- ベストアンサー
酸化還元反応におけるギブズ自由エネルギー変化の計算
以下の酸化還元反応が起こるとき、25℃におけるギブズ自由エネルギー変化(kJ)はいくらですか? H2(g) + 2Hg^2^+(aq) ⇄ 2H^+(aq) + 2Hg(l) ただし、Hg2^2^+ + 2H^+ ⇄ 2Hgの標準電極電位を0.796V、ファラデー定数を96500C/molとします。 すみませんが、途中の計算の過程と、なぜそうなるのかという解説も合わせてよろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ある電池反応が進む時、ギブズエネルギーが減少する。その大きさは電気量と電極間の電位差の積に等しいから、標準状態におけるギブズエネルギー変化(ΔG゜)と、標準電極電位の間には次式の関係がある。 ΔG゜(eV)=-nE゜(V)…(1) nは酸化還元反応に関与する電子数、E゜は標準電極電位、単位はボルト(V)。 化学でよく用いるJmol-1単位でΔG゜を表す場合は次式となる。 ΔG゜(Jmol-1)=-nFE゜(V)…(2) Fはファラデー定数(96500Cmol-1)。 ΔG゜が負になる反応は自発的に進行するから、酸化還元に関する反応では、(1)あるいは(2)より、E゜が正の反応は自発的に進行する。
その他の回答 (1)
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.1
標準起電力と標準ギブズエネルギー変化は等価だ. ΔG° = -zFE° どうしてこうなるかは,物理化学の教科書を読め. あとはこの式に代入するだけだ.
お礼
Vとファラデー定数をどのように当てはめればよいか、よくわかりました。ありがとうございました。