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発勁
発勁で相手に強い衝撃を与えたいのですがどの様な鍛練をすれば良いでしょうか?やはり足腰がしっかりして力の伝達が正しくなければ駄目でしょうか。
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大したことはできません。へっぽこです。それでも一応は「発勁」です。「発勁」とは、「北派中国武術らしい瞬発力の出し方」のことですからね。 それ程の武歴のお方なら、真面目にお答えしましょう。 合気道や和道流なら、発勁に非常に近い力を使っています。 北派全体を貫く基本の「発勁」を、私は「全質量を拳脚に乗せて爆発的に打てること」だと定義しています。 一般に空手は、順送りに身体を動かします。脚から膝、股関節、背中、肩、肘、手と。鞭のような力の伝達ですね。 このやり方は速度を得るのには非常によいのですが、結局のところ使えるのは前腕の質量だけになります。 これに比べ、黒田鉄山先生も仰るように、身体を同時に一拍子で動かすと、全身の質量を活かすことができます。速度が得にくいのが欠点ですが、ためを作ったり、急停止したり、沈身したりすることで、速度を作り出します。ここは、門派による工夫の大きいところです。 和道流は柔術の要素が多いと思うので、このタイミングの遅れが、他の流派の空手よりも少ないのではないかと、私は考えています。 合気道の「呼吸力」は、「発勁」と非常に重なる部分があると考えています。 鍛練の方法は、把式が基本になります。把式から把式への、切れ目のない移動を通して勁を発生させます。 だから、受ける側としては、その突きを途中で遮り、相手に返してしまうことが難しくなります。 合気道の方なら、お分かりいただけるでしょう。 詳細は、やはり入門していただく外はありません。 もう少し言えば、単に身体の全質量をいかすだけでは無く、脱力して重力の反作用を推進力に変えます。また、脱力した身体が生み出す「受動筋力」も使います。この辺りの説明は厄介になるので、今は略します。 基本的な原理は共通するとは言え、合気は合気、空手は空手、北派は北派です。細かな差違はあります。 ただ、質問者さんの経歴だと、学べば短期間に、それなりの「発勁」が体現できるはずです。 興味がお有りなら、オープンな団体で見学されることをお勧めします。 おまけに。 少し問題のある表現になりますが、実力のある人ならば、「発勁」の感覚を、入門しないでも摑む方法は、本当はあります。 それは、武器です。特に杖です。杖で突くことです。 発勁の根本は、武器術にあると考えています。それを素手に応用しただけです。 杖で突いて、「ビン」としなるような、震えるような感覚があればいいと思います 参考にでもなれば幸いです。
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- kure-yuku
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足腰がしっかりしているのは当然です。力の伝達も、もちろん正しくなければなりません。 鍛練方法は、入門して習うことになります。 前の頁にも同じ質問がありますが、読みましたか? 武術・格闘技の経験はありますか?年齢は? 相手の理解力によって、答も変わります。 門派によって発勁の方法も異なります。詳細は、やはり先生に教えていただくしかありません。 私がお答えできるのは、一般論に限ります。 補足の内容によっては、いくらかお答えしましょう、。
お礼
回答有り難う御座います。武術歴は合気道10年に和道流空手5年です。最近中国武術に興味を持ち発勁について質問してみたのですが、回答者様は余程の発勁が出来るのでしょうね。
- advanced7
- ベストアンサー率9% (52/551)
コミックの、押す、空手部、 を読む。 爆裂、発勁。
お礼
押忍空手部なら拳児の方がまだましですよ!
お礼
二回のご回答有り難う御座います。やはり自分が思っていた程簡単に出来る技術ではないですね。独自に鍛練しても悪い癖がつくかもしれませんし、道場に通う事を真剣に考えようと思います。ご丁寧な回答に感謝致します。