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水素が建屋になぜある?
わたし自身は覚悟を決めました。 昨年、宮崎の口蹄疫発生と、今年の原発事故と、人間のなりわいそのものを反省すべきなのかもしれない。ぜったい希望をすてないために。 ところで、「建屋」とかいうものに、なぜ水素があるのか、それが説明されていないように思われます。 なぜ水素が発生したかはわかりますが、なぜあるはずもないところにあるのでしょうか。
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>、逃げ口を用意しておくべきでした(素人考えですみません)。 いやいや、それは秀抜なアイデアですね。水素だけ抜けるフィルターを圧力容器に設けることは今後検討されるでしょう。 >あるいは「水素の発生」が「想定外」だったのか、東電側はきっちり説明しているのでしょうか。 燃料棒(ジルコニウム)が水面に露出し空気に晒されて水素を発生した、これは想定外だったということは繰り返し言っていたと思います。 私見ですが、圧力抜き(ベント)の時の汚れた空気は外部のプールの水面下などへ一旦フィルターや水を通して抜いているはずです。少なくとも最初のうちは立て屋内へ放出してはいなかったと思います。
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- tetsumyi
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なぜそんな単純な不手際ができるのか、頭を抱えてしましいます。もしかして1号機の建屋爆発も同じ原因じゃないのだろうか? 全く同感です。 全ては現場や責任者の無知と技術力の無さが原因です。 マニュアル通りに仕事していれば問題が起きないと思っている人にとって、マニュアル以外の状況になった時にどのように対応して良いのか全くわからないのです。 原子炉の原理、核反応の理論を理解している人がいたなら冷却機能がダウンしたと言うことが何を意味するのか、どんな対応が必要なのか、現場で対応できないのであれば政府と国家機関全てに状況を説明して全力を結集して救助を要請すべきでした。 大企業になるほど、限られた知識の集団となっているにもかかわらず誇り高く、他からの援助を得ようとはしなくなります。 政府の対応も全くお粗末です。 政府は現状を知ったなら即座に日本中の高度な科学者、技術者全てを召集して炉心冷却の方法を検討し平行していくつもの方法を試みるべきでした。 もやは隠し事をするような事態ではなく現場の状況を即座に公開して、なすべき方法を知っている退職した高度技術者に知恵を借りることさえすべきです。 職が無く困窮している人の中には、命を捨てて日本を守るために現場で解決してやろうという人がいるかも知れません。 今では規模は小さいものの、多くの現場で同様の問題が発生しています。 資格を持ってはいても試験に受かるためだけの勉強で基本的な部分を全く理解していない人が仕事をしているために、爆発事故を起こしたりクレーンを倒したりしています。 現場ではマニュアルに無い状況が発生するのはよくあることです。 基本を理解している人は今の状況がどのような危険を含んでいるか考えながら仕事をするものです。 金儲けだけで仕事をする人は、いやな今日の仕事が速く終わらないか、また他のことを考えながら仕事をします。 日本中、現場はいつも、危険地帯。
お礼
ありがとうございます。 いまは、後悔している場合でも、誹謗している場合でもなく、子供たちの顔をしかり見て、自らに恥ずかしくない行動をとるように努めたいです。 爆発した1号機の建屋に「使用済み燃料」はなかったという確認はなされたのだろうか。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
危険性があることはわかっていましたが、炉内に水を注入することは燃料棒が融解し急速に最悪の事態に進展しないために取られた処置です。 しかしながら事態は確実に最悪の状態に進んでいるようです。 もはや燃料棒はほとんどが融解に向かって進んでいます。 もはや手遅れで、すべてを見捨てて皆が逃げ出すのは時間の問題でしょう。 過去の核事故、核爆発全てをはるかに上回る大事故として永久に記録に残るでしょう。 放射性物質は周囲に巻き散らされ、海は汚染され千葉県から宮城県に至るまで海産物の生産は長期間に渡って不可能となるでしょう。 この地域の再生は極めて困難となって日本経済、食料全てに回復不可能な大打撃を与えてしまうでしょう。 原子炉反対運動は古くから行なわれていましたが、地震国日本に原子炉を作ることは間違いであったことを事実によって突きつけられたと言えます。 人の幸福は贅沢な生活と大量消費、経済発展では決して得られないことを全ての人が認め、生き方を変えることを望みます。
お礼
重ねてのご回答に感謝します。 何があろうと、ぜったい希望をすてません。 第4号機では建屋の「使用済み燃料プール」の水位下落により水素発生・爆発とのこと。これなら納得ですが、逆になぜそんな単純な不手際ができるのか、頭を抱えてしましいます。 もしかして1号機の建屋爆発も同じ原因じゃないのだろうか、。 それよりも、この一連の建屋爆発で、建屋内にあった使用済み燃料も噴きとんだということになるのではないだろうか。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
原発事故の経過を見ていればわかるはずです。 炉内の圧力が高く水が入らないので原子炉内の圧力を下げるために弁を開けて圧力を下げました。 原子炉本体内には制御棒を出し入れするための開口部がありますし、この作業のための内部気圧を大気圧の同じにするための安全弁等があります。 ですから、この弁を開けることで原子炉本体内の水蒸気、放射性物質やジルコニウムと水蒸気が反応してできた水素が出てきて「建屋」内に溜まりました。 この作業である程度の放射性物質が出ることはやむをえないと説明がありましたが、どこに疑問があるのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 私がテレビを聴取したかぎりでは、水素が建屋にたまったのは「何らかの理由で」ということを繰り返し報道していました。 「安全弁」をあけることで「水素」がたまり「放射能」が漏れることを承知のうで実行していたのですね。これに関する報道は知りませんでした。 では、水素が発生するとわかっていて、むざむざ第二の水素爆発をさせてしまったのでしょうか。 素人のしつこさですみません。 ご回答に感謝します。
水素の原子は小さいので、わずかな隙間もすこしづつ通り抜けることがあるようです。菅の接続部やらパッキンの間などですね。このため金属組織内部へも浸透し、薄ければわずかながら抜けます。この性質から水素を貯蔵する危険性、困難さもあり、環境的に有望視されている水素エンジンの実用化の障壁になっています。
お礼
ありがとうございます。 金属組織も透過する場合があるなら、逃げ口を用意しておくべきでした(素人考えですみません)。 あるいは「水素の発生」が「想定外」だったのか、東電側はきっちり説明しているのでしょうか。「計画停電」の不始末という、東電は無責任なように思うのは、ふだん電気のお世話になっている身としては何ともいいいがありません。 それにしても貴重なご意見に感謝します。
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
http://mainichi.jp/select/science/news/20110313k0000m040104000c.html これによると、配管の隙間から漏れ出したと言う事になります。
お礼
ありがとうございます。 今回の事件で、私が学んだことは(いまごろかとお笑いでしょうが)、新聞やテレビの情報があてにならないということです(100%だめと言っているのではありません)。専門的な(あるいはそれに近い)知識をもつものが報道する側にいないから、専門家と称する人を呼んで、あれこれ一般論を言わせているのでしょうが(それが結果的に人々の恐怖心をあおる面があることを自覚しているかどうか)、現場にいるわけではなし(現場で決死の覚悟でやっているのはもしかして「派遣」?)、的確なことを言えるものでしょうか。 毎日新聞の情報をご教授くださり感謝します。 「配管」から漏れたとの推理ですね。素人のわたしもそんなことだろうとは思います。 ですが、水素が配管から漏れるなら、放射能も配管から漏れるという推理になるのも道理です。そこを逃げたくてテレビなどでは「何らかの原因で漏れた」とわけのわからないことを言っているのでしょうかね。 私としては、ネットで自分で情報を探し吟味し、自分なりに判断し「じたばたしない」ことに決めました。 貴重な情報に深謝します。
お礼
ありがとうございます。 第4号機の爆発は、なぜ防げなかったのか、素人ながら悔しくてなりません。 「想定外」ではなく単なる「不注意」ではないのでしょうか。 (現場で戦っている人には敬意を表します。) (建屋5階にいかにももろそうなコンクリート壁で覆われたとjころに使用済み核燃料貯プールがあること自体が信じられない)。