間違いとは思いませんが少々短絡的かと思います。
小学生は確かに暗記能力は優れているかもしれませんが、それは興味のあるものに発揮され、単に授業でさあ覚えろ、とやってもまじめに記憶しようとはそうそうならないかと思います。
身近な動植物の仕組みや自分自身の体の仕組み、地形の成り立ちや天候など、具体的で興味を持ちやすく、かつ一般生活に分かりやすく結びついている学問だからこそ、生物、地学は子供向け、と言えます。
しかし同時に物理的な内容についても同じことは言えます。例えばレンズやガラスの光の屈折を使った実験、太鼓を使った音波の実験、電池とモーターや豆電球を使った電気の実験など、水に様々な物質を溶かしたらどうなるか、興味をもった子供は食いつきます。
つまり、暗記云々ではなく子供にどう興味を持たせるように教えられるか、という教育法が重要なのです。
でないと一部のもともと理科好きの子供を除いて覚えようとしてくれません。
また、物理や化学関連でも教養として覚えるべきことはあります。中学生にもなって軽いものより重いもののほうが速く落ちると思いこんでいた子供や100gの水に10gの塩を溶かすと100gになる(溶けた塩は消え去る)と思いこんでいた子供とであった時は唖然としました。基礎的な法則などはまず記憶です。
上記の考えとは別の観点としては子供によって物理や化学に食いつき、一生懸命勉強して、大学でその方向性にいく人もいます。
子供は何に興味をもつか分かりません。
以上のことから私としては特定分野に偏らせるべきではない、と考えます。
ちなみに私自身は生物が小学校のころから好きで大学も生物系の院まで進んでいます。
私は教育の専門家ではないですが、学術系に携わる身としてはこのように考えました。
参考になればと思います。
お礼
ご回答誠にありがとうございます。