>{人を殺すことに快楽を感じる異常者もいるんだよ}
うーん 私の見解は、犯人は苦痛を感じていると思います。
人間の脳の中に視床下部ってところがあるんですね。
ここは摂食行動や飲水行動、性行動、睡眠などの本能行動の中枢、及び怒りや不安などの情動行動の中枢でもある。
ここをコントロールしているのは、、、前頭葉だっけ? 忘れました。
まっ ともかく本能の部分や怒りとか不安の発生部分なのですが、ここが壊れると要するに「いけない」とわかってブレーキを踏むのですが、同時にアクセルもめいっぱい踏み込んでしなったような状態になるんです。
当然 ブレーキは利かず、もっともっととまるで外部から突き動かされるように「やらずにはおられない」状態になるわけです。
やらないと苦しい、それはトイレに行きたいのに我慢しているのと一緒。
完了しなければ自分が苦しいので、計画して実行に移すわけです。
欲望をかなえてあげることで安堵するわけですが、その後 理性もちゃんとあるので、ものすごく後悔する。
「どうしてやめられないのだろう」ってすっごく苦しくなり、自分がいけないことをしていると しっかり理解できているので、自分を止めなければとちゃんと考えられるわけです。
だけど視床下部がまた暴れだすと、自分ではどうすることもできない。
それで、なるだけ犯人は自分だと警察が探し当てられるように、わざと証拠を残すようになる。
ぎりぎりです。自分に悟られると証拠を消されるので、自分を騙しながら早くつかまるような証拠を残さなければ失敗して、自分がまた殺すことを止められないから。
自分の中の恐ろしさに怯えるわけですが、この正体は視床下部と前頭葉だと思う。
ほら ロボトミー手術って昔あったそうじゃないですか。
ここを切除することで、反社会的な行動をしたいと欲望しなくなるとして、一時期治療として行われた手術。
人格まで崩壊してしまうので、中止になった。 要するに欲望の無い廃人状態になってしまう。
ドラマですが、クリミナルマインドってのがあるんです。
このドラマは普通の怨恨とかお金目当てとか、痴情のもつれとかが原因で引き起こった殺人ではなく、異常殺人のみを扱うFBIのプロファイラーチームの活動物語。
実際あった事件も説明の時引用されているので、どうして猟奇殺人を犯人は起こしたか視聴者にわかるようになっている。
で、最近プロファイラーに関する本を読んだのですが、クリミナルマインドのドクターリードの説明内容と同じだった。
ドラマではありますが、連続殺人や猟奇殺人をする人が必ずしも楽しんでやっているわけではなく、せっつかれて自分で自分をコントロールすることができずにやっているケースがほとんど。
女性を誘拐して拷問してレイプして殺す映像を両親に送りつけた犯人。
映像の中では楽しんでいるが、実は拷問してレイプして楽しんでいるかのようにしている犯人は主ではなく副。
支配されている側。
拷問してレイプするように指示して映像を両親に送りつけた主犯格は女性だった。
不幸な子供時代を送った女性が、幸福な人生の真っ只中の女性とその家族に対し、幸福を破壊するという攻撃をしていたわけです。
ドクターリードにより説明されたりして、犯人の行動や心理が理解不能だと思えた事件も、このドラマを視ると理解できるようになりますよ。
ネットは実際の性格が出ているわけじゃない。
それはまるでギュゲスの指輪のようなもの。
(ギュゲスの指輪を右に回すと姿が消える。その指輪を手に入れた者が、何か違ったことをしないでいられようか。みたいなのがプラトンの書いたギュゲスの指輪。指輪物語やロード オブ ザ リングの元ネタ)
人は個人でいるときと、集団の中にいるときと、姿が見えないときとで、表すものを変える。
そのことに気づかず、ネットの人格がその人本来の人格だと思ってしまうと、見誤ることになる。
指輪をはずす つまりオフすると、「実にいい人やぁ」って人多いですよ。
私もその一人かも 笑。
いや 別にいい人じゃないですが、、、、ネットだと ぶっとんだ発言してしまいやすい。 笑
実際オフで「えーーーー 想像とぜんぜんちがうーー」とよく言われました。ぽっ
補足
それは残忍とか冷酷ではなく単なる趣味でしょう ジグソーパズルを完成させるのに躍起になっている暇人のお遊び {人を殺すことに快楽を感じる異常者もいるんだよ}