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「可及的速やかに連絡下さい」は使い方として正しい?
- アルバイト先で、現在契約中のお客様でないかたから製品情報について問い合わせがあり、相手の方の都合により緊急で回答がほしいとのことで「可及的速やかに連絡下さい」と書かれていました。
- 問い合わせも含めて、面識や契約関係などがまだない人にこの表現を使用するのは正しいのでしょうか。
- 対応しなければならない上下関係や契約事項があり、さらに対応が悪い際などに、命令する言葉のように聞こえてしまいますが、私の勉強不足でしょうか。
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それほど変な表現ではありません。 ご存じの通りですが、 「できるだけ」「なるべく」という意味の漢語表現が「可及的」であって、なんら相手に威圧感を与えるような、または相手を見下したようなものではありません。 ただ「漢語表現」からそのような威圧感だとか見下された感覚を受けられたのかもしれません。 そうなら「可及的速やかに」という言葉よりも、漢語表現から受ける印象の方を考えるべきかもしれないのです。 「下さい」は、相手に懇願する意があるわけですから、敬語がないわけでもない。 「できるだけ速く連絡下さい」を漢語表現「可及的速やかに連絡下さい」としただけですから、何の問題もありません。 馴染みのある表現か、馴染みのない表現かの問題かもしれません。
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- bacaisao
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「可及的速やかに」・・・勿体ぶった大層な言い方です。 政治家や高位の役人が議会の答弁などによく使います。 彼らは「できるだけ早く」という普通の言い方だと、子供っぽく真剣味が足りないように思われる可能性があるので、このような漢語混じりの文語調の重々しい言葉を使ってケムに巻くわけです。 「遺漏なきよう」なんて言葉と同じ臭いのする言い方です。 年配のエラそうな人が、目下に向かって、あるいは目上に向かって使う場合は、似合うと思います。 初めてのお客さんが製品のことについて早く回答が欲しいときに、「可及的速やかに連絡下さい」なんて普通は言わないでしょう。 考えられるのは次の2ケースくらいです。 (1)要領の得ない返事だったので、腹を立てつい命令口調になった。 (2)「可及的速やかに」という言い方を覚えたばっかりで、使いたくなって使った。 普通の大和言葉「できるだけ早く」より、漢語混じりの文語調「可及的速やかに」の方がエラそうな命令口調に聞こえるのは当たり前のことです。 教育勅語や戦前の法律条文などを読めばわかります。 http://kan-chan.stbbs.net/docs/chokugo.html こんなのが大和言葉の現代口語で書かれていたら、丸で軽い感じで有難味が全くありません。
- isa-98
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>可及的速やかに 役所としては普通に使われる物です。 小職と言う言葉が使われる所では常識です。 しかし、 「小生」と言う言葉が嫌味に聞こえるとあります。 つまり、 私はお前より立場は高い人間だが低腰で対応しているんだよ。 と言う高飛車な態度による嫌味です。 >などと命令する時に使う言葉のように聞こえてしまいますが、私の勉強不足でしょうか。 いいえ。 その通りです。 「二等兵」に「小職」と称され激昂された方もいますので普通と思われます。 小職とは、刑事が公務を離れて出所した方を労わる場合などの言葉です。 何の官職にも無い人間が使うのは問題があると思います。 官職であれ、直属、売買契約の成立以前に使うべきで無いと心得ます。(お門違い)
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど役所で使われている言葉なのですね。 大変そうですね。 小職、小生を使う方うちのお客様や社員?にもいます。 驚いて使い方を調べるとたいてい誤っていることが多いのですが、 「俺は熟語知っているぜ!」と言う方が多いのでその影響でしょうか。 なんにせよ、誤った使い方に影響を受けすぎないように、私自身は気をつけようと思います。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
「可及的速やかに連絡下さい」 まず、敬語も使われていませんし、この方は、顧客は高飛車であっても良い、というお考えの持ち主だろうと思われます。 すべては、そのことに尽きるわけですが、一般的には、 「当方に事情がありまして非常に急いでおります。お忙しいとは存じますが、なるべく早めにご連絡いただくと助かります」 などといった表現が思い浮かびます。 「なるべく早目に」などではなく、「可及的速やかに」という熟語を使用したのも、それが自らの一種の権威づけにつながるという、(無論)無意識的な感覚に陥っていたのでしょう。 >命令する時に使う言葉のように聞こえてしまいます : 「速やか」は「時間をおかずにすぐ行なうさま」と辞書ではなっていて、「早く(速く)」などの強調的、あるいは強制的表現と捉えることができると思います。 ですから、少なくとも相手に対して、意味無くこの表現を使うべきではなく、基本的には自らの動作、あるいは、おっしゃるように命令を意図したい場合の表現でしょう。 あくまで個人的見解ですが、私はこのように思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「当方に事情がありまして非常に急いでおります。お忙しいとは存じますが、 > なるべく早めにご連絡いただくと助かります」 そうですよね。ありがとうございます。 私もこのような表現を使うように気をつけようと思います。 どうしても"可及的速やかに"のような変な言葉ばかり聞いていると 何が普通かわからなくなってしまって。 ありがとうございました。
- 3nk
- ベストアンサー率28% (619/2184)
>”対応しなければならない”上下関係や契約事項があり、さらに対応が悪い際などに、 >”何をもたもたしているんだ、速やかに対応しろ” >”こんな問題が起こってはいけないのだから速やかに対応しなさい” >などと命令する時に使う言葉のように聞こえてしまいますが... いわゆる「お役所言葉」なので大袈裟に聞こえるだけで、そのようなニュアンスはなく 「できるだけ速く」=as soon as possible だと理解しています。 「大至急」のほうが急ぎだと思います。
- bakansky
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そのような大げさな表現はむしろ冗談めかしている感じを相手に与え、まともに取り扱われない危険を冒すことになるので、本当に大事な用件には使いません。 「可及的 = なるべく」 ですから、「可及的」 という形容をしてしまうと、それが大して緊急重要な用件ではないと公言しているようなものです。「大至急お願いします」 に比べると、緊急性が低いと判断されかねません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど両方ありえそうです。 > (1)要領の得ない返事だったので、腹を立てつい命令口調になった。 確かにサービス悪いですので(^^;) > (2)「可及的速やかに」という言い方を覚えたばっかりで、使いたくなって使った。 それもあり得そうです。間違いに気づいてほしいですが、 社員層、お客様層ともに変わった人たちが多いですので。 いつも一生懸命に、熟語やこのケースのような言葉を使って自慢しようとしており、 使い方を誤って意味が伝わらない、遠まわしになりすぎて必定以上に時間がかかることが多いです。