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NADとNADHのエネルギー的な安定性
- NADとNADHのエネルギー的な安定性について考えます。
- NADPとNADの標準還元電位は同じであり、ΔG°’も大差がないため、NADを代わりに使用します。
- NADはNADHよりもエネルギー的に安定しており、NADHはエネルギー的に不安定です。
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質問者が選んだベストアンサー
教科書に単純に NAD と NADH の安定性がどうのと書いてあるなら,その教科書は捨てた方がいいんじゃないですか. 酸化還元反応なのだから,ペアとなるものとの組み合わせでしかΔG云々は出しようがないのは最初に書いたとおり. 標準酸化還元電位は,SHE をペアの酸化還元対に取ってるというだけです.
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- c80s3xxx
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質問自体が無意味です. NAD と NADH はそれだけで相互変化しません.つまりそれだけではΔG も考えられないし,平衡も成り立たないわけで,安定も何もありません. NADとNADHは酸化還元対の関係にありますが,相互変化には必ず電子の授受を行う第三者が必要です.そしてその第三者の条件によって (本質的には反応に関与する電子の電気化学ポテンシャルがどうなるかによって),どちらが安定になるかが決まります. たとえば酸化的な環境ではNADが安定です.還元的環境ではNADH.
お礼
回答ありがとうございます。一般には不人気の化学の利便性を見出したいと思っています。 ご説明していただき、ありがとうございます。
補足
回答ありがとうございます。 そういう話の枕を使うと矛盾されますよ。無意味ではないですよ。例えば、あなたが場合分けされて答えているではないですか。 この式自体を持ち出して論説しているのは私ではなく教科書です。質問者には厳しいようですが、 教科書が酸化的な環境、還元的な環境を指定していませんが、教科書ならいいということですか。 それが元なんですが。 環境は真逆に変らない訳ですから、おそらく化学反応を大別して、およそ教科書どおりに言えるということでしょうね。 つまり環境的な常識を知らない人にとっては、判らないとか無意味とかになるということでしょうか。ちなみにΔGではなく、ΔG°’の具体的数値を与えられている上での標準的な話なのですが。 お蔭で大分、判りましたよ。感謝します。
お礼
このたびはありがとうございました。 また関連質問するかもしれません。 よろしくお願いします。
補足
回答ありがとうございます。私は出題者ではないので、質問文の不備に対する反論をお願いしているのではなく、質問者が言わんとする疑問が解決するかどうかなのです。出来た当時から一貫して、このサイトはそういうところですよね。たとえば当たり前の事を更に分かり易く書くとか。 質問文にある「(B)NADPH2⇔NADP+2H ΔG°’=+17.2kJmol-1」や「NADH2+(1/2)O2=NAD+H2O ΔG°’=-218kJmol-1」で反応が進まない、進むという議論をするのはいいのでしょうか。このΔG°´の「ペア」は水素電極ということですか。ΔG°’の正負を使って、出てもいないΔGの話をしているということになるのでしょうか。 No.1にある「酸化的な環境ではNADが安定です.還元的環境ではNADH」とは具体的にどういうことでしょうか。 質問者と違って回答者さんの方は納得済みの話となるのは当然の関係ですよね。