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経済成長政策
日本のGDP、雇用問題、輸出入への依存など。 日本が抱える様々な問題の中でいかにして企業は成長していくべきか、みなさまご意見をください。
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- covanonki
- ベストアンサー率48% (219/448)
今の日本の状態において、日本のGDPを拡大させるのは企業ではなく政府の役割ですよね。 GDPとは、国民・企業・政府が起こす消費の総額ですね。 現在、GDPが横ばい状態にあるのは、民間企業に借り入れを起こし、投資する能力が不足しているからで す。バブル崩壊のトラウマ(金融機関による貸しはがし)もあるでしょうが、実際、消費が起こらないこと には、企業はどこに投資を行えばよいのかがわかりませんし、投資の見通しが立たない以上、借り入れも起 こせない状態です。(借り入れの付加価値がGDPを拡大させます) 投資ができる状況にありませんから、企業の事業を拡大させることは非常に難しいですよね。せいぜい、 現在保有している案件を継続して行う程度です。GDPが示すように、企業業績も横ばいですから、企業は 人的投資、つまり雇用の拡大を行いたくても行えない状況にあります。 そこで、まずは政府が政策として意図的に成長分野を創出し、ここに政府が投資を行うことで、企業が借り 入れを行いやすい状況を作ります。政府が仕事を創出するのです。 こうすれば、たとえ短期間であったとしても、企業は人的資材を必要としますから、ここに雇用が生まれ ます。また、国民が消費を起こすような施策も同時に実施し、被雇用者が企業から受け取った給与を消費 へと転嫁させることをあっせんします。 企業はさらに生産が必要となり、また新たなる消費がそこに生まれるのです。 〉日本が抱える様々な問題の中でいかにして企業は成長していくべきか と記されていますが、少なくとも今の経済状況の中で、GDPや雇用の側面から考えた場合、企業が独力 で成長していくことは困難だと思います。政府が行う財政支出の役割は非常に大きいと思います。 また、輸出入への依存度、ということですが、他の方への補足を見ても、日本が輸出入に依存している、 という発想が前提となっていると思います。 ですが、リーマンショックの折、図らずも日本が「輸出入への依存度」の低い国であったからこそ成し遂 げられた経済回復でした。 たとえば、日本の輸出依存度を見た場合、多い時でそのGDPに対する割合は16%。 このうち、もっとも多い品目が乗用車で、最新の情報では輸出金額に占めるシェアは12%となっていま す。(http://www.jetro.go.jp/world/japan/stats/trade/excel/gaikyo201011.xls) 仮に輸出依存度が16%でそのうちの乗用車の割合が12%であった場合、乗用車の輸出金額がGDP全体に 占める割合は1.92%ということになります。リーマンの折、自動車メーカーや家電メーカーが打撃を受け たのは、輸出への依存度よりもむしろ、極端に進んだ円高が原因でおこった、株価の急激な低下にありま した。 とはいえ、確かに輸出への依存度が原因で大打撃を受けた日本企業も多くあります。それは、主に半導体 メーカー。日本の輸出品目の実に50%以上は、この半導体を含む「資本財」と呼ばれる項目です。 ここからは、私の個人的な意見ですが、これからの企業のあるべき姿とは、今の政府が積極的に進めてい るような、外需に依存するような経済政策をとることではなく、日本国内で経済の流れを完結できるよう な経済の仕組みによるものだと思うのです。 これは、他の国がまねようとしてもまねることのできない、日本にしかできない経済の仕組みです。 例えば、世界であれほど圧倒的なシェアを誇るサムスンが、日本ではシェアを獲得することができず、撤 退してしまいましたよね。日本の誇る技術力とは、それほどにすごいものがあるのです。(資本財の輸出 相手国の大部分は韓国・中国です) 国内に十分な市場があるわけですから、わざわざ外需に頼るようなことをせずとも、日本の経済は十分に 回していくことができると思います。大切なのは貿易収支ではなく、国内の企業の利益が、どれほど国内 に落ちているのか、ということ。貿易は、国内で経済を回すことが可能である、という前提のもとで行う べきだと思います。 ちなみに輸入品目の大部分は原油です。国内で発掘できないものは輸入に頼るしかありませんからね。
- aokisika
- ベストアンサー率57% (1042/1811)
質問の意図が不明です。 国が行うべき成長政策と、各企業が行う成長戦略に乖離があります。 企業が生き延び成長する方法は、売り上げを増加し、コストを削減して利益を増加させることです。 現状で各企業がコストを削減させようとすると、最大の固定費である人件費を削減することが効果的な方法になります。また、仕入れ価格を低下させる有効な方法の一つとして、輸入を行うということが挙げられます。 つまり、各企業が生き延び、成長するための有力な方法は、人員を削減して輸入を増やすことなのです。 各企業がコストを削減し利益を増加させることですから、個々の企業にとってはこれは正しいことなのです。 しかしこれは国全体から見ると、失業率を増大させ、輸出入への依存を増加させ、その結果GDPを減少させることになります。 このように、個々に見ると正しいことが、国全体で見ると正しくなくなってしまうような現象を「合成の誤謬」と呼びます。 質問者さんが知りたいのは、質問者さんの企業が生き延びるための方法ですか? それとも日本国が成長するために質問者さんの企業が取るべき方策ですか?
- 畑山 隆志(@deltalon)
- ベストアンサー率39% (733/1864)
自分の意見もない奴に何を言えと。
お礼
自分の意見を言わず質問をしてしまい 申し訳ありませんでした。 私は自分のわからないことを質問するから、 自分の意見はいらないと思っていました。 ご指摘ありがとうございました。
補足
私は学生なので、まだ企業には勤めていないのですが。私が知りたいのは後記の方です。 大学で「輸出入への依存率」「失業率の低迷」「GDP減」が日本の不景気に関わると習いました。 ではそれが日本にどのような影響を与えていて、政府と企業、それぞれどのように頑張れば解決に向かうのかが気になり質問しました。 説明・勉強不足ですみませんでした。 また回答いただければありがたいです。