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持参金のマルクの価値

トーマス・マンのブデンブロークに娘の持参金を相手に交渉している場面がありました。大商人が自分の娘を嫁にやるときに”うちは原則7万マルクだけど1万マルク上乗せして8万マルクでどう”、みたいな話を婚約者にして、相手が”まあいっか”みたいな応答だったのです。 19世紀の中ごろでこのお金ってどれくらいの価値だったのでしょうか?

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回答No.1

wikiの情報ですが、 マルク(Mark)は、本来は金や銀の質量を量る単位で、広く西欧で使われていたそうなので、どの国かにもよるのでしょうが、ドイツということで計算してみました。 19世紀=1800年代ですから、金マルクを参照します。 これによると、1マルク=純金358mgだそうです。 ここからはざっくりになりますが、 現在パチンコの景品の金は、1g=5000円で計算されています。 これが、景品の金の純度はどうか、市場価格とどれほど差があるか、当時と今の金の価値、物価の違いなどは除外させてもらいます。 5000(円/1g)×0.358(g/1マルク)=1790円 となり、 1万マルクは17,900,000円ということになります。 話に合わせるとつまり、通常1億2530万円のところ、1億4320万円の持参金でどうだ、ということになるようです。 すごいですね。

quesaisje
質問者

お礼

なるほど!ちなみに今日、金を買うと1 gで4239円とわかりましたから、ご教示と大差ありません。 これはリューベックの大商人の話ですが、提示金額はやはり大したものですね。 ありがとうございました。