旧日本軍では、海軍が善で、陸軍が悪だったのですか

質問

旧日本軍では、海軍はリベラルで、陸軍は保守的だったと聞いたことがありますが、本当でしょうか。
もっと言えば、海軍は善で、陸軍は悪だったのでしょうか。

回答No.5

ithi

norifinさん、こんばんわ。

この手の質問の疑問はもしかしたら、阿川弘之の小説を読んだ人たちの幻想のようなものらしいと思います。 実際というものはある本に書いてあったのですが、こういうものでした。ある陸軍省勤務だった元将校の証言である年度の予算を前の年よりも増額してもらうよう一生懸命運動するのですが、その予算が決まってみると予算は総額は増額されているのですが、たいていはその予算の半分は海軍へ行ってしまうのだそうです。海軍はあまりその手の運動をしているわけではないようで、これでは鳶にアブラゲで自分達が一生懸命活動してきたことは一体何なのでしょうとと述懐していました。そしてそういう海軍を彼らは海賊だと密かに仲間内で呼び合っていたそうです。このことから必ずしも海軍善玉説は成り立たないと思います。

回答No.4

under12

勝てない戦争を断行した時点でフォローの仕様がない。善悪以前に馬鹿ばっかりというのは
確定です。普通に考えれば、海軍側の情報だと思いますが・・・。考慮するだけでも
馬鹿馬鹿しくはないですか？

回答No.3

eroero1919

そういうイメージが世間ではあり、私もそういうイメージを持っていたのですが、事はそう単純ではないみたいですよ。

多くの旧軍人にインタビューした人がある旧陸軍軍人に話を聞いたときその人は「太平洋戦争てのはさ、海の戦争なんだからいくら我々陸軍が偉そうな顔をしても船に乗せてくれなきゃどこにも行けない」とおっしゃったそうです。
戦艦ミズーリでの調印式で、ある海軍の高官が「アメリカに負けたけど陸軍に負けなかったのでよかった」とコメントしたそうです。
戦後、航空自衛隊を発足させるにあたり、旧陸軍と旧海軍から人を集めることとなりました。それで、陸軍から来た人たちは割り当て分のほぼ定数に達したそうですが、海軍からの割り当て分はひどく少なかったそうです。なんでも、「自分は海軍に入隊したのでありまして、海軍以外のところにいくのは嫌であります」という人が多くまた、そうやって断るのを歓迎するムードがあったんだそうです。

まあ旧日本軍ときた日にゃ「全力で陸軍（海軍）と戦い、余った力でアメリカと戦う」といわれるほどだったんだそうです。

回答No.2

trajaa

個人個人を評価するのは無理なので、ごく大雑把に表現すれば

陸軍は、リベラル(現実主義派)１：事なかれ主義(大勢迎合)４：拡大主義派５

海軍は、リベラル２：事なかれ主義４：拡大主義派４

当然高級幹部と中下級幹部とでは当然差もある。

何に対する善と悪という分類かという疑問もあるが、時局悪化の原因を作ったのは殆どが陸軍側であるという面で捉えれば、悪っちゃ悪か。
海軍は別に善とは思わない。
陸軍に便乗して予算獲得に精を出したのだし、歴代の首相に海軍出身者も多かったのに陸軍の独走を止める事が出来なかった(敢えて異を唱えなかった）のだし。

回答No.1

noname#131426

海軍は軍艦を使い、世界中を回っています。
よって、陸軍よりは世界を知っていたわけです。
だから、海軍の方がリベラルだと言えるわけです。

善悪は・・・　そうは言えないと思うよ。
善と悪に分ける必要があるのかな？？？