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「仏に逢うては仏を殺せ」の意味
「仏に逢うては仏を殺せ」というこの言葉を画家の岡本太郎さんの著書の中でみつけました。 大変ショックに思い、少し調べてみたところ、もとの文章は、臨済宗の開祖・臨済のことばで、 「仏に逢うては仏を殺せ。祖に逢うては祖を殺せ。羅漢に逢うては羅漢を殺せ。父母に逢うては父母を殺せ。親眷に逢うては親眷殺せ。始めて解脱を得ん」 というのが全文のようです。 この文章、意味があまり理解できません。 自分なりに無理矢理解釈すると「既成の概念や権威にとらわれるな」という意味なのでしょうか? でも、それで「父母を殺せ」だと、家族までも否定したクメール・ルージュ的臭いがします(たぶん、私だけだと思いますが)。結局、あまりわかりません。 この言葉の正しい意味は、どのようなものなのでしょうか? また、手に入りやすい参考文献などありましたらおしえてください。 お願いします。
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noname#6165
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お礼
うわぁ!!! こんなに詳しく説明していただいて・・・、すごく嬉しいです!。 しかも、情報量は多くても、理解しやすい文章で、楽しく読むことができました。 もしかして、neilさんは研究職ですか? 人間が陥りやすい >二項対立を通じた認識 を戒めるための言葉だったのですね。 臨済義玄の考え方についても詳しく解説していただき、大変楽しい知識にふれられました。 ありがとうございました。