Long Music and the Need for Passion and Conviction
このQ&Aのポイント
Musicians who create long music are driven by passion and conviction.
The desire to create a piece that can last and feel powerful while performing is more important than knowing how to make music.
The album 'Touching Down Lightly' is an improvised music that was made with heart and conviction.
used toということは今は何なのか?
"Touching Down Lightly" is your new album with only one track of 47 minutes. I consider that musicians that create long music's are the ones who really know how to make music. Do you share my thought?
That's an interesting point of view, I clearly get what you mean. I used to consider that when a musician composed a very long work, he couldn't do it without a lot of heart and conviction. I thought, for example, Morton Feldman couldn't create a 3 or 4 hour piece without having a lot to put in it. Same for LaMonte Young's incredibly long drones, or an opera by Olivier Messiaen lasting 4 hours and a half. And I had this fantasy of composing a long piece myself. I never really did it, but this time I felt I needed something long, in just one part. "Touching Down Lightly" is improvised music. Anyway, the difference with composition is very slight. This kind of improv, very quiet and extremely slow, is like a composition in real time.
It's not a matter of knowing how to make music. It's more about the need: the need to make a piece that can last and to feel powerful enough to do that while you're performing. And this recording was made with heart and conviction.
この英文についてですが、まず、言いたい事は
(第一パラグラフ)
どんなミュージシャンも、情熱と確信がなければ長い曲は作れなかっただろう。
そして俺は、長い曲を作るという夢のような考えを(今回)持つ事が出来た。今までは出来なかったけど。
たった一曲の長い曲を必要としたんだ。
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(第二パラグラフ)
それは曲の作り方を知っているかどうかの問題ではない。欲求の問題だ。欲求は曲を作り続けさせてくれ、演奏の間十分なパワーを感じさせてくれる。それと、このレコーディングは情熱と確信によって作られたんだ。
それぞれをまとめるとこんな感じだと思うのですが、1つだけ引っかかっている事があります。
それは、なぜ彼は冒頭でused to を使ったのか?これは「かつて」という意味になります。
つまり、「今は違う」ということになるのではないか? この部分を無視して読めば上記のまとめ通りにすんなり読めるのですが、このひと言があると、「かつてはってことは今は何なの?」と、ずーーっともやもやしながら読み続けていまいます。それにかつては、情熱と確信がなければ長い曲は作れなかっただろう。と思っていたということなのに、ラストではそれと、このレコーディングは情熱と確信によって作られたんだ。となっています。「じゃあかつては、じゃなくて今も思っているのでは」となるのですが・・・。
used toがもの凄く引っかかってしまうのです・・・。
この部分の解釈についてアドバイスをください。よろしくお願いいたします。
話し手が、実際に長い曲のアルバムを創る(createなのでこの漢字にします)前には、長い曲を創るには"a lot of heart and conviction"が必要だと思ってたわけですね。このうち、大事なのは、conviction(確信)のほうでしょう。長くやれるという確信(それには事前にいろいろわかっていなければいけないはず)を持っていなければ、長い曲はやれないと。それがuset to、つまり"Touching Down Lightly"以前に思っていたことなのでしょうね。
実際に長い曲をやってみたら、即興の演奏(improvised music)で長い曲がやれたわけです。やってみて分かったのが「the need: the need to make a piece that can last and to feel powerful enough」が大事だったということでしょう。「必要性」=「小曲を続ける必要性と充分力強く感じる必要性」が、実際には大事だと感じたということでしょうね。彼が具体的に何を感じたのか、私にはよく分かりませんが、前とは違うということでしょう。
つまり、「かつて」と「今では」とでは、思うことが異なっていると考えられます。
私も「used to」に関しては質問者さんと同感です。しかし、「And this recording was made with heart and conviction.」と言っているからには、少なくともこれを読む限りでは、明らかに今も「consider that when a musician composed a very long work, he couldn't do it without a lot of heart and conviction」していますよね。考えられる理由は2つあります。
(1)話者は英語を母語としない人ですから、「I always thought」と言うべきところを、つい、こう言ってしまった。
(2)「used to」と言った時点では「かつて考えていた」という意味で発言していたが、実際には今もそう考えている。人間は案外と無責任にしゃべるので、このくらい辻褄が合わないことは、よくあります。
ただし、今回の抜粋のだいぶあとになってから「used to」の辻褄が合うような発言があるのかもしれません。ちなみに、「それと、」ではなく「そして、」ですね。直前の発言を受けているのです。
かつては Morton Feldman や LaMonte Young, Olivier Messiaen
のような情熱と確信は持てなかったのだが、
(I had this fantasy of composing a long piece myself. I never really did it.)
今やその必要性を認識するに至った。
(this time I felt I needed something long, in just one part.)
と言うまさに彼の内面の変化を説明する為の
used to だと言うことが出来ると思いますが。
質問者
補足
補足質問させてください。
(I had this fantasy of composing a long piece myself. I never really did it.)
この文章が実はいまいちわからなかったのですが、つまり
「長い曲を書くという幻想を持っていた。」
↓
「長い曲を作るという事に、幻想で蜃気楼のような考えを持っていた(had)、だから俺には決して出来なかった」 いわゆる夢であって、自分には現実には出来ないだろうという気持ち。
という解釈でしょうか?
そうだとすると、彼は長い曲に対しての考えが2つあったということになります。
・かつては、ミュージシャンがとても長い曲を作る場合、情熱と確信がなければ成し遂げられないだろう。と考えていたんだ。
・長い曲を作るというのは、いわゆる夢であって、自分には現実には出来ないだろうという気持ちがあった。
この2つを結びつけて、「長い曲を作るのがいつまでも夢のままであったのは、情熱と確信がなかったからだ。だから現実には出来なかった」との意見に至ったのでしょうか?
お礼
皆さんレスありがとうございます。 ちょっとまだ譜に落ちない点がありますので、再度質問させて頂きますね。 ありがとうございました。