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「あたたかなものの」それとも「あたたかいものの」でしょか?どちらが正しいのでしょう??

気になってしまったのですが、次の文はどちらが正しいのでしょうか?別にどちらも正しいのでしょうか?? 1、昼は暖かいものの、夜はまだ寒い。 2、昼は暖かなものの、夜はまだ寒い。 僕が気になってしまっているのは、「ものの」という助詞に続く「暖かい」と「暖かな」はどちらが正しいのだろうか?という事なんです。どちらでもいいのかな?自分なりに調べてみたのですが、この「ものの」は、用言の連体形に接続するようです。僕はもうここでアウトです。それでも今の頭の中の状態をお伝えしますと、 「用言の?連体形?暖かいという形容詞の連体形は「暖かい」かな?じゃあ、暖かいものの、でいいのかな。けど、辞書をひくと、「あたたか」という形容動詞もあるな。これの連体形は「暖かな」だろうか。どちらでも良いのか?しかし、自分には国語力が無い。確かなことは言えないな…うーん。」 国語をないがしろにしてきた報いである!と言われたらそれまでなのですが、どなたかに教えて頂きたいです。ちなみに上記にある僕の頭の中身はあてにしないでください。すみませんがよろしくお願いします。

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回答No.6

学校文法(中学校で習う、規範的な国語の文法)では、どちらも正しい用法です。 まず基本を確認しましょう。 「用言」とは、活用があり(言葉の形が規則的に変化し)、単独で述語のなる単語のことで、品詞としては、動詞・形容詞・形容動詞の三つがあります。 ●動詞・・・「行く」「読む」のように言い切りの形(終止形)を「ウ段の音」で終える品詞です。口語(現代日本語)では、五つの活用の種類ごとに分けられ、それぞれ六つの活用形に活用します。 ●形容詞・・・「暖かい」「美しい」のように言い切りの形(終止形)を「い」で終える品詞です。口語では、活用の種類は一種類だけで、「暖かかろ/暖かかっ・暖かく/暖かい/暖かい/暖かけれ」と活用します。順に、「未然形/連用形(二つ)/終止形/連体形/仮定形」です。命令形はありません。活用する部分を「かろ/かっ・く/い/い/けれ」と覚えます。 ●形容動詞・・・「暖かだ」「元気だ」のように言い切りの形(終止形)を「だ」で終える品詞です。口語では、活用の種類は一種類だけで、「暖かだろ/暖かだっ・暖で・暖かに/暖かだ/暖かな/暖かなら」と活用します。順に、「未然形/連用形(三つ)/終止形/連体形/仮定形」です。命令形はありません。活用する部分を「だろ/だっ・で・に/だ/な/なら」と覚えます。 さて、ここから本題です。御質問の「ものの」は、接続助詞というものに分類され、「~だけれども」のような逆接の意味を表します。 用言や助動詞の連体形につきます。 御質問の文を見てみましょう。 1、昼は暖かいものの、夜はまだ寒い。 2、昼は暖かなものの、夜はまだ寒い。 1の「ものの」は、形容詞「暖かい」の連体形「暖かい」についています。2の「ものの」は形容動詞「暖かだ」の連体形「暖かな」についています。 よって、1も2も正しい用法だといえるわけです。 以上は、教科書の指導書や参考書にも載っている基本的な事項で、定説です。実際の日常会話でも普通に使われています。 文法的な説明は以上です。意味の違いについては、ないことはないでしょうが、個人的な主観の範囲を出ないのではないでしょうか。「形容詞+ものの」と「形容動詞+ものの」の間に、客観的な有意の違いが認められているとはいえません。 しかし、あえて主観を述べますと、 1,「形容詞+ものの」は、客観的な事実を打ち消しているのに対し、 2,「形容動詞+ものの」は、主観的な判断を打ち消している、 といえそうな気がします。 1の方は、気温などがはっきりしていて、客観的にいえば、昼は「暖かい」のだけれども、夜は「寒い」ということで、 2の方は、話し手の感覚には、昼は「暖かだ」と感じられるのだけれども、夜は「寒い」ということです。

ozonzo
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。そもそもは普段の自分に形容詞と形容動詞の区別がなかったが為に混乱したようです。暖かいは状況に対する様で、暖かなは自分が感じた様ということのようですね。同じもののようでいて、品詞的には別ものなのですね。ここで質問するまでは「暖かな」は「暖かい」という形容詞の語尾が変化した形容詞であると思ってました。意識できたところでいろいろ使ってみたくなってしまいました。どうもありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.5

1、昼は暖かいものの、夜はまだ寒い。 2、昼は暖かなものの、夜はまだ寒い。 ーーーーーーーーーー 文法的な解釈をする力はないのですが、2はどう考えても誤った表現ではないかと思います。 「ものの」は、「けれども」という意味で、「(とは言う)ものの」の省略形だろうと思うからです。 つまり、「昼は暖かな」は、「昼は暖かい」と違って文として完結していませんから、「とは言う」に掛かることができないということです。

ozonzo
質問者

お礼

文法的な解釈はほんとに難しいですね。考えると奥深さを感じます。考えご回答くださりましてありがとうございました!

回答No.4

 私も国語に興味があるので、投稿させていただきます。さて、どっちが正しいか?でなく、使い方の違いにあると思うのです。つまり、  暖かい:誰でも同じように感じる温度。だから、感情のない陳述などに使われることが多い。それ故に、普通の言い方であると思われることが多いと。  暖かな:ここに、「な」が付いている点に気をつけてください。これはなんでしょうか?  すなわち、「なり」の変化したものと考えるのです。この「なり」を細かく見ると、「に+あり」であることがわかります。では、「に」とは何でしょうか? それは、「状況、位置の変化」を意味します。たとえば、「氷が水に変化する」というように。  ですから、話し手の感情として、「今日の昼は、昨日と比べて、『暖かい』ものなり。」と、感情のない陳述でなく、話し手の気持ちを示したく、「あたたかな+もの(状況)」と組み合わせて、俳句を好む人なら、この言い方が好ましいと選ぶでしょうね。  ですから、「暖かい」=感情のない陳述:断定、「暖かな」=感情を述べる、つまり、抽象的な言い方に聞こえるという違いがあるだけで、けっして、どっちが正しいかというのではないと言えましょうか?  まあ、こういうのが私の考えですが、別の考えもあるかも知れませんが、参考になればと思って投稿させていただくものです。

ozonzo
質問者

お礼

なるほど、形容動詞と、動詞がついているだけあって、やはり感じていると言うところがポイントなのでしょうね。判断の参考になりました。ありがとうございます。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.3

No.2です。「どちらも使用できます」と書いたものの、よく考えると「暖かいものの」の方がより普通の言い方だと思います。前言をひるがえしてすみません。

ozonzo
質問者

お礼

考えあぐねてくださったようで、ありがとうございます!

  • OKAT
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回答No.2

「暖かい」(形容詞連体形)→「暖かな」(形容動詞連体形) どちらも使用できます。  同様な例 「意地悪い」→「意地悪な」、「黄色い」→「黄色な」、「毛深い」→「毛深な」、「四角い」→「四角な」、「手荒い」→「手荒な」、「間近い」→「間近な」、「真っ白い」→「真っ白な」、「柔い」→「柔な」等々。  「ものの」は接続助詞です。意味は自分で調べてください。下のUrlを参照。

参考URL:
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE&stype=0&dtype=2
ozonzo
質問者

お礼

ふだん品詞など全く意識せずに使っているので、よくよく考えるとこんがらがって難しいんですよね。ありがとうございました。

  • r99
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回答No.1

私も国語力ないですが、回答あせてください(笑) どっちも正しいんじゃないんですか? 「暖かい」と「暖かな」では温度差があると思うんです、 1:暖かい=断定 2:暖かな=抽象 2よりも1のほうがより『暖かい(温度があった)』 2だと暖かいと判断する温度が1に比べて確定的では ないものの、総合してあったという状態・・ ・・って思った私は国語力はないですかね(笑)

ozonzo
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。おー、たしかにそうですね。そういった観点からは見ていなかったです。感覚的になんだかしっくりきますね。自分も国語力、あるんだかないんだかなのですが、こうしてお互いやりとりしていますので、とりあえず「国語力それなりにアリ」ということにしちゃいましょう!