非弁行為に該当するかどうか教えてください。
A社に請求業務の一部を業務委託していました。
仕事が忙しく 請求業務などまで頭が回らないことが多かったため、クライアントに迷惑をかけないようにすることを目的としていました。
仕事が完了したらA社に連絡を入れ、A社名義の請求書をクライアントに送付して貰い、クライアントからA社の指定口座に着金したら、そこからあらかじめ取り決めた手数料を引かれて私の口座に振り込まれる・・・というものです。
A社に委託したB社への請求業務で、B社が未払いだったため、その未払い金回収の件でA社社長と話し合っていた席上、A社の顧問だとC氏を紹介されました。
A社社長から「この件はC氏に全て任せようと思う」と言われ、「C氏に依頼するにはお金がかかるのだが、その依頼料を半分負担して貰えないか?」と帰り際に耳打ちされました。
実はこれより前に私は弁護士さんに相談していたのですが、A社社長から「全て1本化していた方が良い」と言われ「C氏以外には頼むつもりがないので弁護士さんへの相談を中断してくれ」と言われたので「考えさせてほしい」と伝えていたのです。
その後、A社社長から「C氏に急かされたので費用を既に払ったのだが、やはり半額負担して欲しい」と何度か連絡があり、最終的にはA社に言われるままC氏の手数料の1/2を支払い(A社からの請求書には「C氏顧問料」となっています)、B社との交渉が始まりました。
C氏は「A社顧問」の立場でB社代理人弁護士と交渉し、実際の事実関係を知る私から資料や情報などを引き出しては示談交渉を進めていました。
途中、何度か違和感を感じたためA社社長に連絡し「もうこの件は自分でやるから、B社との交渉は中止して欲しい。成功報酬込みという話だったのだから、かかった経費を引いてC氏へ払ったお金を返してくれ」と言ったのですが、そのたびにC氏から連絡が入り「もうすぐ解決するから」と説得されました。
一般的に見て、この件はB社に支払い義務があり、弁護士さんに頼んでも解決できそうな問題だと思っていたのですが、C氏から「弁護士さんで こういう問題を解決できる人はなかなかいない」と何度も言われ、仕方なく引き続き任せることにしたのです。
半年後、B社が支払いに応じる気配を見せ、B社代理人弁護士からも「支払いの用意ができた」とA社宛に連絡が入ったあたりで「A社が回収金額の半分欲しいと言っている(通常A社に支払っていた委託料の倍以上の額にあたります)。これはA社の売上になるのだから、その要求も理解できる」とC氏が言い始め、「通常の委託業務の範疇を超えているのでA社の言い分は私には充分に理解できる。この件のA社手数料については通常と分けて考えてみてはどうか」とか、「A社も私への費用が発生しているのだから、私への費用が折半なら回収したお金も折半するべきだ」とか、「貴方がまたこの件でA社とトラブルになっても私が担当するのだから、ここで貴方の了解を気持ちよく取り付けておきたい」とまで言い出しました。
また、「予想外に苦労したので私もA社にもう少し費用を貰えるように頼んでいる」と言い始めたので、私は「これは何か雲行きがおかしい」と思い始め、A社社長に直接抗議したいと告げました。
するとC氏は「それは私(C氏)を通してくれ」というので、C氏と電話で話し、A社に対して抗議したい内容を伝えたのですが、話をしている最中に、今度はC氏と私との間で示談交渉をしているような感じがしてきたので「これは本当におかしいのではないか?」と気持ち悪くなってきました。
それで、私もこの件のC氏費用の1/2を支払ってる事、またC氏の行為は非弁活動にあたらないのか?などの質問をしたのですが、C氏曰く「私の費用の1/2を貴方が払ったことはA社から聞いたが、私はA社の顧問として相手方(B社)と交渉をしており、お金もA社から貰っている。B社への請求はA社が行っており、A社に請求権があって貴方は利害関係人としてこの件に参加しているだけだ。貴方個人からこの示談を受けたのではない。またこれはビジネスなので私はA社に対して報酬請求権もある。非弁行為ではない」と言われました。
翌日、私はA社に契約解除の通知書を送りましたが、C氏は現在もB社代理人弁護士と交渉を続けているようです。(B社代理人弁護士にも解除した旨は知らせてあります)
C氏は弁護士ではなく、A社の別件の示談交渉やトラブル解決も交渉窓口として行っています。
これは本当に非弁活動にあたらないのでしょうか?
また、もし非弁行為なのであれば告発したいのですが個人でも可能なのでしょうか?
どうか教えてください。
お礼
お礼を書くのを忘れておりました。大変参考になるご回答ありがとうございました。