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超能力はない、という結論でいいですか?
世界中の歴史を見渡しても、超能力によって政治や経済、軍事などの重大問題が解決された試しがない事を見ると、やはり「超能力はない」という事で結論づけていいのですね?
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超能力が「ない」かどうかを問題にすると、こじれます。 既に「悪魔の証明」ということが言われていますが、その通りです。 「超能力はない」と主張しようとすると、「じゃあ『ない』ことを証明してみろ」と迫ってくる人がでてきます。 これは疲れる話です。今までの「超能力現象」と言われているものを、全てトリックまたは勘違いと証明するだけでも途方なく大変で一生かかってもできないかもしれません。 超能力実験に対する反論も、トリックを暴けなかったときは、トリック『でも』できる、だから実験が超能力の存在を証明したとは『言い切れない』とするのが普通です。 仮に全て証明できたとしても、それでも超能力があり得ないということは、論理的にもできません。 常套句ですが「人間の知識や知恵には限りがあり、未知のものがある」かもしれないからです。 未知のものが絶対にないと証明するのは、既知のすべての超常現象を超常でないと否定するより、ずっと難しすぎるでしょう。 ただ言えるのは、超常現象は少なくとも歴史が記録され始めた頃には既にありましたし、まず間違いなく有史以前から乞い願い追い求められてきたということでしょう。 そして、その苦労と努力の割には一向に実用化の兆しも見えないことも事実と考えて差し支えないでしょう。 人類最後発の知恵である科学は、あれよあれよという間に、身の回りはおろか太陽系の外や宇宙の果て、あるいは電子のようなミクロの世界まで手を伸ばしているのに、オカルトの停滞振りは目に余るとさえ言えます。 超能力を含む超常現象をあると考えて行動するのは、あまりにも分が悪い賭けであると認識していればいいのではないでしょうか。 そう認識すれば、役に立たないオカルトが身の回りに入り込んできて振り回されることを防げます。 だからといって、純粋に研究心から分の悪い賭けに挑む人をあれこれいう必要もありません。彼らが他人をを騙して金を巻き上げたり、扇動しようとしたり、病人がまっとうな治療を受けるのを妨げたり、などなど悪さをしない限りは、ですが。 もっとも、街角の占い屋さんは、占い自体よりお客さんの話を聞いて人生相談してるようなところが多々あります。それはそれでいいでしょう。 あれかこれかと迷って踏ん切りがつかないとき、占いに後押ししてもらって決断するのも、別段悪くありません。どれにしていいか分からないということは、裏返せば、どれでもいいということです。 歴史上の有名な事件や戦争などにも、こういったことが見受けられるようです。積極的には、戦争前にわざといい占い結果を兵士に示して、戦意高揚させることはよく行われたようです。 話が脱線しました。閑話休題です。 超能力は『気にし』ない、でいいんじゃないかなあ、と思いますです。
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- cyototu
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>超能力によって政治や経済、軍事などの重大問題が解決された試しがない そんなことありませんよ。 昔、プルタークの『英雄伝』(岩波文庫)を耽読していたときに、ギリシャでは何時戦を始めるかの日和の決定に「鳥占い」と言うのをやっていたことを知りました。そして、多くの歴史的に重要な開戦がそれによって決められ、歴史が動いていました。ただいま手元にその本が在りませんので、それがどの戦争で誰であったか正確なことは言えませんが、その例が数多く載っていたことを記憶しています。自分で当たってみては如何でしょうか。 トゥーキュディデースの『戦史』にもそんな例が幾つか載っていたと思いますが、その記憶はハッキリしていません。序でに、ヘロドトスの『歴史』、カエサルの『ガリア戦記』、タキトゥスの『年代記』、司馬遷の『史記』等に当たってみるのも一考かと思います。それぞれ、ペルシャやローマや中国での例があったはずです。すべて岩波文庫で手に入ります。 たしか今昔物語に書いてあったと思いますが、平安時代の安倍清明ばかりでなく、その後も彼の流れを汲む陰陽師が日本の政治の重要な決定に関して、強い影響力を持っていたはずです。
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回答ありがとうございました。そうですね。解釈の仕方によってはそういう事例も「超能力が政治に関与していた」と言えなくもないようですね。ご意見ありがとうございました。
- -72
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無いと断定することは出来ないでしょう。 今の科学では分からないのですから。 しかし、ヤラセ丸出しの、メディアが取り上げる超能力者や、霊能者は、デタラメだと思います。 他の方も仰る通り、過ぎ去った事は検証しようがないので、超能力訓練や、気功でも試してみては如何でしょう? 近くに本物の能力者が居るのなら、話は別ですが。 それか、インドやチベットにでも行ってみてはどうですか? 実際に行者に会って、御自分の目で確かめるのが一番手っ取り早いですよ。
お礼
回答ありがとうございました。百聞は一見にしかずと言う様に、ほんと仰る通りだと思います。 ただ、超能力者が存在するなら私が確認する前に国家による争奪合戦になってるはずではと、質問当初は思ってたんです。
- kyo-mogu
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無いと結論は早いです。まず、もっと研究することが必要です。未だに全て解明できる程の知識はもっていませんから。 超能力も一般の人より感覚が鋭い人が居ます。それも超能力に含めると、無いとは言えません。有るという方が良いでしょう。ただ、SFなどで使用されるほどの力は無理でしょうね。
お礼
回答ありがとうございました。ご意見にはおおむね賛同です。 超能力といっても「鋭敏な感覚」とか「個人の特殊な才能」の延長線上にあると考えると、存在すると言えなくもない気がします…。 厳密な線引きは難しそうですね。ご意見ありがとうございました。
- phobos
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すで寄せられたご回答と重複しますが、ご質問の > 超能力によって政治や経済、軍事などの重大問題が解決された試しがない事を見ると、やはり「超能力はない」という事で結論づけていいのですね? について、(結論には異論はありませんが)私も、論理の展開の仕方は間違っていると言わざるを得ませんね。 古来、権力者が重要な決定をする際に占いの結果を参考にすることがあったのは事実ですが、今さら占いがインチキだったか本物の超能力だったかの検証はできません。 また「本当は超能力で解決したのだが、秘密にされたまま歴史の闇に葬られたのだ」という主張に対しても説得力が乏しいですね。 「超能力がない」と言うことを論証するのには、歴史上の事例を持ち出すのは得策ではないでしょう。 「あるか、ないか」について白黒つけるならば、今現在の時点で厳密な実験条件の下で検証するのが最も適切な方法です。 そして現在までの所、トリックやミスの入らない厳密な実験条件下で「超能力」が存在することが証明された、という論文や記事を目にしたことは(残念ながら)ありません。 逆に「我こそは超能力者だ」と言う人物のトリックが暴かれた例や「実はインチキでした」と告白した例は、数え切れないほどあります。 「超能力はない」と証明するのは確かに難しいことですが、少なくとも「『自分には超能力がある』と主張している人物の主張は、嘘か勘違いか妄想である」事を証明するのはさほど難しくないことです。 私自信は「超能力は(残念ながら)存在しないだろう」と結論づけていますが、その理由の大きな一つは、以上のとおりです。 > その方面に詳しい方々の知識と意見を期待して質問しました。 詳しいわけではありませんが、詳しく解明しているサイトを以下にご紹介します。 ご覧になれば、きっと参考になると思います。 ・超常現象の謎解き http://www.nazotoki.com/index.html ・ASIOS--超常現象の懐疑的調査のための会 http://www.asios.org/index.html
お礼
回答ありがとうございました。参考になりました。 言われる通り、過ぎ去った事は検証しようがないので、歴史を持ち出すのは得策ではないというご意見に異論はありません。 サイトを見て色々参考にしてみようかなと思います。ご意見ありがとうございました。
>超能力によって政治や経済、軍事などの重大問題が解決された それは無いでしょうね。 というのは、それらの大人数を動かす場合には「社会的、政治的必然性」が無ければならないので、一つや二つの事象を「超能力」で変えても結果は「大勢に影響なし」になってしまうからです。 超能力らしきものはあります。時々テレビで放送されますが、失踪者の追跡とか遺失物の発見とかその様なかなり属人的な事象では高い確率で的中させられる方がおいでのようです。 これらの方は別に「物理法則」を変えている訳ではなく「何故か感ずる」「理由は分からない」と本人も認めているようです。 ですから、政治的に利用するにも「誰かを暗殺するにはどの場所が良いか」程度の助言しか与えられません。 社会のインフラストラクチャーの動きに抗する力などはまるで無いです。
お礼
回答ありがとうございました。 超能力があったとしても軍事や経済などのような国家レベルのパワーにはなり得ず、個人の特殊な才能の一種という位置付けで考えるわけですね? 1つのご意見として参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
- 島崎 信也(@zakky74)
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興味深い質問ですが、もう少しイメージを膨らませたい為に、尋ねたい事がございます。 質問者さまが言われる超能力とは一体何なのでしょうか? 逆質問の形となりすみませんが、宜しくお願い致します。
お礼
正直、超能力の厳密な定義とかはよく知りません。 世間一般のイメージで、物を曲げるとか動かすとか、透視するとか、更に予知、予言みたいなものまで含めて質問しました。 飽くまで素人考えですけど、こんな凄い能力があったら、時代を問わず世界中の国々が国益を賭けて最大限活用する筈だと思うのですが、その辺、詳しい方々はどう考えているのかなと思って質問しました。 サイトの趣旨に則って、その方面に詳しい方々の知識と意見を期待して質問しました。
- ultraCS
- ベストアンサー率44% (3956/8947)
スプーンを曲げたりするような能力に付いては、まともな超能力研究者(テレビで目立つのはまともじゃない輩ばかりですが)で肯定している方はいないと思います。 現時点で、統計的に有意ではないかと思われる言われる実験結果はあるようですが、この実験の内容を知ると超能力信奉者はがっかりするでしょうね。本来ならコントロール下で統計上50:50の現象が52:48になるのが再現性があったというような研究で、一般にイメージされる超能力とは違い、実に地味なものです。 現在の超能力研究の最先端については、この本が詳しいです。 http://www.rakkousha.co.jp/books/isbn40-9-tondemochounouryoku.html そういう意味では、一般的なイメージの超能力はほぼ無いといってよいかと思います。
お礼
回答ありがとうございました。参考になりました。私は最先端の事情に詳しくないのでこのような質問をしたのですが、まだ実験で有意性があるかないか議論する程度のレベルにとどまっているということですね? ご意見ありがとうございました。
- mazeran
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「超能力」と言う言葉自体、かなり曖昧な感じがしますが、まぁ、一般的な感覚で言うところの超能力であるとして(物を動かしたり曲げたり、見えるはずのないものが見えたりなど)、仮にあったとしても、今の科学・技術のレベルでは科学的な解明は不可能であると言うだけですよ!。 どうしても今の時代、今の時点で結論を出せと言われるのであれば、科学的には「不明」です。 つまり、「あるかも知れないし、無いかも知れない。」又は「真実かも知れないし、虚偽かも知れない。」と言うところだと思いますね。 かなり無理なたとえですが、江戸時代に向けて携帯電話がタイムスリップ(これ自体が怪しいが・・・。)したとしてくださいな!。 当時の科学・技術のレベルでは、「電波」と言うものはわかりません。 では、その携帯電話から聞こえる音や声は何?。 「神の声」とでもしてしまうのだと思いませんか。 しかし今の時代では極当たり前の技術になっているわけですよ。 現代の脳科学では、人間は脳の一部しか使っていないとされており、仮に100%活動すれば、どのようなことが起こるのか予想は不可能だとされているようですよ。 人間の進化に詳しい専門家は、進化の過程では、現在よりも広い領域で脳を活動させていた時期があったと言われています。 まぁ、これらの真偽もわかりませんが、古代の文明の遺跡など研究されている方々は、様々な発見物に対して、「どのようにしてこれらを作ったのかわからない。」だとか、「現代技術を持ってしても・・・」などの件がありますが、ひょっとしたら、1000年や2000年前の歴史では超能力で行ったと言う痕跡は発見できず、数千年から数万年の歴史を見れば、痕跡が発見できるのかも知れませんよ。 人類は知恵と指(手)を発達させたために、他の能力が退化したと言う学者もいます。 退化して能力がなければ、2000年レベルの歴史を調べても、痕跡らしきものは発見できないでしょ。 案外、エジプトのピラミッドの建設や、古代の天文知識などの、現代では真の解明が難しいそれらは、当時の「超能力者」と言われる人々が、現代では考えられない方法や力で作り上げたり、知識を習得したのかも知れませんよね。 これもまた真偽は不明ですが・・・。 >やはり「超能力はない」という事で結論づけていいのですね? 逆に言うと、今結論付けなくてもいいのではないでしょうか?。 将来、論理立てて一つ一つを科学的に解明できる日が必ず来ると思いますよ。江戸時代の携帯電話のように。 そのときに、真偽を確かめてもらい、本当なのか偽りなのか判ればいいじゃないですか!!。 関連して、「幽霊」などの「心霊現象」も同様です。 新しい発明や発見があるまで、待ちましょうよ!!。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。参考になりました。人類の長い歴史の中で、現代科学で検証可能な部分などたかが知れているという視点も必要かと思いました。ご意見ありがとうございました。
- indoken2
- ベストアンサー率47% (178/372)
もし、あなたが、世界中の歴史を見渡して、 「超能力によって政治や経済、軍事などの重大問題が解決された試しがない事」 を確定できたのなら、 あなたは まさに“超能力”の持ち主です。
お礼
回答ありがとうございました。確かにそう言われるとそうですね。要するに回答は断言まではできないぞという事ですね?
私は元々「超能力否定派」です。 理由1) = よく海外で失踪した人物を超能力で居場所を導き出し、超能力捜査というものが行われ、その本人が来日し、失踪した人物を探すドキュメント番組がたまにありますが、実際見つかったためしはありません。単に勘が鋭いだけなんでしょう。 理由2) = 超能力で未解決事件を解決!なんてDVD見ましたが、100%「やらせ」って分かるし、本当にそんな人がいたら、指名手配犯を捕まえる為に、警察やメディアは何故にそうゆう人を臨時雇いしないんでしょうか。そこにも大きな矛盾を感じます。 理由3) = 密封された封筒の中の物が透視できるという内容。本当に透視できてるならば、正確に書ける筈。しかし100%、「似た形」で終わります。これも「やらせ」くさい。 その他諸々です。超能力なんて無い!
お礼
回答ありがとうございました。仰る通りで、細かい事例を検証していくと、きりがない位疑わしいケースが出てきますよね。 そこで思い切って質問のような大雑把な問い方をしてみた次第です。
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お礼
回答ありがとうございました。参考になりました。確かに現時点では、結論としてはこういう考え方しかないのかなあと思います。ご意見ありがとうございました。