょうか? 経営陣は配当は資本金の部分にだけ出すものだと言っているので、よくわかりません。 あくまで株式を所有している人に出すもので、資本金の部分にだけ出すものではなく、 準備金部分も含めて当社に出資してくれた人(=株主)に出すものだと思うのですが・・・。 教えて下さい。よろしくお願いいたします。
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- taka_s0121
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>1株当たりの計算としては・・・14.7円になるのでしょうか? はい、そのように計算されます。 あくまで、発行している株式として考えると、資本金の額の分だけになります。 そうなると、”株主”とは、『資本金を出資している人』を指しますので、配当(配分)に関しても、資本金を基準として考えます。 >準備金も含めて~ 資本金を出資して貰った際、資本準備金に半額を組み込んだりするなどして、準備金を増額させてますね。 準備金は、会社が赤字に転じた際、資本金から一気に(名目上)減少させるのではなく、準備金から減少させられるように、一種の緩衝材のような役割として作られているものです。 そうする事によって、株主から預かっている資本金を目減りさせないような手立てが、講じられている訳です。 ですから、資本金と違って、出資という形態を持たずに、配当時に配当額の10分の1を積み立てたりも可能です。 利益準備金、資本準備金は、利益が出た際に、全てを配当として出してしまわないように、会社内に留保して、次の資金繰りや設備投資に使う為にも、有効な役割を担っています。 会社の発展や設備投資など為に行う出資と、社内の安定化を目的として積み立てられる準備金とでは、目的が違う事になります。
- chupark
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>この場合、1株当たりの配当金額としては、294万円÷20万株=14.7円ということになるのでしょうか? 配当金額が294万円で発行済み株式が20万株であれば、この計算でよいと思います。 株主は、出資した対価として株式を取得しています。 出資された額を、会社が資本金として組み入れようが、準備金としようが、 株主はあくまで出資した対価として株式を取得しているはずです。 そしてその株式の数に応じて配当金が支払われるわけですから、何ら問題ないと思うのですが…。 株主は、全員が必ずしも同じ価額で株式を取得するとは限りませんよね? 株主は「出資した金額」ではなく、「保有している株式数」に応じて平等に扱われるわけです。 >経営陣は配当は資本金の部分にだけ出すものだと言っているので 厳密には、資本金の部分にだけ、というより株式の数だけと言うほうが正しいのではないでしょうか。