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薄肉の内径加工について
- 旋盤の初心者が薄肉の内径加工について心配しています。加工依頼が来た際の加工方法や加工精度について教えてください。
- 焼結合金で作られた素材の外径と内径、全長について説明があります。完成品の仕様に関しても確認しています。
- また、量産品として1日500個加工する場合に2台のNCを使用することが可能かどうかも教えてほしいです。
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素材の素性が判らないので、 材質的な加工の難易度については何とも言えませんが、 取り代が少ないので、精度が出るかどうかは 素材の出来次第というところだと思います. 偏心でもあろうものなら、 精度を出すのはかなり難しい作業になるでしょう. 2台なら、数的には何とか行くんじゃないですかね. 8時間稼動として1個57秒くらいの計算ですから.
回答 1)さんの言う様に 0.4mmの取代は研削加工の方が合っていると考える 単純形状ならベアリングの製造工程が参考になる どうしても旋削でと言うなら ある程度の前提条件を満たさなければ 生産効率は極端に落ちる 素材の両端面と内径の歪みを含む精度が外径の取代を超えないなら 1.主軸側にプレートの治具を取り付け、押しコップで両端面を挟み込み外径加工 2.外径コレットチャックで内径加工 端面の加工がある場合は 先に横か立の両頭研削盤で長さと平行を決めておく 平行さえ出ていれば押コップの圧も高く設定できる。 ドライビングセンタ(鬼爪)も可能だが傷も付くし 精度的にどうか? ※余談だがベアリングは仕上に関しては殆どセンターレスの加工です 内径もシューとマグネットを使います。 簡単では無いが、 コレットチャックが用意出来るならそれ程 心配しなくても良いと思う 問題は大径のコレットチャック 購入するには躊躇う様な価格です。 扇爪でもどうにか出来そうだが・・・・・ 小径なら http://www.masumoto-ss.co.jp/ もありですが。 新品の油圧チャックの保証値は確か 0.02(繰返し精度)です きっちりと生爪を成形すれば 実際は 0.01 程度かな? 量産となると厳しいように感じます。 MCなどのコレットチャックを参考に自作するか・・・? 高精度のエアーチャックやダイヤフラムチャックも候補かも知れない。 http://www.teikoku-chuck.com/japanese/fra_j.htm 昔、割を入れたクランプ治具(放電電極用)を設計した事があるが その時はφ20 用でしたね。 応用すれば 0.01以内 位の精度で可能のはずです。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 ベアリング工程大変参考になりました。 外径センタレスを知人の会社に依頼することは出来るのですが、その後内径を NC旋盤で加工するとしてもやはり難しいのでしょうか? 肉厚4ミリの製品をつかんで内径の精度と同軸度が交差内に収まるのか分かりません。しかも量産品ですのである程度安定してほしいのですが・・・。
揚げ足をとるようで恐縮ですが, 素材:内径42、4ミリから,完成品:内径42±0,01を作るのは 切削加工では無理のように思いますが・・・・ 如何でしょうか。 焼結合金(やわらかい)についてもう少し状況収集なさっているでしょうか。 公開できる内容であれば,具体的に示された方が的確なコメントがつくよう に思います。
補足
すみませんでした、素材内径が42、0で完成品は42、4±0,01の 間違いでした。 あと焼結合金の加工は私も初めてで、確認したところ相手先の方がおっしゃられていたのは、別に硬いものではなく削りやすいですよとのことでした。 間違いと情報不足で申し訳ありません。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 やはり素材の完成精度なども重要になってきますよね、もう一度調べてみます。