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購買力平価と為替リスクについて
- 質問文章の要点は、購買力平価と為替リスクに関する内容です。
- 購買力平価が外債特有のリスクをもたらし、これを『交換リスク』と呼びます。
- 為替相場変動は交換リスクを構成し、購買力平価からの偏差が重要な要素となります。
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(訳) 話を簡単にするために、インフレと国内外の金利が等しく、為替レートが初めは購買力平価にあると仮定しよう。 この場合、外債を保有することにより増加した期待収益を暗示する外貨の予想される通貨高が発生する。 しかしながら、国内債に対する実質予想収益率が購買力平価からのこのようなかい離によって影響されないことが購買力平価からの予想されるかい離の変化によってもたらされる外債特有のリスクを引き起こす。すなわち、購買力平価からのかい離を引き起こす為替レートの変化が「為替リスク」と呼ばれる対外投資特有のリスクを構成する。 為替レート変化はそれらが購買力平価からのかい離を表すという程度しか為替リスクを引き起こさない。もし 為替レート変化率が、購買力平価が持続するのを保証するのであれば、それらは為替リスクを構成しない。 それゆえ、理論的には、為替レートの変動は為替リスクの不正確な物差しなのである。購買力平価周辺の為替レートの変動こそ為替リスクを構成するものなのである。 <注> The expected real rate of return on domestic bond is, however, unaffected by such deviation from PPP..... は The fact that the expected real rate of return on domestic bond is, however, unaffected by such deviation from PPP.....とならないと文法的に causes の主語がなくなりおかしいと思うのですが。 また If exchange rate change rate ensure that PPP holds, の部分も If exchange rate change rates ensure..... か If exchange rate change rate ensures..... でなければ文法的にはおかしいように思えます。
お礼
いつも丁寧な訳を載せていただき、本当にありがとうございます。 ご指摘の部分については、もう一度確認してみます。