※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SSを含む汚水の平均的COD測定方法)
SSを含む汚水の平均的COD測定方法
このQ&Aのポイント
汚水中の浮遊物質(SS)の粒子サイズによるCOD測定の影響について
粒子サイズが大きい浮遊物質粒子の個数の違いによるCOD測定値のバラツキ
実用的な方法による平均的なCOD測定値の得方について
粒子サイズにバラツキがある浮遊物質(SS)を含む汚水のCOD測定を行う際、浮遊物質の中でも粒子サイズが大きいものほど、そのサイズが大きい故に粒子1個あたりに含まれる有機物の量も多いため、その粒子1個がCOD測定値に与える影響も大きくなります。
一方、「粒子サイズが大きい浮遊物質粒子」(時には2mmを超えていて最早SSとは言えないものもあり)は物質粒子全体の中でも数が比較的少ないため、同一サンプル汚水から分けた同体積の検水であってもその中に含まれる「粒子サイズが大きい浮遊物質粒子」個数を揃える事は殆ど不可能です。
そのため、フラスコに分け入れた検水中に「粒子サイズが大きい浮遊物質粒子」が何個含まれているのか、という偶然によって決まる要素によって測定する度に測定値が大きく異なってしまいます。
この「粒子サイズが大きい浮遊物質粒子」の個数の違いによって生ずる測定値のバラツキを抑えてなるべく平均的なCOD測定値を得る実用的な方法を御存知の方が居られましたらその方法を御教授願います。
尚、原理的には測定回数を充分増やし、得られた測定値を平均すれば信頼出来る値が得られるはずですが、使用しているウォーターバスの開口部の数が限られている上、COD測定以外にもやらねばならない事柄が他にもあるため、2時間も3時間もウォーターバスを専有してCOD測定だけを行うわけにはいきませんので、2~3回程度であれば兎も角、無闇に測定回数を増やす必要のある方法は現実的ではありません。
補足
>本件は何のためのCOD測定なんでしょうか? 浄化処理対象となる汚水の状態の記録用データを得るための測定の内の1つです。 ですから本件自体は排水の件ではありません。排水も同じ方法でCOD測定を行っておりますが、そちらは目に見える程の大きなSSが存在しておらず、本質問のような問題はありません。 処理は年中24時間連続で行い、休止する事は無く、私自身は排水量の積算データを見ておりませんが、瞬間排水流量が100㎥/hを超えている時間帯が数時間ある上、それ以外の時間帯でも少なくとも日中は30㎥/hを下回る事はありませんので、1日の排水量自体は400立方メートルを明らかに大きく超えています。