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p,qが素数のときn^{(p-1)(q-1)+1}≡n (mod pq

p,qが素数のときn^{(p-1)(q-1)+1}≡n (mod pq)になりますか? nがpともqとも互いに素であるときは、 Fermatの小定理を使えばn^{(p-1)(q-1)}≡1 (mod pq) が言えるので、標記の命題は言えると思うのですが pまたはqのいずれか一方がnと互いに素でないとき n^{(p-1)(q-1)}≡1 (mod pq)は言えないものの n^{(p-1)(q-1)+1}≡n (mod pq)は言えてしまっているように思えます (私がやったケースはp=3,q=11の場合です)。 これは正しいのでしょうか? 正しいとしたら何故ですか?

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.6

p と q が互いに素なので、 与式が mod pq で成立することは、 同じ式が mod p と mod q の両方で成立する ことと同値です。 p と q が素数であることから、 n は、p,q それぞれについて、 割り切れるか、互いに素であるか のどちらかです。 n が p の倍数である場合、 両辺が ≡0 (mod p) になるので、 与式は mod p で成立します。 n が p と素な場合、 (n の q-1 乗) も p と素なので、 フェルマーの小定理より、 (n の q-1 乗) の p-1 乗 ≡ 1 (mod p) です。 両辺に n を掛ければ、 与式が mod p で成立することが解ります。 mod q についても、同様。

sak_sak
質問者

補足

何度も回答いただき、ありがとうございます。 最後の「両辺に n を掛ければ」が分かりません。 今回の私の質問は{(p-1)(q-1)+1}乗でしたが (p-1)(q-1)乗の場合はどうすれば良いのでしょう? pqで割った余りは1になってしまいませんか?

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その他の回答 (10)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.11

p と q が互いに素でありさえすれば、 (A≡B mod pq) ⇔ (A≡B mod p かつ A≡B mod q) は、成り立ちます。 (n が p と素でない) ⇒ (n は p の倍数) を言うためには、p が素数であることを使います。 q についても同様。

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.10

n を掛けた意味は、No.7 に書いたとおり、 左辺の指数を +1 して与式に合わせただけです。 他意はありません。 No.6 の冒頭に書いた「等式が mod pq で成立 ⇔ 同式が mod p と mod q で成立」を 吟味してみて下さい。 No.6 No.7 ともに、コレを基本方針としています。 No.9 補足については、先の繰り返しになりますが、 p と q が素数であることから、 n が pq と素でなければ、 n は、p または q の倍数です。 n が p の倍数であれば、≡n (mod p) と ≡0 (mod p) は同値なので、 n×0 で悩む必要は、ないのです。 q の倍数についても同様。

sak_sak
質問者

補足

ありがとうございました。 「≡n」を「n余る」のように思い込んでいました。 pとqが互いに素でありさえすれば、素数でなくても成り立つのでしょうか?

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.9

ホントだ。 「p と q は互いに素」って、書いてない。 これは仮定しないと、成り立たないですね。

sak_sak
質問者

補足

すみません、忘れていました。 p≠qの前提でお願いします。

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.8

(a, b), (c, d) ∈ { 0, ..., p-1 } × { 0, ..., q-1 } に対し (a, b) + (c, d) = ((a+c) mod p, (b+d) mod q), (a, b) ・ (c, d) = (ac mod p, bd mod q) で + と ・ を導入すると, 写像 f: x → (x mod p, x mod q) は { 0, ..., pq-1 } から { 0, ..., p-1 } × { 0, ..., q-1 } への同型写像. そして Chinese Reminder Theorem からこの写像は全単射なので結局 n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod pq) iff n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod p) & n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod q). 右は簡単. ああ, p = q だと破綻するので p ≠ q も条件に入れないとダメじゃない?

sak_sak
質問者

お礼

補足の補足です。 p≠qでお願いします。 >n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod p) >n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod q) どちらか一方は0だと思うのですが…。

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 すみません、高度すぎて 同型写像,iff,&などの用語、 また「結局」となる理由が分からないです。

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.7

> 最後の「両辺に n を掛ければ」が分かりません。 n の (q-1)(p-1) 乗 ≡ 1 (mod p) ←[1] の両辺に n を掛けると、 n の { (q-1)(p-1)+1 } 乗 ≡ n (mod p) ←[2] になると思いますが… 難しいでしょうか。 No.6 では、「n が p と素な場合」に [1][2] を示しています。 「n が p の倍数である場合」には、[1] を経由せず、直接 [2] です。 n が p と素、かつ、n が q と素 であれば、[1] から n の (q-1)(p-1) 乗 ≡ 1 (mod pq) を示すことができますが、 質問の仮定は、 > p または q のいずれか一方が n と互いに素でないとき でしたよね?

sak_sak
質問者

お礼

補足の補足です。 うまく私の意図が伝わらなかったと思うので…要点は以下の通りです。 pがnと互いに素であり、qがnと互いに素でないとき  n^(q-1)(p-1) ≡ 1 (mod p)  n^(q-1)(p-1) ≡ 0 (mod q)なのに  n^(q-1)(p-1) ≡ 1 (mod pq) とは言えない。 となるのに  n^{(q-1)(p-1)+1} ≡ n (mod p)と  n^{(q-1)(p-1)+1} ≡ 0 (mod q)から  n^{(q-1)(p-1)+1} ≡ n (mod pq) が言える。 という論法だと思うのですが、この違いは何なのですか? nをかけたことで何が変わったのでしょうか?

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >難しいでしょうか。 それは分かるのですが、 pで割った余りがnと合同になることは pqで割った余りがnと合同になることと同値なのでしょうか? 同値でないとしたら、何のためにnをかけたのかわかりません。

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

p, q が素数のとき写像 f: { 0, 1, ... , pq-1 } → { 0, 1, ..., p-1 } × { 0, 1, ..., q-1 }, x → (x mod p, x mod q) を考えるといいような気がする.

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 具体的にどうすれば良いのでしょうか?

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  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.4

簡単な例として、n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod pq)が n = pの場合に成り立つ事を示します。 まずはじめにp^m ≡ p (mod pq)となるmの条件を考えます。 p^m ≡ p (mod pq)が成り立つなら、これを変形して p^m - p ≡ 0 (mod pq) ∴ p(p^(m-1) - 1) ≡ 0 (mod pq) となります。 つまりp(p^(m-1) - 1)はpqで割り切れます(つまりpqの倍数)。 p(p^(m-1) - 1)の左の因数がpなので、右の因数(p^(m-1) - 1)が素因数qを持たないと、 p(p^(m-1) - 1)はpqの倍数になりません。 よって p^(m-1) - 1 ≡ 0 (mod q) ∴ p^(m-1) ≡ 1 (mod q) となります。 よってp^(m-1) ≡ 1 (mod q)となる mの条件を考えればよいことになります。 ここでFermatの小定理から、m-1 = q-1のときに p^(m-1) ≡ p^(q-1) ≡ 1 (mod q) となる事が分かります。同様にm-1 = k(q-1)の時も(kは整数) p^(m-1) ≡ (p^(q-1))^k ≡ 1 (mod q)が成り立ちます。 以上よりm = k(q-1) + 1の時(つまりmが「(q-1)の倍数 + 1」の時)、 p^m ≡ p (mod pq)が成り立ちます。 よってmが(p-1)(q-1) + 1の時、 これもやはりmが「(q-1)の倍数 + 1」の形になっているので p^m ≡ p (mod pq)が成り立つことになります。 つまりn^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod pq)はn = pでも成り立つ事になります。 n = qの場合や、nがpの倍数、qの倍数の場合の時も同様の方法で示せます。

参考URL:
http://pgp.iijlab.net/crypt/rsa.html
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  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.3

ANo.1ですが、ANo.1の回答内容は間違ってました。 > Fermatの小定理と似た、「オイラーの定理」というものがあります。 > そちらを調べてみてください。 ここが誤りです。 オイラーの定理を使っても質問者さんの疑問は解決しません。 申し訳ありませんでした。 もし、以前示した方法を思い出したら、また書きます。

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  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.2

ANo.1ですが、言い忘れた事がありました。 n^{(p-1)(q-1)+1} ≡ n (mod pq)という式は、 暗号化に用いられています。 RSA暗号という方式では、この式を使って暗号化・復号化をしています。 なのでそちらの方面から調べてみるのもよいかもしれません。

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 正にRSA暗号の勉強中なんです。

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  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.1

> p,qが素数のときn^{(p-1)(q-1)+1}≡n (mod pq)になりますか? 正しいです。 > n^{(p-1)(q-1)}≡1 (mod pq)は言えないものの > n^{(p-1)(q-1)+1}≡n (mod pq)は言えてしまっているように思えます n^{(p-1)(q-1)} ≡ 1 (mod pq)とならなくても、 もしnx ≡ 1 (mod pq)となるような整数xが存在すれば、 n^{(p-1)(q-1)}≡x (mod pq) ↓ n^{(p-1)(q-1)+1}≡ nx ≡ 1 (mod pq) となります。 > これは正しいのでしょうか? > 正しいとしたら何故ですか? Fermatの小定理と似た、「オイラーの定理」というものがあります。 そちらを調べてみてください。 オイラーの定理無しでも示す事ができたような気がするのですが、 どうやったか忘れてしまいました。

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