1、平安時代の文化の中からその例を一つ上げ説明せよ
飛鳥・奈良時代より大陸文化の吸収に努めてきた日本では、大陸文化形式による文化的表現を行うようになってきた。その一つに「漢字」「漢文」がある。その影響を少なからずも受けたのが所謂「国風文化」であり、10世紀頃に芽生えたものである。国風文化はこれまでに長い間大陸文化を摂取してきて、これを自らのものとして駆使するに至ったものである。10世紀の初め唐が滅亡し、ついで朝鮮半島でも新羅にかわって高麗が建国したが、このような政治情勢のもとで大陸から文化的な強い影響を受けることがなかったことも関係があったと思われる。その国風文化の中で「仮名」が生まれた。仮名の成立は国風文化の形成を象徴するものである。もともと漢文は日本の言語と関係のない文章表現であったが、その漢字を使って日本の言語を表現する手法はすでに万葉仮名として使われていた。この手法の延長線上で字形が工夫されてきたのである。片仮名は仏典などの漢字を読む際に便宜的に使われ始めていた。また万葉仮名を記すにあたって漢字を草体に崩した草仮名が使われ始めていたが、両者ともしだいに整理され、草仮名の系が平仮名になって、10世紀初期には仮名が成立した。905年に撰上された最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』が仮名で記されていたことは、仮名が勅撰集に用いられたということで歴史的意義をもつものである。
2、現在のわれわれの生活・文化の中からその例を一つ上げ説明せよ
明治時代から現代にかけ、日本は積極的に外国の文化を受け入れている。その一つとして「英語」が挙げられるが、日本人がそれをアレンジし、所謂「和製英語」が誕生した。和製英語とは、英語の単語を組み合わせることにより造られた、英語風に聞こえるが英語のネイティブスピーカーには通じない外来語の語句・表現の事である。日本ではジャパニーズイングリッシュとも呼ばれる。ほんの一例を挙げれば「アフターサービス」「モーニングコール」「キャッチコピー」「オーダーメイド」「ノートパソコン」「スキンシップ」「ファミリーレストラン」等がある。これらの言葉は実際日本に逗留していない欧米人には通じない。完全な日本における造語である。
教科書を学校に忘れたらダメだよ(笑)
補足
すいません プリントに2、3行しかなく ここまで、入らないです あと、高2なので ここまで難しいのを書いたら 先生に、「え?どんだけ説明うまいんだよ」と 思われきついです 先生は、答えられない、読めないで 正座、職員室呼び出しなので できるだけ、わかりやすくなおかつ簡単にでお願いします