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江戸時代ちょんまげが結えないサムライはどうしたか?
NHKのタイムスクープハンター「髪結い ちょんまげ騒動記」(2011.5.19放映)で、髪結いが出来ないほど髪が薄くなったら隠居するしかない、と50代の武士が悩んでいました。その頃ちょんまげは武士の象徴でしたから、髪が結えなかったら隠居するしかなかったのでしょうか? 又、若ハゲの人はどうしたのでしょうか? 尚、この質問は、以下の質問から派生して出てきた質問です。 スキンヘッドとハゲはどう違うの? http://okwave.jp/qa/q6751493.html
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こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>又、若ハゲの人はどうしたのでしょうか? No1.の方の言われるように「つけ毛」をしました。 しかし、つけ毛もできなくなってしまったら、「角頭巾」(水戸黄門が被っているような・・・)で隠しました。 大名などでは、もうつけ毛もできない場合は「隠居願」を幕府に提出し、自分の子どもや弟などに家督を譲り、その代わり「隠居政治」を行っていました。 まあ、会社で言えば「会長」と「社長」のようなもので、実質表に出てくるのは社長ですが、会長の意見も反映されました。
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- Tacosan
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余談に反応するのもどうかと思いはしますが, すもうとりの場合に「まげが結えなければ引退」という規則はないはずです>#3. 実際, 「まげを結っていない力士」はいる.
お礼
あっ、そうですか?特にそんな規定はないのですか?少し安心しました。
- eroero1919
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ちなみに、おすもうさんもまげが結えなくなったら引退しなければならないそうです。もちろん若ハゲのおすもうさんもいましたから、床山さんが一生懸命髪の毛を集めてまげを結っていましたね。 まあ当時は15歳で元服、20歳までには結婚できる人はだいたい結婚して、仮に20歳で子供ができたとしても35歳になれば子供は元服しますからね。
お礼
確かにお相撲さんもそうかもしれませんね。 過去に外国人のお相撲さんで頭が薄くなっても髷を結っているのが痛々しかったのを覚えています。 でも、髷が結えないから即引退というのも、可愛そうな気がしますが・・・。
- born1960
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まずは、だんだん薄くなった頃からちょんまげをつけ毛します。 もちろんまだ自分の髪が残ってて、それに付けるんですね。 で、もうつけ毛するような基礎の毛も無くなった時に・・・その時になって初めて家督を息子なり、養子なりに譲って隠居します。
お礼
確かに、私の見たタイムスクープハンター「髪結い ちょんまげ騒動記」(2011.5.19放映)でも、その男性はあの手この手で付け毛をしたり、毛生え薬を塗ったり、かつらを調達したり大変でしたが、最後は観念して息子に家督を譲りました。 でも・・・若ハゲの人はどうしたんでしょう?
お礼
ほう!なかなか渋い図案のアバター(キャラクター・マーク)ですね。さすがに「歴史学者」でいらっしゃる風ですね。 やはり年に関係なく、髪が薄くなると「つけ毛」か「角頭巾」で隠すかしかなかったのですね。 それほど「髪は武士の命」だったんですね。 「隠居政治」でも実権があったとはいえ、髪がそれほど武士の生き方に影響していた理由が正直よく理解できない面があります。つまり、髪の多寡が武士としての強さや能力にはあまり関係がないと正直思うのですが・・・。 もし、武士道が欧米の社会で存在していたら、髪がどちらかというと薄く、若ハゲの多い欧米人ではやっていけなかったでしょうね。