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アメリカの家族構成

日本とアメリカの家族構成の違いについて論文を書いています。 日本は昔は祖父母など2~3世代で一緒に住むのが普通でしたが、アメリカはどうなのでしょうか? 色々な論文やネットを見てみたのですが、はっきりとした答えが書かれているものが見つからず困っています。従来のアメリカは、現在のように元々核家族が普通だったのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたらどうぞ、よろしくお願いします。

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noname#125540
noname#125540
回答No.3

農業をやっていたら人手が要りますから、昔は大家族かあるいは近所に住んでいてみんなで働くことがあったのでは。。。 しかし開拓時代で大きな家屋を建てる財力や人力が無い場合は、物理的に核家族しか住めなかったかもしれません。スコットランド移民の話を読んだことがありますが、まず父親と上の3人の子供が先に渡米して、「一家がみんなで住める大きな家を建てられるようになってから」下の子供たちと母親が渡米した、というのがあったので。 また、欧州から移住する場合に年取った祖父母をアメリカに連れて来なかった場合があります。そういう場合は核家族ですね。自分たちだけ移住して、兄弟の家庭や親戚は本国に暮らしている。 スタインベックの『怒りの葡萄』を読むと1930年代のオクラホマの貧農の一族が出てきますが、祖父母、両親、独身の息子、結婚した娘夫婦などが一緒にカリフォルニアに移住します。 こういう場合はまとまってます。 カポーティの『クリスマスの思い出』という短編小説は田舎の家が舞台ですが、主人公の少年一家と共に親戚が何人か一緒に暮らしています。これも1930年代頃の話かも。 1920年代~30年代でも核家族で暮らしていた家庭はありますけど。都会の裕福な商家の出身の人で、家を出て自分の家庭を持ち、妻子と暮らしていた話を読んだことがあります。フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』も若夫婦が二人で住んでいます。都会はこんな傾向だったのでしょうか。 1950年代のサローヤンの『パパ・ユーアクレイジー』の作家の家庭は核家族で、一家の父親(この人が作家)の実家はサンフランシスコにある。 1960年代頃のドラマ『奥様は魔女』はサラリーマン家庭の核家族で、おばあちゃんが訪ねて来ます。

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  • tanuki4u
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回答No.2

日本の昔 って、いつごろの頃? アメリカの従来 って、いつごろの頃? あるいは、社会が変化するというのを何によって定義しているのかしら? はっきりした定義がなければ、はっきりしたものは出てこない。 http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_family 1970年を昔と考えれば、昔は核家族で、今は主流ではなくなってきているということになる。 http://en.wikipedia.org/wiki/Extended_family このへんを読むと、現代のアメリカ人は、拡張家族を非アメリカ的な存在としているようです。 年金関係の資料を読んだ時に、もともとアメリカでは成人者は親と住まないというようなことが書いてあった記憶があるので、(20世紀初頭の年金制度開始の段階でのアメリカの認識)この100年くらいは、核家族が主流だったのかと思います。 http://www.census.gov/population/socdemo/hh-fam/p20-historical/P20-340.pdf ざっと目を通しても、1960年の段階で、三世代同居というのをカウントしていませんね。

回答No.1

 アメリカ人のサクセスストーリを見よう。  理想の家族スタイルを体現した状態というのは、大きな牧場で、家族全員で自然と触れ合いながらの生活。(TVシリーズ”Dallas”の世界) アメリカ史をたどれば、最初の頃はビューリタン達による、祈りの生活だった。そのため家族は多い程よかったし、土着の人たちとも仲は良かった。そのうち人も増え、ある種の膨張が始まると、自分たちのテリトリーの拡大がはじまり、やはり大家族がいい。  やがて(匿名的交換機能を持つ)都市が造られ、大きくなるとともに田舎風の縁やつきあいを離れる連中が増える。通販システムなどの開発とシンクロするように、人の移動が激しくなり、当然家族も小さくなる。それでも核家族というほどではなかったが、一時期ヒッピーといわれる連中がコミュニティーを作ろうとしたことがある。  核家族と言われるのは最近のこと。いろいろな違いを自分ではっきりさせると分かると思う。  ちなみに、トルコでは親類を訪問したり、されたりという感じで一種の大家族が維持されている。中国は相互援助のための血族の結束が強い。が、これらも、最近変わってきているようだ。  それと、答えは自分で見つけて作るもので、発見するものではないヨ。