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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:片側と両側の判断について(統計学))
従来の薬と新薬の効果比較による判断
このQ&Aのポイント
- 従来の薬の効果は80%であると知られています。新薬を400人にテストした結果、300人に効果が見られました。従来の薬の効果と新薬の効果に差があるかどうかを検定するためには、どのような方法が適切でしょうか。
- 帰無仮説としては、新薬の効果は従来の薬の効果と同じであるという仮定を立てます。具体的には、新薬の効果の正体分布を従来の薬の効果の正体分布と同じと仮定します。
- 標準化した統計量を用いて、帰無仮説を棄却するかどうかを判断します。片側検定の場合は、新薬の効果が従来の薬の効果よりも高いか低いかを判断します。一方、両側検定の場合は、新薬の効果が従来の薬の効果と異なるかを判断します。
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質問者が選んだベストアンサー
これは、帰無仮説の立て方によります。 質問の場合、 帰無仮説:異ならない というのであれば、 対立仮説:異なる ということになります。 これは、もっと具体的に言えば、 帰無仮説:p=0.8 対立仮説:p≠0.8 ということで、p>0.8の場合と、p<0.8の場合があるので、両側検定になります。 これを、 帰無仮説:p>0.8 (従来の薬の効果より高い) とすれば、 対立仮説:p≦0.8 となるので、右(上)側片側検定になります。 帰無仮説:p<0.8 (従来の薬の効果より低い) とすれば、 対立仮説:p≧0.8 となって、左(下)側片側検定になります。
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- Tacosan
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回答No.1
基本的には ・事前情報で「一方に偏ることがわかっている」なら (その方向に対する) 片側検定 ・「どちらに偏るかわからない」なら両側検定 じゃないかな. 今の場合は「異なる」かどうかだけを問題にしているので, 両側検定の方が適切だと思います. なんらかの事情で「新薬の方が優れている (あるいは劣っている)」ことがわかっていて, それに対する帰無仮説を立てたのなら片側検定でしょうが, 「劣っている」ことに対する検定はアホだと思うし「優れている」ことに対する検定をしても (今の例だと新薬の方が劣っているので) 両側検定で帰無仮説が棄却できないのであれば片側検定でも棄却できない.
お礼
分り易い解説、有難うございます。 さっそく、"まとめノート"を書きなおします。1.64の片側でノートをまとめてしまったので…orz