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電源切換用の素子
CMOSで構成された負荷電流数mA程度の低電力IC(仮に素子Aとします)に電源供給するに際して、2系統の電源(5V系と3V系)を条件に応じて、切り替える回路を検討しています。 具体的には、 ・制御回路には5V、3Vの2系統の電源が常時供給されている ・素子Aはこの制御回路内の1部品 ・電源切換の制御信号は3V系で動作するのデジタル信号 ・上記デジタル信号のON/OFFで素子Aの電源電圧5V/3Vを切換 を実現する構成をICの電源端子に供給したいのですが、この動作を実現できる回路部品として、どのようなものが考えられるでしょうか。
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フォトMOSリレーは一度でも使ってみるとわかりますが、遅い、高い、弱いんですよね。 遅さは致命的で、5V、3Vの2系統の電源切換ではドライブが難しすぎるでしょう。 間違えると、5Vと3Vの両電源が短絡されフォトMOSリレーが過電流で飛ぶ可能性が高いです。 両リレーのドライブ信号に長~いデッドタイムを入れすぎると、5V、0V、3Vの3系統の電源切換になってしまいます。 また、過電流保護がないんで、出力にパスコンが接続される電源切換に使用すると、簡単に飛びます。 つまり、フォトMOSリレーは、設計の目標として高価格、低性能、低信頼性を重視する時以外には採用すべきではありません。 小難しいことを言わず簡単に設計するには、「パワー・マルチプレクサ」の採用を勧めます。 電流が1A程度の時はこれ http://focus.tij.co.jp/jp/docs/prod/folders/print/tps2110a.html 電流が0.1A程度の時はこれ http://focus.tij.co.jp/jp/docs/prod/folders/print/tps2105.html 中程に「機能一覧」があるから、そこから選ぶのが簡単です。 親しくしている電源ICメーカーがあるんなら、相談すれば同等品を紹介してくれる筈です。
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- tance
- ベストアンサー率57% (402/704)
何を優先して設計するかでいろいろ考えられます。 優先項目は、たとえば 動作速度 回路の複雑さ 設計の簡単さ コスト スペース 信頼性 納期 その他 とりあえず、フォトMOSリレーなんかどうでしょうか 参考URLを見てください。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございました。 パワーマルチプレクサを本命として検討してみます。