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アメリカ入国時に放棄する権利とは?
- アメリカに入国する際に、入国審査と税関の申告書にサインすることで「ある権利を放棄することに同意した」という意味になる。
- 詳しい内容は不明だが、長谷川滋利氏の著書にはアメリカ入国時に放棄する権利について言及されている。
- 初めての海外旅行でアメリカへ行く予定だが、この権利の放棄に関して詳しく知りたい。
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米国ビザ保持者です。 #1さんが書かれている通りですが、これを言い換えると 「 裁判する権利 」を放棄することになります。ご存知の通り 米国は訴訟社会ですから、どんなことでも自己の不利益になる ことに関しては裁判に打って出るのが常識です。 これは入国審査に関してもそうで、ビザを所有している人は 係官に入国を拒否されたら、異議申し立てが可能です。居所と 行動の自由は制限されますが、とりあえず米国に入国して裁判を 起こすことが可能です。そのため、ビザあり入国の際に記入する I-94 という書類には、サイン欄がありません。 ところが、ビザなし入国書類の I-94W では、その裁判の 権利を放棄することが、入国の条件となっています。そのため、 係官が入国を拒否したら、強制送還しか道はありません。 そういう意味で、長谷川氏の著書は多少、言葉足らずでも あります。長谷川氏が米国に入国するときは、必ずビザあり 入国になります。※すでにグリーンカードを取得済みのはず なので、現在はビザあり入国ですらない。 となると、長谷川氏が記入する入国書類には、前述の通り サイン欄はありません。おそらく長谷川氏は、自身のような ビザを持つ日本人を少数派と考え、一般的なビザなし入国の 観光客を念頭に、その文章を書いたものと思われます。
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- jayoosan
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抗議する権利です。 署名欄のすぐ上には、次のように書いてあります。 ----------------------------------- 権利の放棄:私は私の入国許可の可否についての入国審査官の決定に対する再審理のいかなる権利または抗議のいかなり権利をも、また亡命の申請事由を除き強制退去に対し抗議するいかなる権利もここに放棄します。 宣言:私は本書式すべての質問並びに記述事項を読み、かつ理解したことをここに証明します。私の回答は私の知る限りすべて真実であり正しいものであります。 -----------------------------------
お礼
詳細な解説誠にありがとうございました。 大変参考になりました。 貴方のご指摘を肝に銘じてアメリカに行ってきます。