- ベストアンサー
森林伐採問題の真実とは?
- 森林伐採問題の現状とエコ活動について考える必要があります。
- 木製の製品の増加とエコを推進する矛盾について疑問を感じます。
- 死んでる森の木を有効活用することが真のエコの考え方なのか疑問です。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
森林伐採問題の真実は これら原因のすべては人間の無知と経済活動というエゴが原因にあると思っています。 杉や桧ばかりを植林すれば山の保水力や養分は少なくなり、それが原因で漁獲量が減ったり、水不足や洪水等の災害が増加するのです。 >国内では割り箸などをマイハシに変えるなどのエコ活動を推進してる背景がありますが 事の始まりは、コンビニ弁当です。コンビニ弁当の過当競争の中で少しでも原価を下げたいコンビがブームの火付け役です。 聞こえはエコだし、アンチョコなログハウスの会社もブームに乗って販促活動の一つにしたりしています。 割り箸の95%以上が中国の生産なのです。(割り箸の事を書けばさらに長文になるので) ホンマにエコ活動したいのならば日本で伐採された木材の辺材や竹から作った割り箸を使ってもらいたいものです (竹も放置するととんでもない事になります、ますます山が荒れるのです) 経済活動を目的として作られた植林は手入れを怠ると荒廃してしまいます。 >飲食店や、イノベーションのリフォームでも木製のものを見ます。 何故木材製品が多く使われるのか研究して下さい。 >観光地もプレハブではなくログハウスも増えてきてます。 >エコを推進するなら木製のものを減らすべきなのではないでしょうか? 世界で一番古いログハウスは日本に現存しているのを知っていますか? 正倉院です1300年以上も前に作られました。 昔の日本の家屋は100年200年は当たり前でした、残念ながら現在の住宅の平均寿命は30~35年と云われています。 しかし正しく建てられたログハウスは100年以上は持たせる事は可能なのです。 多くのログハウスが正しく建てられていないのが残念なので.....正しくと云う言葉を使用させて頂きました。 昔から杉120年桧80年と云われています100年持たせれば資源の循環と云う観点では充分かと思います。 以前地区120年と云う民家の取り壊し再生を手伝った事があります。 瓦、土壁、柱やその他の構造材そのほとんどが再使用出来ました。土壁の土だってもう一度ねって塗れば使用可能なのです。 しかし今の住宅で再使用出来るものは限られていますよね スタイリッシュとかファッショナブルだとかその基準だけで住宅は建てるべきではないと思います。 最初の回答者の方が ところで、なぜ、国産材は売れないのか。その理由は簡単で、国産材が高すぎるからです。 多くの方々が誤解しているのです。 木材はすべて同じと思っているのです。これが多くの誤解を招いています。 最近では当たり前になったの2×4住宅、これに使用されているSPF材これはスプルース、パイン、ファー、の3つの頭文字を取ってつけているのです。 これら価格は米国では3m材が1本200円、日本の杉材であれば650円価格差は3倍以上です。しかし、その耐久力はそれ以上なのです。 SPF材と杉を雨ざらしにして地べたに放置します。それらが朽ちて行くスピードをSPFを1とすれば杉材は4~5 SPF材を4年保たすには800円必要ですが杉材ならば650円で済みます 多くの方はそんな事等考えはしないのでしょうね最終的なお値段が重要なのでしょう。 しかし、やり方によればお値段も変わりなく建てられるのですが、知らないってことは残念です。 日本には適材適所という言葉があります。日本では昔スプルースなんかは内装材鴨居、障子、等に美しい白木を生かされて(桧材の代わりに)使われていたものなのです。 それを根太や垂木等の構造材に使うなんて、考えられない事なのです(特に日本の様な多湿な国では) 先人達が知っていた木の事.....現在の我々はマスプロダクションの経済活動の中で先人達の築いて来た知恵を捨ててしまっているのです。 とある方が豊かな森林を考えられない価格で購入したいと打診がありました。(通常の数倍の金額です) よく調べてみれば中国が絡んでいました。彼らは木が欲しい訳ではありません。 豊かな森が保っている奇麗でおいしい水が欲しいのです。 森林を管理すると云う事は国を保持するという事なのです これは戦争と違う国防政策と云って過言ではないのです。 海外の森林に付いては又別の機会にでも.......
その他の回答 (3)
- sirousagi1
- ベストアンサー率35% (730/2058)
いいところに目をつけていますね。 木材製品は、やっぱり価格が高い。事業用の設備には、コストがかからないようにしないといけない。 知り合いに割箸を中国の工場で作って仕入れている会社がありますが、日本で作るよりも輸入した方が割安なんだとか。 日本製の割箸なんて、クズ(端材)材で作っていると聞きますが、それでも勝てないっていうのもなんだかね。 最近の住宅事情では、無垢材を取り入れた仕様に注目があります。ですが、高い。 高いけどなんとかしたい となると輸入材か貼り物でなんとか目にかなう仕上がりにしたいという施主さんが多いですね。 自治体には森林の再生に取り組んでいるところもあるようです。(TVの特集で見たことがある) 木材が高い → 高いから売れない → 収入が少ない → 間伐や林道の整備費がない → 放置状態 これに従事する人が少なくなったということが付加されています。 この需要と供給のバランスになんとか事業性を持たせたいとしているんだそうです。 エコを推進するためには、間伐をして木の根元をきれいにして、太陽光が入るようにすることから森林の持つ本来のサイクルを復活させないといけない。 高いなら、国産木材を使用することで税制面や補助で国がめんどうをみるとして時限措置ででも行うべきと個人的には考えます。 >この死んでいる森こそ有活すべき・・・。 まずは、お金です。 そして、山は国有林ってことだけでなく大半は民地で地主がいますしね。 バブル期なら、ゴルフ場開発等で有効に使えたんでしょうけど・・・。 真のエコとは、考え方に個人差があるんじゃないでしょうか。 自身で信じるプランが真というより最善のものになるように方向つけることと思います。
- nama777
- ベストアンサー率26% (183/699)
CO2の話をされているなら、森林伐採イコールCO2増ではありませんよ。伐採後に再植がなされず、裸地のまま放置されて初めてCO2増です。現実には、伐採跡に再植されている限りCO2増にはなりません。 それともストレートに森林荒廃の話をしていらっしゃる? 日本のような二次林あるいは植林が9割方を占める国においては、森林を定期的に伐採しないことが、ぎゃくに森林荒廃につながります。杉林なんて人の手で枝打ちしてやらないと、荒れてひどいことになります。 >国内には紀伊、長野、岡山、広島などの山奥に・・・この死んでる森の木こそ有効活用 紀伊や長野の山奥の森 (大台ヶ原や上高地、八ヶ岳など) は原生林です。そんじょそこらの雑木林や杉林とはモノが違います。決して切らないでください。といってもすでに国立公園としてしっかり保護されてますが。
- blackhill
- ベストアンサー率35% (585/1658)
この問題は、世界全体についての問題と、日本国内の問題に分けて考えることが必要です。 世界的には、森林面積の減少が深刻な課題です。その原因は木材需要の増大というより、農地への転用が急速に進んでいるせいだと思われます。 他方、日本では国産材に対する需要が激減しているため、伐採適齢期の木材がどんどん溜まってきて、林業経営が成り立たなくなっています。エコを推進するなら、まず住宅、家具、燃料などで木材の消費を増やす工夫が必要です。 私は、せっせと薪ストーブを焚いていますが、COガスを増やすという誤解があります。実際には、カーボンユートラルなのですが。薪が面倒なら、ペレットを使うことも考えられます。 ところで、なぜ、国産材は売れないのか。その理由は簡単で、国産材が高すぎるからです。おコメの場合と同様、自給率を引き上げるためには、国際価格と競争できるレベルまで国産材の価格を引き下げることが必要でしょう。 死んだ森の木の活用という着眼点はその通りですが、どんな活用策があるのか、それが問題の核心だと思われます。
補足
わかりやすい回答ありがとうございます。 この部分だけ今一、見えてこないのですが.......木材の消費を増やすのは、日本国内でということでしょうか?スミマセン <エコを推進するなら、まず住宅、家具、燃料などで木材の消費を増やす工夫が必要です。
お礼
<高いなら、国産木材を使用することで税制面や補助で国がめんどうをみるとして時限措置ででも行うべきと個人的には考えます. そうですよね.....変な裏金や不明なものに使われているなら 正しいことに使われてほしいです。 農業が見直されてきてますが、林業も重要な部分ではないのかなぁと思います。 何か、林を切ったり間引きしたりするプロジェクトがあるといいですよね。 親子が林業で触れ合ったり^^