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「厳密さ」と「分かりやすさ」のどちらを採用しますか?
「厳密さ」と「分かりやすさ」のどちらを採用しますか? 自分は、ここのサイトで、幾度となく質問を提出しました。 そこで、いくつもの回答をいただくのですが、自分から見て、難解な言葉で説明している事が少なくありません。 とびっきり難解な回答をする回答者に、分かりやすく説明する様にお願いした事があります。 その時の返答が次の様な趣旨でした。「分かりやすい言葉を用いる事は、誤解を招く事である。」 私は、「分からないで立ち止まるより、誤解でも前に進んだ方がよい。」と返事したのですが、 その回答者様から、返答はありませんでした。 哲学者の長谷川宏氏も、分かりやすく哲学を説明する事に力点を置いているということを、その著書で書いています。 例えば、最初にデカルトの著書を訳した人を「方法叙説」を「方法の話」とした方が良かったと非難しています。 言葉は、事象そのものではありません。事象にラベルを貼り、そのラベルを用いて思考する。 言葉とは、そういう物だと思います。 厳密な言葉を用いるにせよ、言葉を用いるなら、事象そのものとのズレは避けられません。 それなら、やさしい言葉を用いる。やさしい言葉の中でも事象とズレの少ない言葉を選んで説明する。 その方が、遙かに良いと思っています。 自分は、分かりやすさを支持する立場なので、どうしても、そちらに誘導する表現をしがちなのですが、それを認識した上で、私の言いたい趣旨を批判する姿勢も持ち合わせた上で、回答お願いします。 長谷川宏 wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%AE%8F
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- booter
- ベストアンサー率34% (269/769)
分かりやすさを支持します。 ウサイン・ボルトは速く走る事もできますが、周囲の足の遅い人に合わせて歩く事もできます。 同じく本当に難解な事を理解されている方は、周囲の人間に分かりやすく説明する事ができるでしょう。 最初分かりやすく説明した上で、「ただ、誤解を招かないように正確に言えば、この事のこの部分の詳細についてはこう言う事なんですよ」と釘を刺せばOKだと思っています。
- Directio
- ベストアンサー率13% (8/58)
「私の言いたい趣旨を批判する姿勢も持ち合わせた上で、回答お願いします」という前提から逸れてしまいかもしれませんが、私は基本的にはkunobouさんの意見に賛同します。 ただ、「『厳密さ』と『分かりやすさ』のどちらを採用しますか?」という問いの立て方に引っかかりました。これではどちらか一方しか採用できないような印象を受けてしまいます。私はこれらは両立するものだと思っています。 むしろ、書き手が本当にわかっていて、それを読者に伝える気があるのであれば、それを分かりやすく書くべきであり、それができないということは書き手の方に(本当は理解していない、読み手の立場に立って考えることができない、等の)問題があるのだと私は思っています。