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なぜ民営化なんでしょうか?
今更ながらの質問かもしれませんが、なぜ民営化なんでしょうか? いわゆる「民の力」をいれたいのなら、民営化でなく民間参入ができるような制度を導入する方がいいと思うんですが。例えば郵政事業にしても結局は民間企業に対するハードルが高く全国展開する民間企業が現れませんでしたね。1社独占状態なら民営化しても効果が半減してしまうばかりか国の責任放棄にも感じられます。 このあたりについて、わかりやすく解説していただけないでしょうか。
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道路公団民営化は国家に対する殺人行為 郵政の民営化は国民に対する殺人行為と言われています。 公共事業というのは、儲からないけど必要なものを作る事業です。国の道路網をどうするかという、長期を見通した観点が抜け落ちています。 公団を民営化したところで、国民にはなんの利益もありません。 公団に問題があれば、公団の改革から始めればいいのですが、まず民営化してから、という結論から議論が進んでいます。 また、道路公団ににぶら下がった企業が天下り先になっているのに、それを放置したまま、なのも理解できません。 いろいろ問題があるにしても、民営化は飛躍した議論す。民営化ですべてよくなるなら、外務省から民営化してほしいですね。 郵政に関しては、まず国民生活の利便性と郵便局員の雇用を最優先するべきですが、政治家の都合で議論が進んでいます。 銀行は預金、郵便局は貯金と言います。民間会社の銀行には、お金は預けるもの。貯蓄にはなりません。リスクを伴う投資です。安心してお金を貯めておける、金庫代わりの郵貯が無くなって、国民に利益があるのか、疑問です。 郵政の民営化は、安全な貯蓄を禁止し、つぶれても一定額以上は免除の民間企業に強制預金させることです。 この二つの改革(改悪?)は、結局派閥に対する嫌がらせにすぎません。 どちらも改善すればすむことを理由に、民営化を迫ってます。 結論有っての議論ですので、見ているほうはばかばかしくなってきます。 余談ですが、小泉さん、不祥事を頻発した外務省や、天下り先の放置など、官僚の不祥事にはかなり甘いですね。裏取引でもあったんでしょうか? 政治経済に興味があれば、下記リンクの時事直言が面白いですよ。 http://www.chokugen.com/
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- http://www.chokugen.com/
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- toomm
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私は民営化は大賛成です。 公共事業というのは、儲からないけど必要なものを作る事業ですが、今は必要でないところに不要なものを作っています。例えば道路について言えば国・自治体が必要なところに建設すればよいわけで、政治家の地元利益誘導だけのシステムである公団は民営化しても構わないと思います。 要は道路公団と自治体の道路建設とは別に考えるべきです。 また、道路公団ににぶら下がった企業は黒字ばかりなのですから、民営化すれば民営化後の公団が直接それらの業務行うことにより、それら利益は国民に還元されるでしょう。 アメリカでは民営刑務所もあると聞いていますし、民間の幼年学校(中卒者を対象とした軍隊の学校。卒業後は士官学校に進学する。)もあります。官営だと鉛筆一本でも入札が必要でコストがかかるのです。ですから私は外務省も民営化してほしいです。 郵政に関しては、まず国民生活の利便性を最優先すべきであり、郵便局員の雇用は考慮する必要はありません。 民営化すると山奥の田舎への配達云々という議論を聞きますが、山奥にもコカコーラ売っていますし、民間企業からの電力は供給されていますから、民営化後は僻地での国民に不便をかけると意見は間違っていると思います。 制度的には国が保障している郵便貯金ですが、国が破綻してしまったら元もこもありません。公団に国が支出してきた額を考えると公団の存在は国家財政を破綻に導くものだと思うのです。 私自身、公務員として生活しており、現状を打破しなければ国の破綻は確実にやってくると切実に感じております。いくつかある国の破綻を防ぐため方法の1つは公団の事業の民営化だと思います。
お礼
ありがとうございました。 自分も民営化自体に反対しているわけではありません。 公団の存在等について批判されているようですが、それらはやはり民営化しか手段はないということなんでしょうか。民営化してその企業が独占状態だったら、またいろいろな弊害が出てくるのではと思います。独占状態なら利益は消費者に十分還元されない恐れもあります。それに民間企業はやはり利潤を求めるために企業活動を行います。例えば過疎地の郵便事業などを捉えた場合、やはりその将来を危惧しないではいられません。
- cse_ri2
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小泉構造改革の本質は、岸信介が始め、田中角栄によって 完成された「1940年体制」の打破にあると私は考えて います。 一言で言えば「政・官・業」の鉄のトライアングル・資本 主義とは名ばかりの擬似社会主義体制をぶち壊し、本当の 自由主義社会を作ろうということです。 ではなぜ民営化、特に郵政と道路公団の民営化にこだわる かといいますと、郵便貯金・簡易保険を原資とする財政投融資金、 そして高速道路建設を通じて建設業界に流れる資金が、この 鉄のトライアングルを強固にしている原因であると考えられる からです。 郵政民営化については、下記の質問でも回答しているので ご参照を願います。 「野中VS小泉」 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=622176 なお1940年体制の詳細については、 「1940年体制―さらば戦時経済」(野口悠紀夫/東洋経済新報社) を一読願います。(参考URLを参照)
お礼
ありがとうございました。 本当の目的は「民の力の導入」とは別のところにある、という見解ですね。少し理解できたように思います。ということは、やはり民営化するしかトライアングルを壊す方法がないということなのでしょうか。
- ameshou
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はじめまして! 単純に“民営化”と言って片付かないのがこの問題の複雑なところですよネ! 例えば、「JNR→JR」と「電電公社→NTT」とでは全く対照的です。 ■JRのケース・・・成功例ですよネ! いまだに一部で旧国鉄労組とのトラブルは有りますが、地区毎の独立採算制をとった点が最大の成功ポイントであると思います。 ■NTTのケース・・・明らかに失敗例です。 独占企業的経営は、国営の時と同じかそれ以上に悪くなっています。 民営化により利益を追求するようになっただけ、更に、国鉄時代より悪化しています。 ■郵政民営化のケース・・・ 内容がいまいちハッキリしませんが、小生個人的には、“郵貯は、親方日の丸であるため、ツブれる事は無いだろう!”という変な安心感が有るため反対です。 銀行がダメで、郵貯まで民営化されてもし破たんでもしたら、貯蓄などあぶなくて出来ませんヨ! 小泉も、いったん出した政策はとり下げにくいだろうが、具体的な細分民営化のシナリオをキチンと示してほしいものだ! あらためて、郵貯の民営化は反対だ! ■民営化といっても、いろいろなケースが考えられ、キチンとしたサーベイが必要であろう! ooo1・・・完全民営化。 ooo2・・・部分民営化。 ooo3・・・実情分析と粛清・改善。 郵政の民営化は、2と3の同時進行が必要で、くどいようですが、郵貯についてはその運用法が大きな問題で、これを粛清・改善できれば民営化しないでほしいものだ! 又、年金事業団についても、可及的速やかに3を実施すべきであろう! これについて、政府から具体的な方針は未だ提示されていないが・・・ 更に、3については、政治家・官僚の関係者に対する処罰が不可欠である。 退職・解雇・懲戒解雇等の対象者に対する退職金の支給など言語道断である。 いずれにしても、“民営化”の3文字で片付けられるような問題ではない事を政治家が認識し、国民も、“熱しやすく冷めやすい”ではない今後の注視が非常に重要であろう!!!
お礼
ありがとうございました。 今回取り上げた郵政3事業の民営化に限らせていただくと、このままだとNTTの例に近い状態が予想されてしまいますね。 民営化という文言が選考しているように思えて仕方がありません。いわゆる「国営」の利点までもが議論もしないうちに消えてなくなりそうです。
- kotiqsai
- ベストアンサー率23% (10/43)
郵貯や簡保で集められた資金が「打ち出の小槌」であることが、問題なのでしょう。厚生年金もそうですが、財投の資金源になっているわけです。 民営化すれば、最低無駄な仕事しかしていない特殊法人への融資はなくなる。資金源がなくなれば自然と高級官僚の天下り先は淘汰されてゆく。 村上龍の「会社人間の死と再生 ダメな会社と心中しないための戦略とは?」(扶桑社)というインタビュー集で数多くの若いサラリーマンに、自分の仕事をどう思っているか聞いたところ、特殊法人に勤める人たちの意識は旧ソ連の特権階級並みで「たぶん、この先もごろごろしていられる」と、本気でいってます。 藤井総裁もそうだけれど、アル中患者の前にお酒を置きっぱなしにして、自己責任だよといっても更生しないでしょう。無理やり断つには、特殊法人の理事が銀行にいって融資を受けるしかない。 郵便局員が公務員でもいいんです。その一点だけでも完全に透明になるのなら。
お礼
ありがとうございました。 そういったことは理解しているつもりです。しかしそういったことはシステム変更で対応できないのでしょうか? 最後の一行がずばり今回の質問の意図なんですが。
- boxer1
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こんにちは。 民営化問題は諸説ありますが、民意の反映とは思えません。 小泉総理の持論であり、国会議員選挙の一つの争点になるかも知れませんネ! 私の考えでは、郵政の民営化は国鉄(JR)の民営化と同一で 論じる訳にはいきませんが、民営化は過疎地域や利益の少ない地域での郵便局の廃止・統合は勿論の事地域によっては配達時間の長期化(あなたの地区は月・水・金とか週に2回とか…?)や都市部との料金格差(他の民営企業との競争で値下げをする?)など民営化の利益追求により格差が拡がる可能性が高いと思います。 田舎者のヒガミかも知れませんネ! http://www.hit.pos.to/seikei/post/index.shtml
お礼
ありがとうございました。 そこの部分に関してはやはり自身も関心があります。 JRと同列に論じることには自分も否定的ですが、あえてとりあげるとしたらやはり地方線が次々と廃線になっていく状況を思うと民営化に?マークです。
- ben5125
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確かにわかりにくいですよね。いろんなホームページに賛成、反対の論旨が載っていますので参考にされたらいかがでしょうか?私も詳しくは無いのですが、見たり聞いたりするうちにやはり今の郵政には問題があるのでは?と思いました。結局アンフェアなことがあるのと、一番腹立つのは国民から集めた貯金を運用するのですが、それが大赤字になっているということと、そのお金の一部が特定法人(でよかったと思います)の役員の退職金になっている・・大赤字の責任もとらず・・それも半端な金でなく、数千万・・どう思います?
お礼
ありがとうございました。参考URLも読ませていただきました。 確かに意見の主旨は理解できますし、民営化の必要性も自分なりに理解しているつもりですが、国営ならではの特別な制度・優遇措置等を撤廃するだけでいいように感じられます。 私なりの意見もありますが討論するつもりはありませんので、最後の部分は失礼します。
お礼
ありがとうございます。 私の同じような考えをお持ちのようで・・・ 冷静に考えると現政権の政策には矛盾な点が多いです。国が抱えている郵政は民営化して、民間がやっている銀行は国有化?? 野党もこのあたりをつけば・・・と思います。 URLありがとうございました。