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人種の呼び方
こんにちは、アメリカでの人種の言い方について質問したいと思います。 新聞・ニュース、official contextsなどでは、 African American Latino Native Ameircan(First American?) などという言われ方をしていますが 最近読んだ本の中に、1995年の調査で それぞれの人種の当事者が 黒人はBlack ラテン系はHispanic ネイティヴアメリカンはAmerican Indian と呼ばれるのを好んでいるという結果が出ていました。 その後10年近くたっているので、状況も変わっている かとは思いますが、なんと呼ぶのがいいのでしょうか?おそらく白人と話す時は、最初の言い方でいいと思いますが、当事者達と話す時なんと言えばいいのかなと疑問に思います。結構混血の人が多いので、個人的に先祖が何人だったかとか言う事に興味があるんですね。(もちろん見ず知らずの人にそんな事はききません)
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- ghostbuster
- ベストアンサー率81% (422/520)
回答補足を拝見しました。 国勢調査などでは What is your ethnic heritage? という質問項目があって、 回答は Caucasian, African-American, Asian, Hispanic, Other の中からひとつを選ぶ、というようになっていると思います。 (もし誤りがあったら指摘してください) 自己申告制です。 人種という概念は、19世紀初頭、ドイツの人類学者であるブルーメンバハが、頭蓋骨によって、人間を五種類に分類したことに端を発しています。 ただ、いまでは、厳密には定められない、という考え方が人類学上では主流になっていると思います。 というのも、ある個人は二人の両親を持ち、さらに四人の祖父母、曽祖父母は八人です。こうしていくと、計算上では三十世代で十億人を超えてしまうのですが、そうならないのは祖先が重なり合っているからです。 そういうこととは別に、アメリカ文化を見ていくとき、人種、というか、民族的なバックグラウンドが多様性と豊かさを生み出していることは間違いありません。 自分はアメリカ文学の勉強をしているのですが、作家と民族的な背景のつながりには深い興味をもっています。 こうしたことから学部生のとき、何系アメリカ人であるかたずねることはrudeにあたるかどうか、指導教官に聞いたことがあります。 そのときの回答は、たいていの場合、名前によって出自がわかるので、アメリカ人同士が普通では面と向かってはたずねたりはしないこと、 また"What is your ethnic background?"と聞いたところで、 大概の場合、差し支えはないこと(ただし、鼻の大きな人に向かってJewishであるかどうか聞くのは、rudeであるが……、というのはジョークだったんでしょうか)、 というようなものでした。 実際、そうした質問をしても、ことさらに不快がられたような経験はありません。 ただ、African-Americanという表現については、 「そういう言い方はナンセンス、それなら自分はItalian, Swedish, German, British-Americanと言わなければならない」という意見を聞いたことがあります。 また、まったく別の機会に“あの人は黒人よ”という言い方を聞いて、冷水を浴びせかけられたような思いをした経験もあります。 人種というのはやはり極めてsensitiveな問題を孕んでいるのだ、と肝に銘じた出来事でもあります。 以上あれやこれや思いつくまま書きました。 ひとつでも参考になればうれしく思います。
- yontan
- ベストアンサー率18% (8/43)
参考文献によると、黒人については black African-American を使うのが良いとの事です。 また、使うべきではない単語として colored people Afro-American Negroes が、挙げられています。 "colored people"については例外があって、NAACP(National Association for the Advancement of Colored People:全米黒人向上協会)で、colored people という表現がまだ許容されていた時代に出来た団体だそうです。 参考文献:「よそ行き英語・ふだん着英語」(マクミラン ランゲージハウス)
お礼
その95年の調査結果では”colored”を数パーセント の(1,2パーセントだったと思います)黒人は、これがいいと思っていたって事になっています。ありがとうございます。
- chicagoKoi
- ベストアンサー率20% (44/210)
数年前に黒人がアメリカの閣僚の大臣になり記者会見をしたときに答で、African Americanといえば もともと何所からきたかというLogicが幾分含まれているので気に入っているけど、今までどおり黒人と呼んでもらってもI will not feel offended. と言ってました。昨今どちらの呼び方も同じくらいの頻度で見聞きします。かなり昔はNegroというのが正しくて、Blackは蔑称から始まったと聞きますけど今Negroなんて使ったらちょっと違和感を与えるでしょう。言葉は時代とともに社会の受け止め方が変わるみたいです。 Hisapanic, Latinoも両方同じ位使われてます。 書類などで書き込む時に我々日本人はAsianが普通です。Orientalはカーペートの修飾語に使った方が良いと注意され事があります。歌の中では、皮膚の色なんてそんな事どうでもいいじゃないかと言う意味をこめて東洋人Yellowと言ったのでしょうけど、私は仮に面と向かってはそう呼ばれたら不愉快に感じますよ。大陸鉄道建設の頃、東洋人が沢山使われて、臆病という意味を兼ねて蔑称として使っていたという説もありますから。Slanted Eyes なんて言われるよりはずっと良いですけど。 Native Americanなんてオブラードに包んだような呼び方よりAmerican Indianの方を私は好みます。There is nothing wrong with being American Indian. だと思いますから。でも受け止め方は人さまざまですけどね。
お礼
なるほど両方使うってことなんですね。しかしその95年の調査結果では、明らかに好みが分かれていたので、面白いなあと思いました。ありがとうございます。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに35年ほど住んでいる者です。 仕事の関係上、いろいろな人種の人たちと話さなくてはなりません. また、人種の違いだけではなく、生活環境の違いも大きな違いとなって、彼らの人種に対しての言い回しに気をつけなくてはなりません アメリカにいる殆んどの黒人が、アフリカから奴隷としてきた当時の「純粋な血」を持っていません. また、彼ら自体にも、混じりあった血によっての差別もかなりあります. tabasco285さんの書かれた六つの言い方は無難な言い方といえます. しかしながら、政治/宗教/個人的なことと並んで、人種の事もできれば避けたい話題としています. できるだけ、人種に関して、人を結びつける言い方は避けたほうがいいとも言えます. つまり、Jack is a black but he is such a nice guy!ジャックは黒人だけど本当にいいやつなんだ、という言い方は避けたほうがいい、ということです. 確かに、彼はいい人だ、ということはいい事ですが、この文章で、黒人って普通はよくないんだけど、というフィーリングが出てきてしまう、と言うわけです. 友達同士で、どうしてもこの話題を避けることができない、というのであれば、当事者に、How do you want me to call/address your race? とか、What makes you feel more comfortable to call you race (as)?と言うように、素直に聞くことも出来ますね. 日本人と言う「外人」が聞く場合は、納得できる疑問文、ということにもなります. 残念ながら私は聞ける立場ではなくなってしまっています. <g> 私ですか? 私は、単に、 you guysとしてしまいます. これでいかがでしょうか。 分からない点がありましたら、また、補足質問してください。
補足
回答ありがとうございます。ちょっと質問がずれますが、Census Bureauが国勢調査というのをやっていると思います。2000年のを見ると、ここではBlack or African Americanという風に書いているようですが、混血の場合、そう人は日本と違って沢山いると思いますが、raceの決め方というのはどのようにするんでしょうか?父系制度なので、父方の方にしてそうですが、仮に白人の血(嫌な言い方ですが)が八分の一でも白人ってことになるんでしょうか?
- yosutebito
- ベストアンサー率33% (3/9)
古い話で恐縮ですが、私が子供の頃は、 良識ある人は黒人のことを話題にするときは ”colored people "と話していました。 今でも、面と向かって呼びかけるときは ”you, colored person " (単数) ”you, colored people "(複数) ではいけないでしょうか。 御参考になれば幸です。
お礼
日本でも石原慎太郎は中国の事を昔風に”支那”と呼んでますよね。ところで、あれは差別用語みたいに言われてますが、”China”は”チナ”であってこれは中国史の中で名誉ある呼称として昔からあるものなんだと中国政府自身がそう言っているそうです。ありがとうございました。
このような人種の呼び方は、その言葉を使う業界、本人たちの呼び方が時代とともに変化します。それが無秩序に世界に広まるので混乱が起こるのだと思います。 Hispanic もともとは統計上の言葉ではないかと思います。hispanic にあまり抵抗を感じないのはイベリヤ半島のスペイン人ぐらいでしょう。他の人々はhispanicよりもlatinosかそれぞれの国の呼び方を好みます。latinosの中には白人、黒人、混血も含まれるので人種の呼び方としては紛らわしい用語です。(中南米にはこれらの人種がいるため) Native american 60年代に黒人の人権意識が高まったとき、インディアンも その運動に倣って立ち上がりました。その結果、どちらかといえば白人(マスコミ)がインディアンを人種差別用語 として避けてnative americanと呼び始めたようですが、インディアンの間では定着せず、適当に呼ばせておけという態度をとったようです。何故なら、白人が何と呼ぼうと 彼らは自分の種族名(スー、アパッチ、ナバホ、プエブロなど等)以外は便宜上の呼び名としか思っていないようです。よく言われるインディアンは差別用語なので使うべきでない、native americanがよいというのは白人とその影響を受けた外国人の自己満足に過ぎないようです。 本人達がどう思うかは別にして,国名或いは地域名+americanの形が無難かつ平等ではないかと思います。例:mexican american
お礼
色々歴史的な経緯もありそうなのですね。もう少しその辺も勉強してみたいと思います。ありがとうございます。
- excellent
- ベストアンサー率33% (15/45)
アメリカインディアンは、スー族や、モヒカン族など大半は、黄色人種です。アパッチ族など一部が赤銅色です。 アフリカの原住民のサン族(コイサンマン)も黄色人種です。黒人にブッシュの中に追いやられ黒人たちからブッシュマンと呼ばれていました。 アメリカインディアンは赤、アフリカは黒、じゃ無く本人にどの様に呼ぶといいか聞いてみて下さい。 人それぞれで面白いと思いますよ。
- kotopon
- ベストアンサー率43% (18/41)
#2補足&訂正です。 当事者たちと話す場合は、やはりPCに基づいた、 失礼のない表現が無難なのではと思います。
補足
アメリカの人種問題というのはデリケートで、先日ワシントン大行進40周年記念日でしたが、40年たっても解決していない問題が沢山あるようなんですね。一方でpolitical correctnessという考え、つまり差別される側の利益を考慮してなされたであろう事が、当事者にあまりよく受け取られていないという95年当時のアンケート結果をみて困惑したわけなんです。
- kotopon
- ベストアンサー率43% (18/41)
最近では、PC"politically correct"が、とても大事とされ(当然ですが)、人種の呼び方もとてもデリケートな問題ですね。 ただ、フランクに言えば、 Black(黒人) White(白人) Yellow(黄色人種) Red(アメリカン・インディアン) となると思います。 ジョン・レノンの"HAPPY Christmas"の歌詞で、 "and so Happy Christmas for Black and for White and Yellow and Red ones,Let's stop all the fight" というパートがあります。
お礼
まあJ・レノンがそういったからといって、どうなのかなとも思いますが(笑)差別する心がなければ、ただ色を表している言葉だって、なんだっていいわけですよね。ありがとうございます。
- coco1
- ベストアンサー率25% (323/1260)
英会話勉強中のものです。 直接の回答ではありませんが、「調査」と行っても、100%のアメリカ人がそうだ、という結果ではないでしょう? つまり、仮に絶対多数がそうであったとして、実際にあなたがしゃべろうとする人が多数派だとは限らないわけですから、どう呼べばよい、という答えはあり得ないと思います。 始めにどのような呼び方をすればよいのかを聞いて相手が気にしないようならばそれらの表現を使う、相手が明確に「こう呼んで欲しい」と言われたらそう呼ぶ、という使い分けではいかがでしょうか。
お礼
参考になりました。ありがとうございます。