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プラチナ触媒によるアルコールの化学変化
プラチナ触媒のカイロを使っています。 これ、ジッポオイルなどを入れて使うものですが、試しに燃料用アルコール(メタノール76.6、エタノール21.4、イソプロパノール0.3)をいれて使ってみました。 暖かいです。 ちょっと臭いがしますが、朝から夕方までじゅうぶん暖かいです。 このときにどんな変化が起きて、どのような気体が発生しているか教えてください。
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Ptは多くの酸化反応の触媒になります。 これは燃焼の基質に作用するのではなく、酸素に作用するのだと思います。 O2の原子間距離は0.12(nm)、Ptの原子間距離は0.13(nm)なので、 Ptの方がわずかに大きいため、O2が付着するとO=Oの結合が 広げられ、酸素ラジカルに近い構造になります。 この酸素ラジカルのようなものは非常に反応性が高く、800℃ くらいで燃焼する物はほとんど酸化してしまうのです。 従って、白金表面ではアルコールの酸化が行われています。 ちょっと臭いがするのは反応速度の関係で、アルデヒドが完全に 酸化されずに出ていっていると思われます。
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- gohtraw
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回答No.1
反応としては燃焼と同じです。従って発生ガスは二酸化炭素と水です。燃焼との違いはその速度で、懐炉に入れる程度の量のアルコールやオイルに火をつけると非常に短時間に燃えてしまいますが、懐炉では速度が遅いために反応が長時間持続し、燃焼ほど高温にもなりません。
質問者
補足
ありがとうございます。
補足
詳しい説明ありがとうございます。 アルデヒドということは、例えばこれを布団の中に入れて湯たんぽ替わりにするのはなんらかの被害があるということでしょうか