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「ソニー」は一体どうなってしまうのでしょうか?
昨日、報道発表がありました。ソニーの命である「トリニトロンのブラウン管」の国内製造中止、これに伴うリストラ5万人。はたまた、液晶部門の開発遅れによる韓国のサムスン電子との合弁企業の設立。 もう「ソニーはソニーで無くなってしまったのか」という気がします。 国内の企業からは相手国と合弁するという「売れるならばなりふり構わず」というソニーの企業体質にブーイング殺到と聞いています。 「ソニー」は一体どうなってしまうのでしょうか?
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ゲーム会社、コンテンツ会社になりたかったのでしょう。 今までのペースでAV機器が売れていれば…。 ・ブラウン管に依存しすぎて、性能的にろくな薄型テレビを出さない (パネルは全部他社で、韓国LG製などもある) ・デジタルハイビジョンテレビを出したのに、最初はハイビジョンビデオに録画する機能が無かった ・というかデジタルハイビジョンビデオを出さなかった (スカパー用途のデジタルビデオならビクターで作らせたことがある) ・言い出しっぺの割にベータも8ミリもやめたがっている。 ・と言いつつまた他社とほとんど協調しないメモリースティックやらマイクロDVを発売。 ・高い上に使えないブルーレイ録画機にうつつを抜かして売れ筋のDVDレコーダーは他社のOEMでごまかしていた。 ・テレビ録画、編集以上の提案が無く他社にすぐ追いつかれたVAIO。 しかもDVD録画機能はこれまた家電ではドマイナーな規格対応。 ・起死回生のPSXはHDD容量以外は機能的にどうにもならない性能 (デジタル放送時代をまるで見越してない) 本来ソニーを買うであろうマニア層は既に東芝直行。 ・で、相変わらずの故障率の高さ。 ここ数年でまともな商品はコクーンくらい。 やることなすこと中途半端でかつてのカリスマ性がありません。 まず経営者の解雇が先では…。
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- mokonoko
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質問者さんへ、本来議論は避けるべき場ですがちょっとだけお許し下さい。 > No.2さんに代表される方たちは、もしあの会社の社員や関係者なら、例えば以下をどう思われるのでしょうね。 どうも思いません。 自分は(ある意味)ソニーですら頭の上がらないような会社に勤めています(した)が、 そんな会社でも似たような話はあります。 むしろそれに加えて日本の悪しき慣習に浸ったどす黒いものを(伝聞ではなく) 目の当たりにしているだけに、一瞬は憎悪以上の感情が沸き起こったものです。 それでもこの会社は致命的な部分を抱えながらここ数年飛躍的に業績を上げています。 要は結果がすべてです。 組織がどうこう、技術がどうこう、特許がどうこう言っても上手いことやれば万事OKです。 未確認情報を信じるも信じないも自由ですが、実体験として ヤバイ部分を感じている(きた)自分でもそんなに問題無いと考えています。 「本当に」ソニーが問題無いかと問われればそれは「分からない」です。 ただ、自分がソニー勤めているとしても同じ意見だろうなぁ、という印象です。 知り合いでも辞めたと言う人もいますし、まだ勤めていると言う人もいます。 それも踏まえての意見です。 現に今回の報道で株価は下げ基調かというとそうでも無いです。 株価が裏付けになるかは別ですが、判断基準の一つにはなると思います。
お礼
「企業30年論」という本を読んだことがありますが、それ以上のサイクルで活動している会社も沢山あります。 企業とは手段系では「人を雇う」、結果系では「税金を収める」、国はその生み出された資金で「国を豊かにする」ことだと思っています。 倒産してしまえば「みんなが不幸」になります。そうならないように企業努力しますが、行き詰まった「日本」は海外の労働力に頼らざるを得なくなった点が、「バランスを崩し」「生き延びるために手段を選ばない」のでしょう。 違った意味で「株主は鋭い」ですね。
投資アナリストです。 あそこは変テコな会社ですねー。 社員の名刺には、ソリューションだの、ネットワークだの、コミュニケーションだの、データーだの、カンパニーだの、コーポレートだの、刷り込んであるカタカナだらけの所属名だけでズラズラ3行分もあり、しかも別部門の所属名もカタカナの配列を変えただけという印象。 そのうえ、組織を頻繁に(本当に頻繁に)変更し、所属名も頻繁に変わるから、名刺印刷が間に合わず、かっての同僚らはボールペンで今の名刺の所属名を線引きで消して自分で新所属名を書き込んで客に渡してました。 組織を頻繁に(本当に頻繁に)変更すると場所も頻繁に変わるから(同じ課内でもブースの入れかえがある。しかもたびたび)、多くの者はブースの片隅にダンボール箱に自分の書類持ち物を入れて積んだまま。いつまた場所の移動が発令されるか。落ち着いて仕事できない。士気が揚がるわけがない。 目に見えないが厳然たる学閥(某私大卒)が存在するのは社員の誰も経験している常識。(やっかみと思われないように云っとくと、自分もこの某私大卒)もっとも社員の圧倒的多くはブランド名尊崇教信者だから大企業病の慢性患者、このブランドの傘の下に居る心地よさで、こんな隠れた学閥や、閨閥(これは世間一般に見えてるから皆さんも知ってるでしょ)は意に介していないけど。 中から見てると、学歴無用論は学力無用論か?と勘違いすることもショッチュウ。「矛盾」を「無順」、「若干」を「弱感」と書く(本当にあった)ような上役が居たら周囲は困りますよね。同じ類のオカシナ話しは他にも多々ある。あそこの多くの社員と接触したことがある人なら「そういえば!」とニヤリとする経験、きっとあったでしょう。 外から見てるのと、中で体験した結果とは大違いの虚像でしたね。作家と称する要するにチョーチンの雑文書きがチョーチン出版社と組んでチョーチン本「ソニーの大改革なんたらかんたら」を出したり、マスコミがチョーチン記事やチョーチン番組で虚像を見抜けず上っ面だけもてはやす。広告予算だけでも膨大だから、テレビも新聞も雑誌も、大スポンサーには本気で悪口書けないよね。 こいつら、「社会の木鐸」、なんて気取っているが、「会社の提灯」、なんだよね、正味の話は。 (なお波風が立つとうるさいから、以下『と聞いた。未確認』であります。) あそこはアマチュアの集合体で(開発も、設計も、特許も、管理も、企画も)、尤も開発には時にキラ星が居ても、これが一匹狼の独立プロ。日電や富士通のようにプロが何人も協働した大型プロジェクトを、確固たる長期計画下で計画的に推進する、といった芸当はあの会社では夢のまた夢、と聞いた。未確認。 商品開発の長期戦略のグランドデザインが描けない、描けるものが居ないし、上級管理職(統括部長以上の)には閃きのある者は少なく、たまに出現しても実は一言居士だったりして、市場や現場から完全に浮いた奇天烈な策定を打出すが、思いつきだから現場は混乱、ついで丁重に祭りあげ(要するに無視)、大本営発表はかくて朝令暮改で程なく雲散霧消し、くだんの一言居士はいつの間にやら消えており(これは、あり)、空には紅の豚がとびかっている?(これは、なし)と聞いた。未確認。 No.2さんに代表される方たちは、もしあの会社の社員や関係者なら、例えば以下をどう思われるのでしょうね。 なぜ、御殿山ではじまったNACS が、2度も実質、失敗したか、ミニ船頭達が多く、しかも、まとまらんで、本当にヤマに登っちまった、というのが真相(ひたかくし)、と聞いた。未確認。 No.2さんは非接触ICで他社に優位と仰るが、カードでは、スイカや東南アジアでたしかにフェリカは採用になってるけど、昔からあれだけ多額の開発費を投入したのに、成果はシステムやビジネスモデルがらみばかりで、肝心の石(IC)や巣(アンテナ)の基本技術はなぜ他社に抑えられるハメになったのか?、また非接触タグではAVレンタル最大手の○タヤの運営システムがなぜあんなことになったのか、との疑問があると聞いた。未確認。 特許部(知財部)にしても、お粗末な実務経験しかなく、誰が見ても役者不足の者が、ただアメリカ弁護士資格があるというだけで幹部になれると聞いた。未確認。もっとも知財センター長が○井○吉から○村○秀に替わる(明日1日から)から、特許部は今後少しは改善されるかも。(いや知財の統括課長連中が例外なく凡庸だから、こいつらを全部入れかえないとダメとの意見が若手にあると聞いた。未確認) そんなことよりも一大事は、開発でしょう。大型で製品寿命が長く需要も長期にわたり期待できる、そんな大型案件がいま皆無に近いと元同僚から聞きました。いまからテーマを見つけて仕込んだとしても、成功しても早くて数年先、でも成功の確証など勿論ないから、投資筋の夢も希望も薄らいでいる。 以上、いずれも未確認の情報を列挙。これ以外にも詳細な話がクサる程あるが、省略。自分は伝聞した上記を、根も葉もないデマ話と信じたいのであります。よって真相を知る現役の当事者さんの快刀乱麻の回答があるかもしれません。あそこは社員の出入りが激しく、例えば以前、設計センターか何かの派遣だったのが中途採用で社員になったというのも居ると聞きました(ニヤリ)。 以上を踏まえて、質問者さんへの回答の結論ですが、上記などが、まことしやかに話されている現状が、万万万一、事実とすれば、このままだとあの会社はジリ貧でしょう。 自分は企業分析に携わっており、その立場から見ても、対症療法しかない。 いまあの会社が液晶や半導体分野で打ち始めた手、すなわちJVで他社の技術開発力や生産技術力にオンブし、自社のリソースは最早アテにしないという方針(これは正しい選択だ)を更に進めて、技術も部品もぜーんぶ外部調達して、最終商品化だけやり(要するにソニーのマークだけを付ける)、ソニーブランドだけで売る。 商事会社みたいになるのです。一部の商品がもう、これになってます。 当然、開発部隊も特許部隊も激烈なリストラをやって、大企業病の30代、40代の中堅どころ(所謂インフレ世代)を敢然と徹底整理し(50代はもともと管理職定年があるから)、そのあと、開発の精鋭を内外(特に外国)から中途調達する。いまのインフレ世代社員を総入れ替えするほどの意気込みを示してくれると、技術の未来にも展望が見えて投資筋も信用して反応してくれるのですが。 いまだと本当に、好材料がないんですよねー(困った)。
お礼
長文に亘るご意見ありがとうございます。 実態とすれば「問題だらけ」ですね。
- mokonoko
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> 生き残りを掛けた今回の戦術が、誰のために、何のために役立っているのか問われていると思いますが… 「経営方針説明会」での席上なので、まずは業務改善による高収益性をとる 戦略を具体的に示しています。 過去の技術は規模縮小、部品調達能力を上げる。 そういった他社でも当たり前のようにやっている経営改善をソニーも やり始めたということだけだと思います。 誰のためにと言われれば、投資家でしょう。そういう発表の場ですし。 役に立つという解釈は色々あると思いますが、少なくともトリニトロンを 製造中止するわけでもないですし、液晶も調達先をLGや日立等とバラバラ だったのを1社に集約するだけで目に見えてユーザーに不利益と思える 部分はあまりなかったと思います。
お礼
回答有難うございます。
- mokonoko
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どうなるかというと、特にどうなるとか言った問題は無いと思います。 今回の報道の中でも、トリニトロンは薄型ならぬ厚型ディスプレイの需要低下で、 人件費の高い日本で生産を続ける必要性が無いと思います。 カセットテープのウォークマンだって国内生産を続ける必要はありません。 リストラは他社より遅れただけでリストラ規模は事業規模と比べれば大差ないです。 (とはいえ、遅れたことが減益に繋がったわけですが) サムソンとの合弁は製造部門の共用によるコスト削減が狙いなので、 画質面でオリジナリティを出すはずです。 べガエンジンはトリニトロン技術に継ぐ新しい映像技術とも考えられます。 ソニーがソニーたらしめているのは独自性によるところが多いわけで、 その独自性が受け入れられたり、そうでなかったりするのでしょう。 DVD+RW/Rが独自規格という意見もありますが、PC分野ではシェアが拡大してますし、 DVD-Rに継ぐ互換性維持しながらドライブの高速化やメディア単価の安さ、 他規格との共存性など、優位な点もあります。 他にもソニーにはCCD画素向上技術や非接触ICカード等、他社よりも 優位にある技術分野はまだまだあります。 要はソニーに何を求めるかによって考え方が変わると思います。 ・売れなくても独自の尖った技術を追求して欲しいのか ・売れるために他社の技術に追従して欲しいのか それを考えるだけもソニーがどうなるのか、どうなって欲しいのか思い描けるのではないでしょうか。
お礼
ご意見有難うございます。 生き残りを掛けた今回の戦術が、誰のために、何のために役立っているのか問われていると思いますが…
お礼
うーん、鋭い。辛口の批評だけど消費者に迷惑を掛けてきたのは事実ですよね。有難うございます。 追伸:私の友人なんかご存知かなぁ、ソニーの「L(エル)カセット」を買って2~3年後にはメーカーの都合でテープを作るのを止めちゃいました。それ以降、友達は「アンチソニー」です。