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炭素同位体(C14)による年代測定
炭素(C14)の含有量で遺跡や古生物の年代測定ができるのは、「生命活動(代謝作用)の停止後はC14の増減がない」ことが前提だと思いますが、宇宙線等の影響で、この前提条件が覆されることはないのでしょうか? (地中深くにある遺跡なら、宇宙線の影響は無視できそうですが、今度は、地下核物質が放出する天然放射能の影響が気になります・・・)
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炭素(C14)の含有量で遺跡や古生物の年代測定ができるのは、「生命活動(代謝作用)の停止後はC14の増減がない」ことが前提だと思いますが、宇宙線等の影響で、この前提条件が覆されることはないのでしょうか? (地中深くにある遺跡なら、宇宙線の影響は無視できそうですが、今度は、地下核物質が放出する天然放射能の影響が気になります・・・)
お礼
コメントありがとうございます。 > 例えば、木の年輪を調べて年代を決定する方法などを利用して、過去の大気中のC14の量を推測して補正されています。 別の測定法と併用することで、ウラを取り、精度を高めている、ということですね。 宇宙線の量は地磁気の強弱で変動する(=時代によって変動する)訳ですから、考えてみれば当然の話ですよね。 > 遺跡中で新たにC14が作られるようなことはあっても、放射線が大気上層部と比べ数桁のオーダーで小さいですので、測定に影響を与えるほどはないと思います。 実は、この点が一番知りたかったのです。 疑問がスッキリ解消しました。