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問題が分からず困っています。教えて下さい!
質問は2つあります。 1つは、メインベルト小惑星と彗星核の構成物質の違いは、主に何に由来すると考えられるか。理由も含めて教えて下さい。 2つ目は、視差とは何か(現象としてではなく測定量としての視差)です。 乱文失礼致しました。
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- dondoyaki
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彗星の多くはエッジワース・カイパーベルトやさらに外のオールト雲と呼ばれる小惑星帯から来ていると考えられています。 太陽から遠く離れているため、おそらく地球型惑星の破片とも言われるアステロイドベルト小惑星とは成分が異なると思われます。
- M_51
- ベストアンサー率63% (28/44)
最初の質問 誕生するときの温度です。惑星などの材料となる塵などは、太陽で温められます。太陽に近いほど温度が高くなります。太陽からある距離より遠いところでは、水は凍ります。これを雪境界線といいます。 メインベルト小惑星が出来たところは、雪境界線の内側です。そのため、岩石主体で水があまりありません。 彗星核ができたところは、雪境界線の外側です。そのため、氷も惑星などの材料になります。 宇宙にある元素のほとんどが水素とヘリウムですが、3番目に多いのが酸素です。水は、水素と酸素の化合物ですから、比率でいえば水は岩石などより圧倒的に多い。 したがって、氷も材料にできる雪境界線より外側では、氷主体の天体となります。 ついでですが、岩石より圧倒的に多い水(氷)を材料にできる雪境界線より外側では、惑星の成長が早いため大きな惑星になります。そして、ある重さ以上になると、気体である水素やヘリウムも吸収できるほどの重力を持ちます。水素やヘリウムを取込むことで、さらに重くなりますますたくさんの水素やヘリウムを取込みます。 こうして、木星や土星のような巨大ガス惑星できたそうです。 2番目の質問 >現象としてではなく測定量としての視差 すみません。よく質問の意図がわかりませんでしたのであしからず。 視差とは、異なる観測点からあるものの方向を測定すると、角度が違ってきます。このことや角度の差を視差といいます。 今では、レーダーなどでもありますが、かっては、天文で距離を直接測る方法としてはこれしかありませんでした。今でも、太陽系の近い惑星いがいの天体までの距離を直接測るには、視差しかありません。視差を使えない遠い天体までの距離を測る方法もありますが、距離と星の見え方などからある法則を見出して測っています。(詳しくは「距離梯子」で検索してください) 地球には、大気があります。大気で光は屈折します。そのため、地球上で他の天体までの視差は正確に測定することはできません。 金星や水星のような、地球の内側を回っている惑星では、太陽面通過と言って日食のように太陽と地球の間に入る現象があります。場所によって、太陽に入る時間出る時間が違います。これから、視差に相当する角度が求まります。外側の惑星の場合、惑星が恒星を隠す現象で同じことができます。 恒星の場合、地球の公転を利用し観測点の距離を広げます。年周視差といいます。公転半径は、惑星との距離からケプラーの法則で求めています。 年周視差の測定は、年周視差がほとんどなくすぐそばに見える遠くの恒星を基準にします。これで大気による屈折の誤差がほとんどなくなります。 年周視差は、距離と反比例の関係にありますから、距離の単位として使うこともあります。この方が、測定誤差そのものがわかるため、誤差の評価がしやすいからです。(厳密に言えば、反比例していません。近似的な反比例です。しかし、年周視差には、「厳密」が問題にならないほどの精度でしか測定できません) 的外れな回答になっていたら、ごめんなさい。