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原始生命は今でも誕生し続けている?

太古の海の中で無機物から有機物が、そして最初の原始生命が誕生しましたが、この現象は今でも起きているのでしょうか? 理屈に従えば太古の海の組成を再現して実験すれば生命が誕生する様子を確認できると思うのですが、そういった話を聞いたことがありません。これはなぜでしょうか? 最初の一体が生まれることが出来たのなら現在の海の底でも生命が誕生し続けていなければつじつまが合わないと思ってしまうのですが、詳しい方がおられましたら以上のことをお聞きしたいです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

太古の海中で有機物が生命機能を持ったレベルに発展するのには非常に長い時間がかかりました。少なくとも、現代の人間の一世代程度どころか、数千万年~数億年、というスパンの長さですからとても継続して変化を観察できるものではありません。 だとしても数億年前から始まったものが現代に誕生しても良いではないか、という人もいるでしょうが、 これらは生命体の形に到達する前に、自由度の高い生物の餌として全て捕食されてしまっています。なので、今となっては不可能でしょうね。 ただ、原始生命の頃の種のまま今でも深海のホットスポット周辺で生きている生命や、プランクトンなどの 微生物類(これも、原始生命に比べたらはかなり高度に進化した代物ですけど)は今でも多数存在します。

その他の回答 (4)

  • raiden787
  • ベストアンサー率37% (179/473)
回答No.5

ほとんどの答えは他の方が答えてらっしゃるので一つだけ。 太古の海と現代の海ではあまりにも環境が違いすぎるので、同じ条件とは到底言えません。 質問者さまも、「理屈に従えば太古の海の組成を再現して実験すれば生命が誕生する様子を確認できる」と仰られるということは、現代の海と太古の海の組成は全く違うということを理解されているのではないですか? 古代では有機物を酸化し破壊する酸素はほとんどありませんでしたし、有機物の多くは生物に奪われて海自体が有機物のスープ状とはいえませんし、古代では気候が不安定で雷やマグマなどによる膨大なエネルギーの放射が起きていたようです。 深海のチムニーや海底火山などではそれに近い状況にもなっているようですが、それで生み出された有機物は即座に微生物の餌となり、その微生物はもっと大きな動物に食われ、死ねばやはり分解者に分解されて食われてしまいます。 そういう状況では到底新しい生物は生まれることは不可能ではないかと。

lugal
質問者

お礼

まとめての回答で申し訳ありません。都合により時間の余裕がなくなってしまいました。 みなさまの回答は参考になりました。ありがとうございました。

  • mn1613a
  • ベストアンサー率24% (86/355)
回答No.4

誕生しているかもしれませんが、既に数十億年生き延びた生物との生存競争には勝てないか、捕食されるかで、生まれる側から絶滅しているかもしれません

  • jelfe
  • ベストアンサー率40% (15/37)
回答No.3

他の人と回答が似ていますが…。 1: 少なくても万年単位で観測しなければ見つからないのではないでしょうか?   顕微鏡の技術だけで言うなら、人類は200年とかそんなんです。   原始の生物は、特定物質の微妙な変化の連続にあって、どこからが生命だ、と言う判断すら出来てません。   もちろん、その過程を目撃した人もいないし、実際にどうなってるのか不明な部分もあります。   だからたまたま途中経過の物質を発見しても、気付かない可能性は大きいと思います。   別の例え方をすると、あなたに子供が生まれたとき、一定のDNA変化が行われますが、   その時「人間じゃなくなった部分」を見つける事ができるでしょうか?   万年単位、もしくは億年単位が必要なのです。   しかも、ちょっと違うだけなら人間は同じ物と見なしてしまう(認識してしまう)ので、   極少量づつ物質が組み変わって行っても、自分は人間だ、と人間は言い続けると思います。   (ちなみに実際は人間はこれ以上進化しません。DNAの数学計算では次の進化は150億年後です。   これは共生人数の問題です)。 2: 実際に現段階で観測できる方法を人類は持ち合わせていないと思います。   静止した海中の観測自体難しい上、海流は流れています。ちなみに海流自体すら半分も把握できてないし、   海流がそう流れる要因すら分かってないところが多いです。   それどころか、海中では現在でもなお、今までにない常識の物質から作られた生物が発見され続けてます。   それらは目視できる大きさの物です。 3: 生物にとって、酸素は強烈な毒素です。   人間にとっても毒素ですが、特定の微生物がそれを中和してくれます。   代表的な物ではミトコンドリアです。   酸素は化学物質を別の化学物質に組み替えてしまうので、生命にとっては致命的な破壊を受けるのです。   昔の地球は還元的な大気(窒素がいっぱいで酸化しない)でしたが、その中で生命が生まれ、   一定以上の複雑な進化を遂げています。   その過程で、幾つかの方法で酸素に対策できるような複雑な進化を遂げた菌類がいます。   ほとんどの生物は、それらの菌類と共存することにより酸素に対策しています。   ちなみに人間も酸素量が多くなると即死します。   ようするに、酸素で満たされた現在では原始生命が誕生することは考えにくいです。   ちょっと関係ないですが、地球に酸素を爆発的に増加させたのはシアノバクテリアだと考えられています。   その際は、どんどん二酸化炭素を酸素に組み替えて行って、地球の温度が冷え、   酸素に対策できない様々な生命が大絶滅し、氷河期に突入し、   そのまま全球凍結したと言われてます。

  • neKo_deux
  • ベストアンサー率44% (5541/12319)
回答No.2

現在は、生命にとって毒性の強い酸素なんかが多量にあるので、誕生、仮に誕生しても生存は難しいかも。 ある条件では、生命の部品となり得る物質が生成される事は、実験で確認されています。 ユーリー-ミラーの実験 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9F%E9%A8%93 どういう条件なら再現できるんだ?ってのは、実はまだ良く分かってないです。

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