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日本の森林問題が市場を用いて解決出来ない理由

日本の森林問題が市場を用いて解決出来ない理由とはなんですか?

みんなの回答

  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.4

>日本の森林問題が市場を用いて解決出来ない理由とはなんですか? 根本的な問題は「贋物ECO活動家・評論家が多い事」です。 「割り箸を使うのを、止めましょう」 これが、一番の失敗なんですね。 割り箸利用を止めた結果、日本の森林は荒れ放題なんです。 質問者さまはご存知か否か分かりませんが・・・。 日本での割り箸は、間伐材を原料にしています。 山林を整備すると、間伐材が出ますよね。 この間伐材は、山から下ろして割り箸・楊枝に加工します。 1本の木が利益を出すには、数十年もの年月が必要ですよね。 この利益を得るまで、林業関係者は(細々と)間伐材で生計を立てていたのです。 (割り箸1本1円です。中国製だと、1本0.02円) ところが、エセ環境活動家が「割り箸を止めよう!」とお題目を唱える。 お題目を信じた信者は、割り箸を用いなくなる。 割り箸が、売れなくなる。割り箸の生産が出来なくなる。収入が無くなる。 間伐材は、どんどん増える。間伐材保管場所が無くなる。 間伐作業が出来なくなる。山が荒れる。 林業従事者が減るので、山間部整備(土木など社会資本)が出来なくなる。 結局は、悪循環が続いています。 世界的に見ると・・・。 割り箸を止めても、年間に失われる森林地帯の面積は変化がありません。 つまりは、原発と原爆を「同じ理論で反対する」のと同じですね。 「交通事故が多いので、自動車の製造・販売を中止しよう!」。これと、同じ。 割り箸禁止の前に、どのように森林整備(草刈・間伐など)を行なうのか? 間伐材の処分方法は?(まさか、燃やす!とは言わないですよね) 原発廃止の前に、どのように代替エネルギーを準備するのか? 原発廃止後の電力供給問題は?(まさか、ポンコツ菅首相のように省エネで乗り切る!とは言わないですよね) 口先・その場限りの善後策無き政策は、混乱を起すだけなのです。 まぁ、日本は(外国の記事では)無政府状態らしいです。 G7首脳陣の会議でも、ポンコツ菅首相は「蚊帳の外」でしたね。

noname#194996
noname#194996
回答No.3

>市場を用いて解決出来ない理由 外材との間にあまりに値段の差がありすぎて、国産の品質やブランドなどを強調しても現状で勝負にならないということでしょうか。 日本の森林は皆急傾斜の山地にあり、道をつけるのにも金がかかり、労働集約的な林業は高賃金の日本ではすべてに単価が高くなりすぎるのでしょう。殆どの山林が一度は採り尽され、植林もされましたが管理がなされず、価格的に魅力的な木を産する森林が一部を除いて殆どないこともあると思います。

  • motosei
  • ベストアンサー率43% (14/32)
回答No.2

林業を効率的に営む上で必要なインフラ(伐採用林道など)が整備されておらず、輸入木材に価格面で対抗できないということが一般的な回答でしょうか。 ドイツなどが先進のようです。

  • localtombi
  • ベストアンサー率24% (2911/11790)
回答No.1

一番大きな理由は、格安の外国輸入材が入ってきたことで、国内材が価格的に対抗できずに需要が低迷したことではないでしょうか。 そうなると当然林業そのものが衰退して、後継者もいなくなって、結局は荒廃林となっていく運命かと思います。 しかも私有水源林については、林業とは縁も所縁もない人や企業がその土地を買っても、何ら規制が及ばないことも問題です。 特に、中国などの外国資本が水源林地を購入することで「水ビジネス」が横行して、もしかしたら下流域で水の恩恵を受けているところに対して、「水利用料」のような請求が起こらないとも限りません。 森林問題というと、「木」そのものの問題と思われがちですが、実はもっと大きな問題をはらんでいそうです。

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