reception は加算,不可算の両方があります。reception = 受け取ること という意味の意味では不可算です。文例は the reception of food など。ホテルなどの受付の意味で reception ととくに英国で言いますが、これは不可算です。reception desk といえば加算です。
加算の意味での文例は a warm/cold reception (扱い)、they gave a reception (歓迎会), a wedding reception (披露宴) など。
何故かと聞かれてもそういう習慣としか言いようがありません。furniture, equipment なども不可算です。日本人に分かりにくい不可算名詞として記憶していくしかありません。
entrance も加算,不可算の両方があります。入ること という意味では不可算です。入り口という意味では加算です。kitchen は可算です。
質問者
お礼
なるほど。
reception deskの場合、受付の机がくっきりイメージできます。
よって加算名詞になることも理解できます。
receptionを受付として使った場合、単品ではくっきりとしたイメージまで到達していないんですね。
つまり...
どうしても可算名詞で受付を利用する場合は、以下の例文になるわけですね。
Please doposit room keys in the box at the reception desk
ありがとうございました。
1)不可算名詞の場合、固有名詞、物質名詞、抽象名詞、集合名詞と分類すると思いますが、この場合は、「本来普通名詞であるのに、無冠詞になる場合」として整理すべきと思います。辞書に[U]が出ていても、それがただちに固有名詞、物質名詞、抽象名詞、集合名詞を意味するわけではありません。
2)go to school, work from home, stay after class などは無冠詞ですが、それは「機能」を考えているからだと説明されるのが普通で、私もそれで納得しています。home というのは、家族が居て、生活の諸相が機能している空間のことで、物理的な輪郭はぼやけてしまいます。ですから a や the をつけるのが憚られるのでしょう。
3)お尋ねの reception もこのカテゴリーだと思います。受付で行われるさまざまな機能を包含した空間としてとらえているからです。
A: I'll meet you at the entrance.
B: I'll meet you at reception.
Aで、the を抜きますと、ぼんやりしてイメージが湧きません。やはり入り口は、物理的な空間の性質が強いのでしょう。逆にBで、at the reception としますと、何かの歓迎会のような感じに聞こえると思います。go to the school と似た感じで、「えっ、どこの学校?」と聞きたくなります。
4)>この先、他の単語で加算・不加算について引っ掛かった場合、どのように解決していますか?
●日本人なら誰しも悩む問題です。1つ1つ加算・不加算の用例を習得して、カテゴリーとして整理し、【センス】を培うことです。注意すべきは、
ア)ネイティブでも、冠詞については意見が分かれる場合がある
イ)複数の可能性が許容される場合がある
ウ)複数の可能性が許容されるが意味が違ってくる場合がある
という原則(?)をしっかり押さえておくことです。
5)冠詞学習は、演繹的にはとてもいきません。最後は帰納的に学習するしかないです。つまり usage として処理するよりありません。この動詞はなぜ動名詞をとり、to不定詞をとらないのか、といったのと同じ問題です。理屈をつけても、大体屁理屈になりがちです。
entrance や kitchen は家というものには付き物です。そして、それらは建物の一部であったり、家というものの一部であったりします。
at reception は日本語では 「受付に」 とか 「受付で」 となりますが、「受付」 という看板が下がっていたり、そこに担当者がいるかもしれませんが、「受付 (reception)」 とは来客を迎えることである、という意識が英語にはあるのではないかと思います。だからモノとしての感覚が薄い。モノとして意識する場合には、受付係 (receptionist) とかホテルのフロント (reception desk) とか、具体的なものをイメージするのかもしれない。
以上は私の頭の中での想像ですが、at reception の場合は、at という前置詞を用いて、迎えに出ている人がいたり、来訪者がその前に立つデスクがある場所を表しており、「受付ける」 という概念をそのまま目的語にもってきたものではないかとも想像します。reception = the reception counter という意識でいるのかもしれません。
あるいはまた、多分に慣用的な要素もあるのかもしれません。英語で 「彼は家にいる」 というのを He is at his home といわずに He is at home で済ませてしまう方が一般的な表現になっているように、at reception も慣用的な表現になっているのではなかろうかという気もします。
質問2. については、学校を卒業してからはテストもないし、英語を使う機会もないので、個人的には 「解決」 する必要が生じないので、答える資格がない者ですが、必要があれば辞書を引くくらいのことはするかもしれないとは思います。
お礼
なるほど。 reception deskの場合、受付の机がくっきりイメージできます。 よって加算名詞になることも理解できます。 receptionを受付として使った場合、単品ではくっきりとしたイメージまで到達していないんですね。 つまり... どうしても可算名詞で受付を利用する場合は、以下の例文になるわけですね。 Please doposit room keys in the box at the reception desk ありがとうございました。