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バロック音楽における和声と対位法の学習について
趣味(独学)でチェンバロを弾いている者です。 通奏低音を学びたいと考えているのですが、 学習を始める前に和声と対位法をあらかじめ勉強しておく必要があると聞きました。 しかし、音大受験で習うような広範囲ではなく、初歩レベルで良いらしいのですが、 具体的にはどの範囲まで学習を進めれば良いのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示の程宜しくお願い致します。
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追加しておきます。 amazonでは他にも通奏低音の本が扱われていますね。 内容の良し悪しは判りませんが1冊持っていると役には立つと思いますよ。 和声の勉強は4声体の課題、特にバス課題をマスターできる程度までは必要です。 実際に楽器を使いながらの練習をおすすめします。 通奏低音って究極的には「知識」ではなく「聴力」だと思っています。
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- tattom55
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tattom55です。 そう、この本です。在庫切れとは残念です。 AMAZONで調べたら中古で5万と15万という2冊がありました。 ゲゲッ、何かの間違いじゃないの?って感じ。 普通の古本屋や図書館で見つかるといいですね。 誤解されないように一つ書き加えます。 対位法の勉強は、和声から通奏低音を勉強する場合には あとからでも遅くはない、という意味で、 勉強は必要ないというワケではありませんよ。 通奏低音奏者としてはカノンやフーガについての勉強は必須です。 ただ、与えられた主題で4声フーガを作れなくても大丈夫っていうことです。 お持ちのテレマンとバッハで相当勉強できますね。 どうして右手にこの音があるのかということを 和声数字の解釈を含めて確認したら、 次は自分なりの弾き易さや音域を考えながら 自分版の楽譜を作ってみてください。 和声の数字そのものはそんなに難しいものじゃないので 慣れてきたらその場で即興的に右手を決めていくことに挑戦してくださいね。 じっくり取り組んでください!
お礼
回答ありがとうございます。 それから返事が遅くなってしまい申し訳ありませんm(_ _)m Amazonで中古が出ていますが、この金額は手が出ないですね。 古本屋さんを当たってみようと思います。 実は対位法については昔少し勉強したことがあって、 二声対位法なら理解は出来ます。 それ以上については、例えばフーガやカノンについては追々三声以上の対位法について勉強したいと思います。 道のりは長いですが、腰を据えてじっくり取り組みたいと思います。 ありがとうございました。
- tattom55
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和声の知識は絶対に必要だけど、対位法については実際の曲に当たりながらで大丈夫だと思うよ。 で、和声学の勉強なんだけど、最初から通奏低音の教科書を使ってしまうことをオススメします。全音楽譜だったと記憶してるけど、翻訳ものの通奏低音の教科書が出版されているはずです。(実家に置いてあるので詳細不明でゴメン) 和声学の本だと和声記号が著者によって違うことがあり、通奏低音の和声数字にもう一度変換しなくてはならなくなる場合もあるので、最初から通奏低音の本を使った方が便利です。 その上で問題が生じたら和声や対位法の本を参照すればいいと思います。 もう一つ実際的な方法があるのでこれもオススメしておきます。 国内版で簡単に手に入る例で言えば、バッハやヘンデルのヴァイオリンソナタ類の楽譜を買ってしまうことです。ただし買う前にチェンバロパートに和声数字が書かれてある楽譜であることを確認すること! その他にもバッハのブランデンブルク協奏曲や組曲やヘンデルの合奏協奏曲などのスコアで通奏低音のリアリゼイションが施されてあるものが役に立ちます。大作曲家がどんな旋律にどんな和声を与えているかが一目瞭然でとてもとても勉強になるよ。 以上、オレが体験したことしかオススメしていませんので安心してください。
お礼
早速ご返答を頂きありがとうございます。 >対位法については実際の曲に当たりながらで大丈夫 とりあえずは対位法については事前に勉強はしなくても大丈夫そうですね。 >全音楽譜だったと記憶してるけど、翻訳ものの通奏低音の教科書が出版されているはずです。 少し調べてみたのですが、この本でしょうか。 http://www.zen-on.co.jp/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=15225 現在は品切れなので、中古を当たるか再版を待つしかないようですね。 >和声学の本だと和声記号が著者によって違う 実はこの辺が不安でテキストを買うのを躊躇していました。 初めから通奏低音の学習に入った方が良さそうですね。 >もう一つ実際的な方法があるのでこれもオススメしておきます 我が家にたまたまテレマンのリコーダー・ソナタやバッハのフルート・ソナタの楽譜(但し輸入版)がありました。 和声数字はきちんとついているようなので、まずはこちらを活用してみます。 ご教授下さりありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 いろいろ本を探してみますね。