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再結晶の原理
こんにちは。 いきなりですが再結晶の原理について質問があります。 この度、小・中学生に再結晶の実験をやってみせるのですが、 原理を説明しようとするとどうしても難しい話になってしまいます。 簡単かつわかり易く、一般的な再結晶の原理を説明するにはどのように説明したらよいでしょうか。
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小・中学生が対象となると難しいですね。 私ならこうします。という回答になります。 この点を予めご了承ください。 まず、「なぜ結晶が出てくるか」についてだけであれば、 温度差による溶解度の差を説明することになります。 これは、水100mLに対する塩化アンモニウムの溶解度が、 0℃で29.7 g、20℃で37.2 g、100℃で77.3 g、ですから、 冷たい水とお湯にそれぞれ少し溶け残りができるまで 塩化アンモニウムを溶かしていき、 「冷たい水よりも温かいお湯のほうがたくさん溶かす力が あります。」 と説明して、お湯に溶かした方の容器を氷水などで冷やして 結晶を析出させ、 「お湯が冷えると溶かす力が小さくなって、溶けきれなくなった ものが出てきてしまいます」 と言います。 これに、「再結晶=物質精製の方法」ということを含めると なると少し難しくなりそうです。 「水(お湯)の中に溶けていたものが溶けきれなくなり、粒に なって出てくる時に同じ仲間を探して手をつないで大きくなろうと します。仲間でないものとは手をつなぎません。同じ仲間だけで 手をつないで大きな結晶となっていくので、結晶はきれい なんです。このとき、仲間になれなかったものは別の仲間同士で 手をつないで大きな粒になったり、水に溶けたままだったり します。」 と説明します。 以上、参考になりましたでしょうか? 私は化学関連の仕事についており、時々小・中学生の 会社見学の説明を担当することがあるのですが、 ズラリと並んだいろいろな分析装置を説明するのに いつも四苦八苦しています。 子供の理科離れを憂う私としては、多くの子供達がpugyaさんの 実演に触れて理科への関心をもってくれることを切望します。
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- gtx456gtx
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液体から結晶ができることを教え、それを難しい言葉でいうと「再結晶」と言う とい感じで良いと思います。 肝心の結晶ができる過程を、下記のような実験で確認できればと思いますが、実際にできるか不安があります ^ ^; 1.液体に物質AとBを溶かす。 2.物質AとBの結晶ができる温度に差があることを理解させる。 3.物質Aが結晶を作る温度であって、物質Bは液体に溶けた状態の温度に保持し物質Aの結晶ができることを確認させる。 4.その後、物質Bの結晶ができる温度に変更し物質Bの結晶が確認する。
- gtx456gtx
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固体と液体で違いがあるのですが・・・液体でしょう?
補足
コメントありがとうございます。 はい、液体です。 実際行う実験では、水に塩化アンモニウムを溶かしたものを用います。
お礼
回答ありがとうございました。 とてもわかりやすく参考になりました。 小学生にも伝わるよう、頑張りたいと思います。 ありがとうございました!