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モチベーションとテンションの今風使い方とは?
- 過去から現在に至るまで、「テンションが上がる」と「モチベーションが上がる」という表現が広まっていますが、その意味について疑問があります。中学や高校で学んだ意味とは異なり、新しい日本語の使い方なのか気になっています。
- 特にタレントやDJなどの人々がよく使用しているため、それぞれの言葉には英熟語が基になっているのではないかと考えています。また、お年寄りが理解しやすい言葉に置き換えるとしたらどのような表現になるのでしょうか?
- 情報が豊富な現代において、言葉の使い方や意味も変化していることは珍しいことではありません。そのため、若者言葉や流行語などを把握することは社会的なコミュニケーションで役立つことです。
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緊張、意欲ともに高い低いと評価することばなので変化を表す言葉が上がる下がるであってもおかしくはないと思います。気持ちでなく、力学的な意味の緊張もあげるさげるを使います。 「テンション」は日本語と英語では意味が違います。英語では本来の「緊張感が高まる」という意味で「tension increases」を用いますが、日本語では「盛り上がる」という意味で「テンションがあがる」という言葉を使います。これは音楽用語のテンション(コード)が関係しているかと思います。ミュージシャンが場を盛り上げるためにテンションコードを用いて「盛りあげる」と「テンションあげる」を掛けて使用した言葉が語源とされる説があります。 「モチベーション」はそのままの意味、動機付け、意欲、やる気でよいかと思います。 「モチベーションを保つ、維持する」などの用例もあてはまるかと思います。
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- ucok
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結論から言うと、「テンション(tension)=緊張」「モチベーション(motivation)=動機付け」という解釈でいいと思いますし、今の日本語での使われ方と、今の英語での使われ方は、矛盾はしないと思うのです。 さて、今の日本語の「テンション」は“良い意味での緊張感”とほぼ同義語であるように感じます。例えば何もすることがなくてだらけてしまっている時にシャキッとしたくて、「何かテンション(緊張感)の上がる話はない?」などと言ったりするのではないでしょうか。 「盛り上げる」という意味だというご回答があり、そのとおりだと思いますが、これも「浮かれ騒ぐ」というよりは、参加者が「覚醒した状態になる」つまり「緊張感が高まった状態になる」のを指しています。 そして英語でも例えば、優れたミュージシャンが集まってスタジオでジャム・セッションをしたらスタジオいっぱいに緊張感が広がって刺激的だったという様子を表すのに「There was a lot of tension in the room.」などと言ったりします。 一方で、今の日本語の「モチベーション」はご回答にもあるように“やる気”とほぼ同義語であるように感じます。例えば、仕事をしなければいけないのは決まっているのに、どうにもやる気が起きない時に、「さあ、モチベーションを上げていこう!」と自分を奮い立たせたり、「ああ、モチベーションが上がんないなあ。この仕事、どこが面白いの?」と言ったりするのだと思います。 同様に英語でも、例えば、とある映画をまったく見る気がなかったのに、誰かにその面白さを教えてもらったら見る気がわいた時などに「After listening to what she said, I was motivated to see the movie.」などと言います。 まあ、だったら、日本語ではカタカナではなく「緊張感」と「やる気」でいいではないかという気もいたしますが。
お礼
回答ありがとうございます。 There was a lot of tension という表現があるのですね。モチベーションは「やる気」と解釈すると、理解しやすいです。
日本人の使うテンションはだれが使い始めたか知りませんが、和製英語です。 おっしゃるとおり"tension"は「緊張」「張力」とか、音楽特に現代音楽(クラシック・ジャズとも)で落ち着いた和音の一部を変えて、不協和音的な音を出す一部の構成音のことを言います。 私もこの「テンション」と日本人が使うたびに気になって嫌な言葉でした。その意味するところは「調子に乗ってべらべらしゃべりまくる」とか「相手との受け答えがすぐさまできる」とか「調子が出てくる」とか「盛り上がっている」状態のようです。 そのような意味ですと、"be in the swing of things"とか"get into the swing of things"とか"(主語は「会とか選挙」など)be in the full swing"などは見たことはあります。もっとおとなしい言い方では"be in high spirits"などもあります。 今は使うのが許されているか知れませんが、俗語的な語に"be high"「気分が高揚した状態」などはありますが、日本人が使っていいかどうか分かりません。昔、アメリカのグループ歌手がこの言葉を歌詞の中に入れて歌うなとTV当局に言われていたのにTVで歌ったため、それからTVには出てこなくなった?というような話しを聞いたことがあります。 この「テンションが高い」というのは"be high"が一番近いかもしれません。これはドラッグをやって気分が高揚した状態です。おそらく「テンションが高い」が「ハイテンション」から来て、この「ハイ」が"be high"から来たのかもしれません。芸能界では結構ある薬物が流行していた時期もありましたから。これはあくまで推測です。悪しからず。 「モチベーション」は"motivation"のことで「次の行動・言動へうつる原動力となるもの」で「動機付け」と訳されています。日本語ではモチーフ(仏語源?)とも言います。
お礼
回答ありがとうございます。 「ハイテンション」という言葉もありましたね。なるほど、be highのハイが加わって、さらに、そのハイの部分が「上がる」と日本語表現されるようになったのかもしれませんね。薬物が関係しているとは、想像できませんでした。モチベーションについては、「次の行動へ移る原動力」と訳せば、理解できる場合が多そうです。
お礼
回答ありがとうございます。 「テンションが上がる」には音楽用語のテンションが関係している可能性があるのですね。モチベーションを「意欲」と訳せば、なるほど、「モチが上がる」に不自然さがありません。