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不良品や仕損じた製品を在庫から落とす仕訳

製造業において、不良品や仕損じた製品を在庫から落とす際、 その仕訳はどのようになるでしょうか。 使う勘定は何が適当でしょうか。

みんなの回答

回答No.2

>もし\1,000の廃棄が無かったら期末製品棚卸高は \101,000 となり、売上原価が¥1,000減少したはずである。 というよりは、売上にかかわる払い出しだけが売上原価に算入され、その他の消費分は売上原価から除かれるのだといったらよいでしょう。 売上原価の計算は  +期首製品棚卸高  +当期製品製造原価  -製品他勘定振替高  -期末製品棚卸高  =売上原価 となります。ここで製品他勘定振替高が売上原価から減算されることになります。 なお、製品他勘定振替高は場合によっては払い出しよりも受け入れのほうが多くなってプラスになることもあります。 たとえば試作品で作っていたものが完成してそのまま製品に変更するというような場合はこういうことが起こります。常にマイナスというわけでもありません。 原材料でも仕掛品でも、他の目的に使用したり受け入れたりする場合は他勘定振替高で振り替えを行います。実務的には便利な科目なので使い方になれると良いでしょう。

km110710yr
質問者

お礼

プライベートでいろいろとあり、お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 ご回答いただき、ありがとうございました。

回答No.1

製品を廃棄する場合は、 製品廃棄損 999/ 製品他勘定振替高  9999 という仕訳を起します。 仕掛品の場合は 仕掛品廃棄損 999/ 仕掛品他勘定振替高  9999 ですね。 この他勘定振替高というのは通常の払い出し以外に製品や仕掛品を除く場合に使う科目です。 なぜ直接貸方に製品や仕掛品を使わないかというと、それらは通常はBSの期末残高の計上に使う科目でそれ以外は使わないからです。 例えば 製品  9999/期末製品棚卸高  9999 のようにしか使いません。

km110710yr
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 もし下記の私の理解に誤りがあればご指摘いただけるとなお助かります。 期中に製造標準単価が\1,000の製品を廃棄し、(標準VS実際の原価差異はゼロと想定) 期首製品棚卸高が\80,000、廃棄後の期末製品棚卸高が\100,000だった場合。 <仕訳> 製品廃棄損 \1,000 / 製品他勘定振替高 \1,000 期首製品棚卸高 \80,000 / 製品  \80,000 製品  \100,000 / 期末製品棚卸高  \100,000 <メモ> 1. 製品廃棄損、製品他勘定振替高、期首製品棚卸高、期末製品棚卸高 は損益勘定。   製品は資産勘定。 2. 廃棄が行われたことによる¥1,000の損失は、製品在庫高の期首VS期末の増減に吸収される。   つまり製品の廃棄は、”出荷”などと同じく、期間中の製品の減少の要素の1つであり、   もし\1,000の廃棄が無かったら期末製品棚卸高は \101,000 となり、売上原価が¥1,000減少したはずである。

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