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変数が分母にある方程式のグラフの求め方について
はじめまして。 f(x)=x+2/xといった、変数が分母にある方程式のグラフはどのようになるのでしょうか?
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おはようございます。 まず f(-x)= -(x+ 2/x)= f(x)ですから、原点に対して点対称なグラフになっていますね。 (「奇関数である」ということです。) 以下では、x> 0のときを考えることにします。 #1さんが書かれているように、 概形としては y= xと y= 2/xのグラフを足し合わせたと考えるのが自然だと思います。 もう少し「感覚的」に見るのであれば、 ・xが 0に近いとき、xと 2/xとを比べると 2/xの方が大きな値をとります。 xはほとんど 0になって全体の値に対する影響が小さくなります。 よって、ほとんど y= 2/xのグラフに重なる形になります。 ・逆に、xが非常に大きくなると xの影響が大きくなります。 よって、ほとんど y= xのグラフに重なる形になります。 これは「漸近線」と呼ばれていますね。 あとは、相加・相乗平均の関係から 最小値が √2(x= √2のとき)ぐらいが押さえられていれば、 y= 2/xと y= xのグラフを描いて、それらをつなぎ合わせる。 最小値は (√2, √2)の点になるので、そこはおさえておく。 最後に x< 0の部分(点対称)を忘れずに。 といった感じになると思います。 「困った時は微分」という手もありますが、概形を知りたいだけであれば上の内容で十分だと思います。
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分母が 0 に近づくときの f(x) の振る舞いを考えてください。 例えば、f(x) = 1/x の場合には、分母 x が 0 に近づくとき、分子は 0 に近づきませんから、f(x) の絶対値はいくらでも大きくなります(無限大 ∞ になります)。分母 x が正(プラス)の側から 0 に近づくとき、つまり x → +0 のときは f(x) も常に正ですから、f(x) → +∞ です。分母 x が負(マイナス)の側から 0 に近づく x → -0 のときは f(x) も常に負ですから、f(x) → -∞ です。このように、分母が 0 になる x の値の近くでグラフの振る舞いが大きく異なることがあります。 ちなみに、y = f(x) = 1/x のグラフは双曲線と呼ばれる種類の曲線です。 これに対して、f(x) = 1/x^2 の場合には、x → +0 の場合にも x → -0 の場合にも、f(x) は正なので、f(x) → +∞ です。
- Mr_Holland
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分数の分子は2だけですね。 でしたら、f(x)を g(x)=x, h(x)=2/x と分けて、それぞれ y=g(x)=x, y=h(x)=2/x のグラフを同じxy平面上に描いてください。 そして、それらを足し合わせると y=f(x)=x+2/x のグラフになります。 イメージとしては次のサイトの説明を参考にしてみて下さい。 http://homepage2.nifty.com/sintakenoko/Cabri/CFt07.html (分子は1ですが、やることは同じです。これでイメージをつかんでください。) もし 分数の分子が (x+2) でしたら、f(x)=1+x/2 と変形して、y=2/x のグラフ全体を+y方向に+1だけ平行移動してください。