ロックフェラーは何を狙っているのか?
ロックフェラーは何を狙っているのか?
直近のアメリカの動きとして注目すべきは、やはり日本への異常とも言える執着だろう。
元々、環太平洋の農業国家同士・資源国家同士の貿易協定だったTPPに、強引にねじ入り、さらに日本に参加を強要し、とうとう取り込んでしまった。
思えば、東南アジア発のASEANが力を伸ばし、日本がASEANとの連携を強める中、APECを強引に立ち上げて、日本を引き剥がしに掛かった時から、アジア経済圏における橋頭堡として、アメリカは日本に目を付けていたのだろう。
TPPに取り込まれた結果、日本で革命が起こらなければ、日本は限りなくアメリカの法体系に近づいていくことになる。
アメリカはここまでする必要があったということだ。
関税撤廃によって農産物輸出を増やす、あるいは雇用拡大という狙いもあるにはあるだろうが、そんな小さなものが本来の目的ではないだろう。
米ロックフェラーのドル戦略はどういうものなのか?
ここで、ドル暴落をロックフェラーは避けたいのか、望んでいるのかという問題が出てくる。
ドル安は、行き過ぎなければ輸出が増え、景気が回復するため、アメリカにとっては歓迎すべき事態だ。
ドル暴落局面でのアメリカ=ロックフェラーの懸念は、最終的に秩序が維持できるのか、ドル暴落→インフレの結果起こるであろう、暴動を鎮圧できるのか、に絞られる。
もし、その暴動を米軍やFEMAを動員して鎮圧することが可能とロックフェラーが読んでいるならば、ドル暴落をロックフェラーが仕掛ける可能性は高い。
繰り返すが、ドル暴落によってアメリカの借金はほぼチャラにになり、輸出の大幅回復が見込めるのだ。
アメリカで起こるであろう暴動は、鎮圧できるのか?
但し、まだ残る問題は、その暴動が国際金融資本家・ウォール街を狙った暴動になる可能性が高いということだろう。
さすがに、本社施設が暴動の標的になれば、いかなロックフェラーといえど、ドル暴落後に世界を支配し続けることはできない。
この局面での安全を確保するためには、ドル暴落局面での避難先を作っておく必要がある。
その避難先が日本であり、本社機能を移転させるための布石が、TPPによる日本のアメリカ化なのではないか?
さらに、アメリカのTPPへの参加は、環太平洋の資源国家を取り込めるという利点も大きい。
などの情報・主張をどう思いますか。
補足
都合でしか物事を考えず既得権益死守しか頭に無い者はさっさと殺処分すべきですね。