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アメリカでの過去の人種差別について

こんにちは、私は今アメリカの大学に通っているものです。たくさんの人種に囲まれて自分がマイノリティだということを初めて認識しました。そこで思ったのが、アメリカの歴史の中での黒人差別についてです。黒人たちが奴隷として扱われていたのは授業でやったのですが、アメリカに当時住んでいたアジア系、ヒスパニック系、ラテン系の人々はどのような扱いを受けていたのでしょうか?また、白人と黒人の混血はどのような扱いを受けていたのですか?わかりやすく教えていただけるとうれしいです。

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noname#118466
noname#118466
回答No.2

hispanicは南西部(主としてニューメキシコ)に住む古いスペイン人の子孫がlatinosという呼称を嫌って 自らをhispanoと名乗ることからセンサスで使われるようになった言葉です。 テキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニアはメキシコ領土でしたがテキサスが1836年に合衆国の後ろ盾で独立し、1845年に合衆国に併合されました。翌年テキサスとメキシコの国境紛争を利用して合衆国はメキシコと戦争を起こし1848年に講和条約を締結し、現在の南西部一帯を領有しました。 そのとき以来米国領に残ったメキシコ人(スペイン人)は米国市民権を保証されながら差別を受け、多くの人が土地を手放すように仕向けられています。その後季節労働者、不法移民としてやってきたメキシコ人 は低賃金労働者として農園で差別されています。その流れは現在まで基本的に変わっていません。hispanic の唯一の抵抗手段はアメリカ人の3倍の人口増で政治への発言権を増すだけです。去る7月にはメキシコ人の二世がロスの市長に選ばれています。 南西部でスペイン人の支配下にあったインデイオは 一応スペイン国王の臣下として扱われ、土地を保証されカトリックと共に彼らの原始宗教もかなり多めに見られていました。スペイン人の支配下にあったとはいえ、1848年以降の新しい主人、アメリカ人の扱いに較べればまだましだったと思われます。しかし、インディオ自身は1930年代の子供たちの強制隔離教育で英語で育てられる中でスペイン人が如何に横暴だったかを教育されています。おそらく現世代はスペイン人よりアメリカ人のほうが良いと思っている筈です。差別が二つの国家で行はれれば、片方を差別と強く認識しないおかしな現象が起こるようです。 南西部に残ったスペイン人が如何に差別されたかは数々の西部劇で見ることが出来ます。アメリカ人の目を通したメキシコ(人)観に慣らされた日本人は、差別が如何に不法なダブルスタンダードの下で行政、司法ぐるみで行われたかに気がつく人は少ないと思われます。

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  • Zeke52
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回答No.3

僕はアメリカで育った者です(今は大学生ですが)。 ヒスパニックについては全く授業には出てきませんでしたが、アジア系はやりました。中国人や日本人が仕事を求めてやってきましたが、差別はとても酷いものでした。アジア人は、白人達に比べると、働き者で忍耐力があり、雇い人にとって大変嬉しい存在でしたが、白人の労働者達にとっては、自分の仕事を奪う存在としてしか映りませんでした。後に中国人が多くなってくると、白人市民は彼らを締め出せと政府に圧力をかけ、差別的な法律が生まれました。これは授業で習うと思います。又、この時代からアジア人を蔑視した"yellow peril"という言葉が使われ始めました。

  • phantom1
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回答No.1

奴隷解放宣言後、黒人奴隷の輸入が出来なくなったので、替わりに大量流入した低賃金労働者が中国人だったようですね。大陸横断鉄道の建設に駆り出されたのも彼等です。労働者としての扱いは最低で、奴隷に毛の生えた程度だったようです。

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