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人権問題と内政不干渉について

国家による内政干渉はどのようなどのような場合に禁止され、どのような場合に正当化されるのでしょうか。 調べたところ「国内管轄事項」は国際法に違反しない範囲で国家が自由に選択可能な事項、ということでしたが、この解釈に基づくと、条約に違反した国内法を定めただけであらゆる国家が経済的措置とかを取れることになってしまって、干渉の濫用を生むのではないかな、と思ってしまったのですが、どうなんでしょうか。

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noname#77550
noname#77550
回答No.1

「内政干渉」はもちろん国家という組織がするものです。 例えば、このネット上でいくら、あの国は人権侵害を侵していると叫んでも、それは単なる個人の意見であって、なんの効力もありません。 「国内管轄事項」が如何なるものか、どのような力を持つものか分かりませんが、そのようなものは、大国の力の前には無に等しいと思います。 国際法に違反する行為をした国は、すべて経済的、あるいはその他の制裁を受けるかと言うとそんな事は断じてありません。 ご質問は、具体的ではないので、私も何を例に出したら良いか迷いますが、 つい先日、任期をひと月後にひかえた、米大統領がイラクで米軍駐留を後三年延長する契約をしました。 記者に靴を投付けられると言う一幕もありましたが、これなども、元を辿れば内政干渉から始まった事です。 あるはずの大量破壊兵器が無かったと言っても、引き返す事をせず、他国の政権は悪であると決めつけ、その政権を転覆させるために国土を破壊しくしました。 これが、内政干渉でなくて何でしょう? しかし、誰がこの大国に経済的措置を取れるでしょう? その国の政権が悪であるか善であるかはその国の国民が選択するものです。 また、その国の政治に付いても然りです。 他国の国民の人権侵害を言うならば、すべて公平に行われなくては意味が無いと思います。 今のところは干渉の乱用を生む事に繋がるとは考えにくいですね。 どんなに国際法に違反しても、大国に制裁を課す国は無いでしょうし、それが適用され、その犠牲になるのは小国の一般国民です。

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  • migimonza
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回答No.2

Q: 国家による内政干渉はどのようなどのような場合に禁止され、 どのような場合に正当化されるのでしょうか。 A: 国家による内政干渉は、被干渉国の武力が干渉国に干渉すると 手ごわいと、思わせたとき行われず、脅威で無いと思われたとき 干渉が行われるのです。 正当と言う概念は、立場により異なりますので、国際関係では 武力が強いのが正当とみなされます。 禁止するにも、許可するにも、実力が必要です。 この場合の実力とは、軍事力と情報戦力です。 Q: 「国内管轄事項」は国際法に違反しない範囲で国家が自由に 選択可能な事項、ということでしたが、この解釈に基づくと、 条約に違反した国内法を定めただけであらゆる国家が経済的措置 とかを取れることになってしまって、干渉の濫用を生むのでは ないかな、と思ってしまったのですが、どうなんでしょうか。 A: おっしゃるとおりです、と言いたいのですが、もともと 人権なるものが、自然界に存在するわけでなく、イデオロギーとして 人間がデッチアゲて存在すると思っているだけです。 武力の前には存在しないも同然のものです。 なので、人権侵害も干渉の濫用も強い者の仕放題なのです。 ポツダム宣言を受け容れた日本に、宣言で触れていなかった 憲法改正や、教育内容の変更など連合国は好き勝手なことを していました。 ソ連が日本軍捕虜をシベリア抑留してもその犯罪性は不問でした。 イラクでアメリカは好き勝手をしています。 チェチェンや、グルジアでロシアは好き勝手をしています。 ウイグルやチベットで漢族は好き勝手をしています。 国際関係は【論より武力】が、過去も現在も将来も真理なのです。

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