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2002年センター試験数学1A本試験ー数と式
2002年センター試験数学1A本試験の第2問(2)の問題で、解説に A+Bが(x-1)^2で割り切れるとき、 2x+a+3=2(x-1)となる、とあります。 また、A+Bのxの係数が2だから、A+B=2(x-1)^2としてもよい、ともあります。 なぜそういえるのでしょうか。
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こんにちは。 解くのは比較的簡単でしたが、 「 2x+a+3=2(x-1)となる 」 については、どこをどうやると出てくるのかは、30分ほど悩んでみましたが、わかりませんでした。 解き方は色々ありますが、もっとも普通のやり方は、 A+B を (x-1)^2 すなわち x^2-2x+1 で割ることです。 2x^2+(a+1)x+b+1 ( = A+B ) を x^2 - 2x + 1 で割ると、 2x^2+(a+1)x+b+1 = 2x^2 - 4x + 2 + 4x - 2 + (a+1)x + b+1 = 2(x-1)^2 + 4x - 2 + (a+1)x + b+1 = 2(x-1)^2 + (a+5)x + b-1 ここで、(x-1)^2 で割り切れるということは、 あまりの (a+5)x + b-1 が常にゼロにならなくてはいけないので、 a+5 = 0 であり b-1 = 0 です。 つまり、 a = -5 ケ=5 b = 1 コ=1 となります。 >>>また、A+Bのxの係数が2だから、A+B=2(x-1)^2としてもよい、ともあります。 その理由は簡単です。 (x+1)^2 や (x-1)^2 や (x+99999)^2 や (x-1億) などを展開すると、 x^2 の係数は、無し(=1)になります。 しかし、3(x+1)^2 や 3(x-1)^2 や 3(x+99999)^2 や 3(x-1億) などを展開すると、x^2 の係数は、どれも3になります。 (x-1)^2 で割り切れて、x^2 の係数が2になる整式というのは、2(x-1)^2 以外にないのです。 それを踏まえれば、上記の解き方はもっと簡単になります。 A+B = 2x^2+(a+1)x+b+1 = 2(x-1)^2 つまり、 2x^2+(a+1)x+b+1 = 2x^2 - 4x + 2 これが常に正しくなるためには(恒等式になるためには)、 a+1 = -4 b+1 = 2
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- bgm38489
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