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分散(ばらつき)についての計算
ばらつきについて質問があります。 抵抗部品を使用した回路を設計するとき、直列の場合は部品の抵抗ばらつきがそのままですが、 並列回路にした場合どの程度緩和されるのでしょうか? 回答お願いいたします
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- sanori
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回答No.1
こんにちは。 >>>抵抗部品を使用した回路を設計するとき、直列の場合は部品の抵抗ばらつきがそのままですが、 いいえ。 合計抵抗のばらつきは、個数の平方根に比例します。 (R±ΔR)+(R±ΔR)+(R±ΔR) = 3R ± √3・ΔR 1個当たりなら、平方根に反比例します。 {(R±ΔR)+(R±ΔR)+(R±ΔR)}/3 = R ± ΔR/√3 >>>並列回路にした場合どの程度緩和されるのでしょうか? 1/(R±ΔR) + 1/(R±ΔR) + 1/(R±ΔR) ≒ 1/R・(1干ΔR/R) + 1/R・(1干ΔR/R) + 1/R・(1干ΔR/R) ≒ 1/R・(3 干 √3ΔR/R) ≒ 3/R・(1 干 ΔR/(R√3)) 1をこれで割れば、合成抵抗です。 1 ÷ 3/R・(1 干 ΔR/(R√3)) = R/3・1/(1 干 ΔR/(R√3)) ≒ R/3・(1 ± ΔR/R・√3) = R/3 ± ΔR・√3 というわけで、合成抵抗のばらつきは、直列つなぎと同じく、個数の平方根に比例します。