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大学の国際関係の授業において
大学の講義において、このような問いが出されました。 『国際関係における基本単位としての「国家」の揺らぎ、 とくに主権尊重と内政不干渉の伝統的原則が 現在の国際社会においても絶対的なものであるかについて、 崩壊国家の例などいくつかの現象から考えよ。』 問題の意味がよく理解できません(>_<) あと、どういう風に答えを書いたらいいのでしょうか・・。 自分で勉強しろって感じですが、教えていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします(T_T)
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お便り拝見いたしました。 国際政治学をまなばれているんですね。尊敬します。 さて疑問の件ですが, すなわち近代の国家間の政治原則としてうたわれていた「主権尊重(ここでいう主権尊重は他国の利益・領土を侵害しないこと)」「内政不干渉」という原則が,経済的・社会的にボーダーレスな状態になっているために崩壊しつつあることをいくつかの事例から回答しなさいという問いですね。 例えば,世界的な金融危機から発したアイスランドの国家破綻の危機がありましたよね。国家的意思に基づいて金融商品・債権を抱え込む形で新たな国家的な成長を歩んでいた矢先に,バブルの崩壊,結局はそれらは紙くず同然になるとともに,EU諸国の支援なくしては立ち行かない状況にまで発展していきましたね。これらは他国からの干渉があったわけではなく,また他国との経済摩擦や戦争があったわけではないけれども,金融というポーターレス化により,まさに「国家」が揺れ動く現象を世に知らしめることとなりました。 また,エジプトの民主化,もっといえばアフリカの民主化運動のうねりもそうですよね。これらは他国からリードされる形で拡大しているというよりも,インターネットの広まりと同時に,アフリカの民主化を呼びかける(幅広い階層からなる)市民同士により構築されていったものですね。決してそれはアフリカ市民だけではないわけです。国家がある国家へ内政不干渉をしなくとも,今,市民の声はこの高度な情報化社会の中では当該国家政府を直撃・転覆させるまでの力を持つようになったとも考えられます。 こんな感じで,残る疑問点等・詳細なところを勉強されてみてはどうでしょうか。
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- 畑山 隆志(@deltalon)
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現代は近代国家の集合体として国際社会を形作っている。 だから近代国家が形成された過程を良く勉強すること。
- f272
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何のために授業料を払って大学に行ってるの? 大学の教官に聞くことでしょ。でもそれ以前に大学の講義でヒントは出されていると思うが...
お礼
詳しく教えてくださりありがとうございます!! わかりやすかったです。 自分の中でまとめてみたいと思います。