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部品加工の精度について
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2カ所有るφ20の同軸度をうたっていないのは致命的です。 解る業者は暗黙の了解で理解してくれますが、そうでない場合は図面の通りでしか作ってくれません。 同軸度が必要なら当然入れるべきです。 片方のφ20を基準にして反対側を同軸度φ0、05言ったところでしょうか? しかし、φ20 0/0.1もかなり荒いですね。回転精度を求めるなら最低でも0/ 0.05。場合によっては0/ 0.021位は必要です。もっとも使用目的によりますが、回転数が高いほど穴径は小さい方がいいです。 もっとも穴径のレンジを0、021にした時点で同軸度はφ0.01が妥当でしょうね。
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- 一円(@ichien2)
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こんにちは。 既に3番の方が的確な回答をしていますが、もう一言。 こういう場合には 1.いずれかの長辺を削り加工とし、 2.穴までの寸法を例えば、50±0.02 とでも記しておけば、加工する側もちゃんと同心で出してきます。 とにかくこの図面では20+0.1の穴が両側に開いていれば良いとしか解釈できません。 上記の1の工程を省くにはロングの刃物を数種類用意して1発で仕上げてしまうしかないでしょう。穴ピッチがかなりあるので、これも無駄な時間が掛かりそうです。加工数量と使用する機械の兼ね合い次第でしょう(横型のマシニングセンターならこれで良いのではないでしょうか)。
お礼
有難うございます。加工業者にもよりますが、結論的には図面の品質が良くないと理解しております。こちらの望むべき精度は、図面にしっかりと記入しなければと改めて反省しております。1発で加工がコストが掛かるとなれば、もう少し考え方を変えて、本当に通し穴が必要なのかも再確認します。例えば、軸を両端で支えて通さない(軸を分割するなど) 今回の件は、色々と勉強になりました。 大変有難うございました
- ae-1sp
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- ae-1sp
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>図面で表現するのもなかなか難しいです。 表記方法は以下の通り。 見えるかな???
鋳造ではどうしてもひずみが生じます。そういったひずみが起こりにくい形状にすることも重要です。 ひずみは大抵ベースの広い面が反ったり、軸受け部分が中央へ倒れたりするので、木型のときは正確でも製品になると軸があわないことは想像がつきます。 2つ考え方があって、ひずんでも後加工で精度を出す、または、ひずみの少ない形状で鋳造することがあります。 軸受け部分に三角リブを対象的につける。あるいはベースの軸線に平行に2本ビードを乗せる(底を凹にして)などのアイデアが考えられます。
お礼
大変ご丁寧に有難うございます。部品形状にも加工の精度が影響されるのですね。形状の見直しも必要と理解しました。御礼が遅れて申し訳ありません
- DIooggooID
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この図面上で、・・・ φ20 の位置を 明確に示していますか? さっ、と見た限り φ20 の位値が示されていないように思えます。
補足
φ20の位置は出していますよ。下から45、側面から60のところですが・・・ 素材寸法は省いていますのでご了承下さい。 φ20は+0.1~0の許容寸法を指示しています。加工粗さは25Zです
お礼
大変ご丁寧に有難うございます。同軸度を入れないとやはり無理ですか?図面で表現するのもなかなか難しいです。やはり先方の加工能力も知識的には必要でしょうが、基本的に図面の品質を向上させていかないと、やはり、こちらの思ったようには加工していただけないようですね。勉強になりました。