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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:外国人による日本文化論)

外国人による日本文化論

このQ&Aのポイント
  • 外国人目線の日本文化論を探しています
  • 井筒俊彦先生の「イスラーム文化」に触発され、日本文化についても外国人による論文を読みたい
  • 「菊と刀」のような外国人による優れた日本文化論を教えてください

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

   わたしの本棚から ~ 反カトリックの人々 ~    井筒先生の著書では、ぜひ《コーラン》も拾い読みましょう。  さらに、大川周明《回教概論》を併せ読むと、戦前の日本人が壮大な 視野でアジア文化を捉えていたことが分ります。    日本に滞在した西洋人の観察では、現代のルポルタージュとは視点が 異なりますが、ゴンチャロフ《日本渡航記》、ヒュースケン《日本日記》、 タウト《日本美の再発見》などがあります。   http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/448009167X ── 大川 周明《回教概論 19420820 慶応書房 19911225 中公文庫》P268 村松 剛・解説    大川 周明 国家主義/猶在社 18860206 山形 19571224 71 /18861206(故)1948‥‥ 釈放  井筒 俊彦 イスラーム学   19140504 東京 19930107 78 /東洋思想/神秘主義哲学   http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003381319 ── 井筒 俊彦・訳《コーラン(上)19571125 岩波文庫》   http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003381327 ── 井筒 俊彦・訳《コーラン(中)196401‥ 岩波文庫》   http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003381335 ── 井筒 俊彦・訳《コーラン(下)19580625-19641216-19870420 岩波文庫》    Goncharov, Ivan Aleksandrovich 18120618 Russia    18910927 79 /18120606 Jul.18910915~《オブローモフ》 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003260619 ── ゴンチャロフ/井上 満・訳《日本渡航記 ~ プレガート『パラルダ号』より ~ 19410415 岩波文庫》初版    Heusken, Henry Conrad Joannes 18320120 Olanda Japan 18610115 28 /駐日米総領事館通訳 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/400334491X ── ヒュースケン/青木 枝朗・訳《日本日記 19890717-1120 岩波文庫》1855-1861    Taut, Bruno Julius Florian   18800504 Germany    19381224 58 /19330503 日本亡命 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4004000106 ── タウト/篠田 英雄・訳《日本美の再発見 19390628-19570605-196202‥ 岩波新書》  

_PANDA_
質問者

お礼

コーランは是非買いたいと思っていました。 ほかにもたくさんの本のご紹介ありがとう御座います。

その他の回答 (2)

回答No.3

ヒュー・バイアス著『敵国日本』がお勧めです。刀水歴史全書61 刀水書房2001年刊。 この本は、日米開戦の報を受けて書き始められた本です。 著者は、開戦一年ほど前までの20年弱日本に滞在したアメリカのジャーナリストです。 日本の政治家や軍部の中枢まで広く深く人脈を知る人物で、日本人気質を紹介し、どうしたら<敵国日本>を倒せるかを考察することは彼らにとっての必要として当然ですが、この本の特質のもう一つは、戦後どういう人たちが日本を復興するのか、ということについても考察していることです。 この本を日本に持ち込んだのは、最後の交換留学生送還船に乗った外交官です。 その人脈で、清澤きよし(さんずいに列)や、丸山真男らが敗戦前に一部を読んでいる。このことを私は確か清澤きよしの『暗黒日記』で知った。そして敗戦後には岩波書店から出る雑誌『世界』が、この本に励まされるような形で発行に到る。

_PANDA_
質問者

お礼

広く影響を与えた本なんですね。是非読んでみます。ありがとうございます

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.1

 イスラムの研究家(イスラムはその信仰だけでなく歴史や言語や文化等々の全てを引っくるめての総称である、と言われているのでこの様に呼ばせていただきます)としての井筒俊彦氏は元々歴史学者ですね。歴史学と付き合ってから未ださほどの時間も経ってはいない僕の書棚を探してみたところ、何冊かの書物に出会いました。歴史学の性質から考えてみても他の学問分野の方々との交流も数多くあったことが学者としての刺激を受ける結果につながっていると思います。  こうした観点からいえば、古典的な作品として丸山眞男の「日本の思想」神島二郎の「日本人の発想」丸山眞男・加藤周一「翻訳と日本の近代」などがあります。他にも近代史の研究者による優れた論考は多々あります。  中学校や高校の国語の教科書に掲載されていた「面とペルソナ」「歩きながら考える」などのタイトルを目にした記憶はありませんか?。これは丸山眞男の「日本の思想」に収められている極々一部が掲載されたモノです。  丸山眞男は「近代日本の政治文化」を文明開化に象徴される西洋の開明的な文化とそれまでの日本にあった「古層としての精神文化」の融合とせめぎ合いの両側面から理解しようとしました。その言葉が福沢諭吉に象徴される「和魂洋才」と呼ばれる二足草鞋的な構造をどう理解するかとの姿勢に現れています。福沢諭吉は結局の所、「脱亜入欧」を志向し「アジアに於ける日本」の位置付けを「ヨーロッパと日本」の関係にすり替える政治性の原動力ともなり、この点を丸山眞男は見逃してはいません。「天は人の上に人を造らず」と口にしてリベラル派を装う福沢諭吉も実際にはアジアを相手にしていなかった、丸山眞男の問題意識は更に「内なる外国意識の考察」へと深化していきます。  外国の研究者が書いた「日本論」ならば、古いところでは「キッシンジャー回顧録」や金達寿氏の「日本の中の朝鮮文化」エドウィン・ライシャワー氏の「日本への自叙伝」近年ではドナルド・キーン氏の「私の20世紀クロニクル」エドワード・サイデンステッカー氏の「日本との50年戦争-ひと・くに・ことば」ジェラルド・カーティス氏の「政治と秋刀魚-日本と暮らして45年」等があります。

_PANDA_
質問者

お礼

たくさんの本のご紹介本当にありがとうございます

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